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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

パン・ピザを焼くための自作粘土窯(のフレーム)を補修

第742回 パン・ピザを焼くための自作製粘土窯(のフレーム)を補修

自作粘土窯補修のつづき。

窯を使うときは、中で薪をガンガン燃やして300度以上に加熱します。
窯本体は粘土だし、扉も耐火性の珪カル板なので燃える心配はないのですが、
一箇所だけ、抜かったところがありました。

窯の内部が300度以上になると、窯の外側も結構高温になるのですが、
触れないほどではない。
せいぜい60~70度といったところ。
なので、屋根を載せているフレームは木製で問題ないはずだったのですが・・・・

窯口だけは、窯内部からの放射熱が直に当たるので、
とんでもなく高温になってしまうことは、窯を作ったときは気が回らなかった。

窯の上に掛かっている屋根を支える木製フレームの一部が、窯口の前を横に走っていて、
窯口の扉をささえる役目も果たしています。

この横木が熱でやられました。

201605 粘土窯の補修 窯口の横木が炭化
↑窯口からの熱でやられた横木。

この横木は、扉を支える役割も果たしているので、
無くすわけにはいきません。

201605 粘土窯の補修 窯口横木の炭化状態
↑横木を取り外したところ。すでに断面は1/3くらいになっている。

窯口からの熱から木材を守ればよいのではないかと思い、
一時は木材の上に珪カル板を載せるような構造も考えましたが、
下の火室で火を燃やしているときには、下からの熱も受けることを考えると
それじゃまた、燃えちゃう。

熱に強い素材で、かつ、サイズの加工が容易で安価で、
さらには、棒状にしたときにも、それなりの強度があるもの・・・・

というような条件を考えながら何度かホームセンターをうろついた結果、
軽量鉄骨を使ってみることにしました。

45mm×64mmのロ型。
長さ2.7mのものが千円以下。

カットはグラインダーでできると思いますが、
ネジ孔をうまく開けることができるか、ちょっと不安。

201605 粘土釜の補修 軽量鉄骨を切断
↑軽量鉄骨をグラインダーでカット。

正月に特価で買ったバッテリードリルの性能が良かったのか、
あっけなく孔が開きました。
素材は厚さ1mmくらいの金属・・・・・鋼?

201605 粘土窯の補修 軽量鉄骨に穴あけ
↑あっけなく孔が開きました。

上面には大きめの孔を開けて、ドライバーが通るように。

軽量鉄骨の厚みに合わせて、支持材の位置を変えて、
木ねじで固定します。

201605 粘土窯の補修 軽量鉄骨固定
↑木ねじで軽量鉄骨を固定。

使いやすさなどを考えて、軽量鉄骨の上に珪カル板を置くことにします。
こちらは、針金で固定します。

201605 粘土窯の補修 軽量鉄骨の珪カル板
↑軽量鉄骨の固定状況。

201605 粘土窯の補修 窯口の補修完了しました
↑窯本体と、屋根のフレームの補修完了。

最後に、窯口の扉のクラックを補修します。

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