
第547回 薪ストーブの外気導入管についての質問に答える
読者の方から、我が家のペレット兼用薪ストーブの外気導入について質問をいくつか頂きました。
これまでは、コメント欄でやりとりしてましたが、
過去にキチンと整理して掲載した記憶のないことについてのご質問もあったので、
せっかくなので、記事にしてみます。
(「もん」さん、質問、活用させていただきます。 m(_ _)m )
我が家は、一応、高気密仕様の住宅です。
ですから、24時間換気をオンにするだけで室内は結構な負圧になります
(換気装置で室内の空気を排出するので、室外よりも気圧が低い状態になる)
よって、家の各所に設けた換気口から、外の空気を吸い込んでいます。
一方、薪ストーブは、煙突という大穴を介して室外とツーツーに繋がっております。
ということで、放っておくと、ストーブの排気をするはずの煙突は、逆に室外の空気を室内に取り入れる
換気口としても働いてしまうことになるんですね。
↑すいませんね、イロハのイで。達人の皆様はスルーしてください。
薪ストーブは、一般的には室内の空気を吸い込んで薪を燃やしますが、
高気密、24時間換気の家では(あるいは、普通の家でも、台所とかで換気扇回した時とか)
上述の理由により、ストーブが室内の空気を吸い込めないので、うまく燃焼しないことが
多々あります。
ていうか、逆に、室内の空気を吸って薪をも燃やすどころか、
煙突から空気を吸い込んで、燃えた煙を室内に吐き出すこともままあり。
(逆流っていうヤツですな)。
ということで、高気密住宅に薪ストーブを設置する時には、
外気を直接ストーブに供給する、外気導入管を設置することが、ベターだと思っております。

↑我が家の薪ストーブの外気導入管。銀色のがそうです。
ストーブ側の取り付け穴が、管の塩ビパイプよりも細いのと、ストーブが完全固定ではないため、
管とストーブとの繋ぎの部分はアルミ蛇腹のフレキシブルな管を使ってます。
なお、これは建築途中の写真。
一昔前の薪ストーブには、外気導入管をセットできる機能なんて、ほとんどなかったようですが
最近は、有名メーカーストーブにもこの機能ついているようですね。
で、いただいた質問は
薪ストーブを焚くのはたまになので、薪を燃やしていない時は外気導入管を通じて
冷たい外気が入ってくるのではないかと心配であるが、どうか?
というものでした。
我が家の外気導入管は、塩化ビニールの管に断熱材を巻き巻きしたもの。

↑我が家の外気導入管。銀色のやつがそう。
※雑然としすぎ(^^;;; 一階の土間玄関横の物置スペースです・・・。
ストーブ燃焼時には必ず外気=冷気が入ってくるので、
その冷気で管や周辺が結露したりしないように断熱材が巻いてあるのだが、
さらに、ストーブを使っていない時には外気が入ってこないように、管を閉鎖するためのバタフライバルブが付いているのだ。
※バタフライバルブっていっても、普通の人にはわかんないでしょうが、
要は、管の中にある金具(金属の板)をグリッと回して空気を行き来を止めてしまう、
弁のようなものとお考えください。

↑赤○部分にバルブ開閉ハンドルが付いている。
アップにすると・・・・

↑外気導入管のバルブ部分をアップ。
この、すぐ右側が家の外壁です。
で、ストーブ設置からすでに4冬を過ごしていますが、
外気導入管からの冷気が気になったことは一度もありません。
ストーブ本体が冷たくなって、結露したということも無いな。
もちろん、ストーブを使っていない時に燃焼室の扉を開けて、
手をかざしてみると外気導入管からの空気の流れをハッキリと感じることができますが、
まあ、ストーブの扉を閉じちゃうと、ストーブから冷気が漏れてくることもないし。
ちなみに、この外気導入管は、全長がだいたい5mくらいかな?
直角の曲りが3カ所ありますが、着火すぐの燃焼が不安定な時も、
問題なく外気を取り込んでくれています。
付けて良かったぁ~。
と、ここまで書いて、過去の写真を発見。
外気導入管の施工途中のものですが、こちらのほうが判りやすい?

