
第87回 珪藻土塗りの体験
塗ってきました、珪藻土。
コスト減のために、プライベートスペースである一階の壁は自分たちで塗ることにしたので真剣です。
↓妻がウェブで見つけてきた体験会。
http://www.samejima.co.jp/index.php
色々と話しも聞けて、参考になりました。
何よりも、素人でもそこそこに壁塗りできるもんだ、ということが実感できたのが最大の収穫。
日本には30社くらいの珪藻土壁塗材メーカーがあるそうです。
珪藻土そのものは、珪藻(植物性プランクトン)が長年かけて海底や湖底にたまったモノが化石化したもので国内各地で案出されるのだそうです。
↓これが珪藻土の原料。

基本的には、この石を粉々に砕くと、それが珪藻土の塗り壁材。
ただし、それだけだと塗っても壁に張り付かないし、ちゃんと固まらないので色々と混ぜモノをします。
そこがいろんなメーカーがあるゆえんで、各社のノウハウがあるようです。
今回、壁塗り体験に参加したところの珪藻土は、樹脂やセメントを一切使用せず、配合された粘土の粘着力だけで保たせているそうです。
バーナーで焼いても、焦げるだけで変な臭いも一切ありませんでした。
その分、他社製品にくらべてはがれや欠けがおきやすく、強度は少し劣るとのことです。
それと、珪藻土も産出地によって性状が違うとのこと。
このメーカーでは北海道産の珪藻土を使用。
北海道産の珪藻土は微細な穴のサイズが、ちょうど、吸湿放湿に最適なのだそうです。
さて、まず施工の第一段階は、下地処理。
実際の壁塗り作業以上に時間を喰い、さらには、塗り作業よりも仕上げに影響するという説明でした。
とにかく、しっかりと下地処理をすること!
ビスや釘の頭はパテでカバーし、下地材(石膏ボード)の継目には網目テープ(正式名称忘れた)を貼ってその上からパテ塗り。
↓下地処理

パテは一日程度で乾くので、翌日から珪藻土を塗ること。
珪藻土は、バケツで水と、充ーーーーー分に混ぜること。
↓混ぜ方にも細かいノウハウが・・・・・・・

↓講師の方のお手本

↓子供部屋は自分で塗ってもらおうかな

↓塗り広げます

↓これは櫛目仕上げ・・・・色々な仕上げ方を教わりました

この珪藻土は自然素材のみなので、硬くなってきたら霧吹きで水を吸わせるとまた柔らかくなって、表面処理などがしやすくなり、素人には扱いやすそうです。
標準施工厚は2mmなのだそうです。
が、素人にいきなり2mmで塗れ!といっても、それは ムリ
実際にやってみて、2mmって意外と厚いことに少しびっくりしました。
素人の場合は大体のひとが、薄めになってしまうそうです。
ちなみに、2mmはあくまで目安なので、それ以上に厚く塗ってもかまいません。
が、ひび割れやはがれが起きやすくなるそうです。
また、珪藻土にワラ等を混ぜて塗るのも全然オッケー、とのことでした。
養生(マスキング)は、塗り厚が2mmなのを考慮して、床などは壁から2mm離してテープを貼るそうです。
また、養生テープは、壁が乾く前に、一面塗りおえたらすぐにはがすこと。
乾いてからだと、テープといっしょにポロポロと壁もはがれてしまう・・ことがある、そうです。
乾燥は大体2日がめど。
あまり時間がかかると、希にカビることがあるそうです。
カビた場合は、カビキラー!
さて、気になるお値段。
下地処理用のパテ 1袋で5kg入り=約40平方米 ¥5,000-
網目テープ 1本150m=約100平方米 ¥2,500-
珪藻土(リターナブルパウダー)
1袋で8kg入り=約6.6平方米 ¥13,200-
一階の施工面積(壁面積)は目分量でだいたい100平米強程度なので
5000円×3+2500円+13,200円×16=¥228,700-
施工にはコテだとかの道具が必要だが、これは上記会社でレンタルもしていて、基本セットが2泊3日で¥2,100-。一日延長で¥525-。
↓レンタルセット

大体23万円くらいはかかるということか・・・。
自分でやっても、意外と高いもんなのね。
ネットで探せばもっと安い珪藻土ってありそうだけど、品質がわからんしなぁ。
FC2 Blog Ranking ←ブログランキング ぽちっとな

