
第64回 へっつい窯の詳細
10月末に、へっつい窯の材料となる粘土を採取してきて、何度か焼結試験を行ったことはこれまで報告してきた。
ワラなんかを混ぜて発酵させてみる試験がまだだけど、これまでの試験で、まあまあ使えそうだということが判った。
で、雪解け後の本格採取と発酵試験に向けて、へっつい窯をどんな構造にするか、少し詳しく考えてみた。
いろんなサイトを参考にさせてもらったが、最も触発されたのがこちら
↓粘土でへっついを作り、連続燃焼方式のオーブンとしても利用し、パンも焼いている。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~chankoko/chanpanoven.htm
文献としては
「石釜の作り方 楽しみ方 おいしいアース・ライフへ」
須藤章・岡佳子 著 農文協
「にわメシ」のために、お湯を沸かしたり、フライパンをふるったりできるように、直火調理用のへっついも設置。その熱をオーブンにも利用できる構造を考えてみた。
↓へっつい窯の設計イメージ

土台部分は軽量ブロックを何段か積み上げ、その上にコンクリ板とか鉄板か何かを置いて、さらい耐火レンガを並べるという方法を予定。
これだと、薪を下にストックできる。
しかし、見た目的には、手作り感あふれる割栗石の練り積みというのも捨てがたい。
オーブンとしては、庫内をぐるりと火が回って、まんべんなく庫内が加熱されるのが良いのだが、火の勢いが弱いうちは横に火(排気)を走らせるのは難しい気がするので、最初はダイレクトに煙突に抜け、火勢が増してきたら鉄板をセットして、火がオーブンをまんべんなく暖めるように、考えてみたのだが、どうだろうか。
↓ 火勢が強くなったら第2火室に鉄板を敷いて、第2火室を加熱する・・・・・・

連続燃焼式は下火の効きがイマイチと言われるそうだが、鉄板に上に耐火レンガなんかを並べれば、少しはカバーできるのではないだろうか。
もしかすると、へっつい(第一火室)とオーブン(第2火室)の段差を、もっと付けた方が排気がスムーズに行くかもしれない。
少なくとも第一火室と第2火室を結ぶ穴の上端が、へっついの焚口の上端よりも充分に上になるように気を付けねば。
それと、煙突を横出しではなく、まっすぐ天井から上に抜いた方が良いかも。
第2火室の天井が真っ平らなのも、排気のためには良くないなぁ。
へっついを使わない(直火料理はせず、オーブンでピザとかパンを焼くだけの)場合は、第一火室は使わずに、第2火室で直接、火を焚いて、オーブンとしてだけ使うことも可能。
その時は、第2火室に鉄板をセットして、その上に耐火レンガを並べると一般的な(連続燃焼方式ではない)オーブンとだいたい同じ感じで使えるんじゃないかと思うが、そう上手くいくかどうか。
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10月末に、へっつい窯の材料となる粘土を採取してきて、何度か焼結試験を行ったことはこれまで報告してきた。
ワラなんかを混ぜて発酵させてみる試験がまだだけど、これまでの試験で、まあまあ使えそうだということが判った。
で、雪解け後の本格採取と発酵試験に向けて、へっつい窯をどんな構造にするか、少し詳しく考えてみた。
いろんなサイトを参考にさせてもらったが、最も触発されたのがこちら
↓粘土でへっついを作り、連続燃焼方式のオーブンとしても利用し、パンも焼いている。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~chankoko/chanpanoven.htm
文献としては
「石釜の作り方 楽しみ方 おいしいアース・ライフへ」
須藤章・岡佳子 著 農文協
「にわメシ」のために、お湯を沸かしたり、フライパンをふるったりできるように、直火調理用のへっついも設置。その熱をオーブンにも利用できる構造を考えてみた。
↓へっつい窯の設計イメージ

土台部分は軽量ブロックを何段か積み上げ、その上にコンクリ板とか鉄板か何かを置いて、さらい耐火レンガを並べるという方法を予定。
これだと、薪を下にストックできる。
しかし、見た目的には、手作り感あふれる割栗石の練り積みというのも捨てがたい。
オーブンとしては、庫内をぐるりと火が回って、まんべんなく庫内が加熱されるのが良いのだが、火の勢いが弱いうちは横に火(排気)を走らせるのは難しい気がするので、最初はダイレクトに煙突に抜け、火勢が増してきたら鉄板をセットして、火がオーブンをまんべんなく暖めるように、考えてみたのだが、どうだろうか。
↓ 火勢が強くなったら第2火室に鉄板を敷いて、第2火室を加熱する・・・・・・

連続燃焼式は下火の効きがイマイチと言われるそうだが、鉄板に上に耐火レンガなんかを並べれば、少しはカバーできるのではないだろうか。
もしかすると、へっつい(第一火室)とオーブン(第2火室)の段差を、もっと付けた方が排気がスムーズに行くかもしれない。
少なくとも第一火室と第2火室を結ぶ穴の上端が、へっついの焚口の上端よりも充分に上になるように気を付けねば。
それと、煙突を横出しではなく、まっすぐ天井から上に抜いた方が良いかも。
第2火室の天井が真っ平らなのも、排気のためには良くないなぁ。
へっついを使わない(直火料理はせず、オーブンでピザとかパンを焼くだけの)場合は、第一火室は使わずに、第2火室で直接、火を焚いて、オーブンとしてだけ使うことも可能。
その時は、第2火室に鉄板をセットして、その上に耐火レンガを並べると一般的な(連続燃焼方式ではない)オーブンとだいたい同じ感じで使えるんじゃないかと思うが、そう上手くいくかどうか。
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