にほんブログ村 一戸建注文住宅 にほんブログ村 自然素材住宅

塗ってきました、珪藻土。
コスト減のために、プライベートスペースである一階の壁は自分たちで塗ることにしたので真剣です。
↓妻がウェブで見つけてきた体験会。
http://www.samejima.co.jp/index.php
色々と話しも聞けて、参考になりました。
何よりも、素人でもそこそこに壁塗りできるもんだ、ということが実感できたのが最大の収穫。
日本には30社くらいの珪藻土壁塗材メーカーがあるそうです。
珪藻土そのものは、珪藻(植物性プランクトン)が長年かけて海底や湖底にたまったモノが化石化したもので国内各地で案出されるのだそうです。
↓これが珪藻土の原料。

基本的には、この石を粉々に砕くと、それが珪藻土の塗り壁材。
ただし、それだけだと塗っても壁に張り付かないし、ちゃんと固まらないので色々と混ぜモノをします。
そこがいろんなメーカーがあるゆえんで、各社のノウハウがあるようです。
今回、壁塗り体験に参加したところの珪藻土は、樹脂やセメントを一切使用せず、配合された粘土の粘着力だけで保たせているそうです。
バーナーで焼いても、焦げるだけで変な臭いも一切ありませんでした。
その分、他社製品にくらべてはがれや欠けがおきやすく、強度は少し劣るとのことです。
それと、珪藻土も産出地によって性状が違うとのこと。
このメーカーでは北海道産の珪藻土を使用。
北海道産の珪藻土は微細な穴のサイズが、ちょうど、吸湿放湿に最適なのだそうです。
さて、まず施工の第一段階は、下地処理。
実際の壁塗り作業以上に時間を喰い、さらには、塗り作業よりも仕上げに影響するという説明でした。
とにかく、しっかりと下地処理をすること!
ビスや釘の頭はパテでカバーし、下地材(石膏ボード)の継目には網目テープ(正式名称忘れた)を貼ってその上からパテ塗り。
↓下地処理

パテは一日程度で乾くので、翌日から珪藻土を塗ること。
珪藻土は、バケツで水と、充ーーーーー分に混ぜること。
↓混ぜ方にも細かいノウハウが・・・・・・・

↓講師の方のお手本

↓子供部屋は自分で塗ってもらおうかな

↓塗り広げます

↓これは櫛目仕上げ・・・・色々な仕上げ方を教わりました

この珪藻土は自然素材のみなので、硬くなってきたら霧吹きで水を吸わせるとまた柔らかくなって、表面処理などがしやすくなり、素人には扱いやすそうです。
標準施工厚は2mmなのだそうです。
が、素人にいきなり2mmで塗れ!といっても、それは ムリ
実際にやってみて、2mmって意外と厚いことに少しびっくりしました。
素人の場合は大体のひとが、薄めになってしまうそうです。
ちなみに、2mmはあくまで目安なので、それ以上に厚く塗ってもかまいません。
が、ひび割れやはがれが起きやすくなるそうです。
また、珪藻土にワラ等を混ぜて塗るのも全然オッケー、とのことでした。
養生(マスキング)は、塗り厚が2mmなのを考慮して、床などは壁から2mm離してテープを貼るそうです。
また、養生テープは、壁が乾く前に、一面塗りおえたらすぐにはがすこと。
乾いてからだと、テープといっしょにポロポロと壁もはがれてしまう・・ことがある、そうです。
乾燥は大体2日がめど。
あまり時間がかかると、希にカビることがあるそうです。
カビた場合は、カビキラー!
さて、気になるお値段。
下地処理用のパテ 1袋で5kg入り=約40平方米 ¥5,000-
網目テープ 1本150m=約100平方米 ¥2,500-
珪藻土(リターナブルパウダー)
1袋で8kg入り=約6.6平方米 ¥13,200-
一階の施工面積(壁面積)は目分量でだいたい100平米強程度なので
5000円×3+2500円+13,200円×16=¥228,700-
施工にはコテだとかの道具が必要だが、これは上記会社でレンタルもしていて、基本セットが2泊3日で¥2,100-。一日延長で¥525-。
↓レンタルセット

大体23万円くらいはかかるということか・・・。
自分でやっても、意外と高いもんなのね。
ネットで探せばもっと安い珪藻土ってありそうだけど、品質がわからんしなぁ。
FC2 Blog Ranking ←ブログランキング ぽちっとな

にほんブログ村 一戸建注文住宅 にほんブログ村 自然素材住宅


スポンサーサイト