↑まだ断熱材を巻いてない状態。
左側が塩ビのパイプ。バルブのユニットと銀テープでつないでありますね。
右側はすぐ外壁です。
なお、外側はこんな感じ。

↑外から見たとこ。
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読者の方から、我が家のペレット兼用薪ストーブの外気導入について質問をいくつか頂きました。
これまでは、コメント欄でやりとりしてましたが、
過去にキチンと整理して掲載した記憶のないことについてのご質問もあったので、
せっかくなので、記事にしてみます。
(「もん」さん、質問、活用させていただきます。 m(_ _)m )
我が家は、一応、高気密仕様の住宅です。
ですから、24時間換気をオンにするだけで室内は結構な負圧になります
(換気装置で室内の空気を排出するので、室外よりも気圧が低い状態になる)
よって、家の各所に設けた換気口から、外の空気を吸い込んでいます。
一方、薪ストーブは、煙突という大穴を介して室外とツーツーに繋がっております。
ということで、放っておくと、ストーブの排気をするはずの煙突は、逆に室外の空気を室内に取り入れる
換気口としても働いてしまうことになるんですね。
↑すいませんね、イロハのイで。達人の皆様はスルーしてください。
薪ストーブは、一般的には室内の空気を吸い込んで薪を燃やしますが、
高気密、24時間換気の家では(あるいは、普通の家でも、台所とかで換気扇回した時とか)
上述の理由により、ストーブが室内の空気を吸い込めないので、うまく燃焼しないことが
多々あります。
ていうか、逆に、室内の空気を吸って薪をも燃やすどころか、
煙突から空気を吸い込んで、燃えた煙を室内に吐き出すこともままあり。
(逆流っていうヤツですな)。
ということで、高気密住宅に薪ストーブを設置する時には、
外気を直接ストーブに供給する、外気導入管を設置することが、ベターだと思っております。

↑我が家の薪ストーブの外気導入管。銀色のがそうです。
ストーブ側の取り付け穴が、管の塩ビパイプよりも細いのと、ストーブが完全固定ではないため、
管とストーブとの繋ぎの部分はアルミ蛇腹のフレキシブルな管を使ってます。
なお、これは建築途中の写真。
一昔前の薪ストーブには、外気導入管をセットできる機能なんて、ほとんどなかったようですが
最近は、有名メーカーストーブにもこの機能ついているようですね。
で、いただいた質問は
薪ストーブを焚くのはたまになので、薪を燃やしていない時は外気導入管を通じて
冷たい外気が入ってくるのではないかと心配であるが、どうか?
というものでした。
我が家の外気導入管は、塩化ビニールの管に断熱材を巻き巻きしたもの。

↑我が家の外気導入管。銀色のやつがそう。
※雑然としすぎ(^^;;; 一階の土間玄関横の物置スペースです・・・。
ストーブ燃焼時には必ず外気=冷気が入ってくるので、
その冷気で管や周辺が結露したりしないように断熱材が巻いてあるのだが、
さらに、ストーブを使っていない時には外気が入ってこないように、管を閉鎖するためのバタフライバルブが付いているのだ。
※バタフライバルブっていっても、普通の人にはわかんないでしょうが、
要は、管の中にある金具(金属の板)をグリッと回して空気を行き来を止めてしまう、
弁のようなものとお考えください。

↑赤○部分にバルブ開閉ハンドルが付いている。
アップにすると・・・・

↑外気導入管のバルブ部分をアップ。
この、すぐ右側が家の外壁です。
で、ストーブ設置からすでに4冬を過ごしていますが、
外気導入管からの冷気が気になったことは一度もありません。
ストーブ本体が冷たくなって、結露したということも無いな。
もちろん、ストーブを使っていない時に燃焼室の扉を開けて、
手をかざしてみると外気導入管からの空気の流れをハッキリと感じることができますが、
まあ、ストーブの扉を閉じちゃうと、ストーブから冷気が漏れてくることもないし。
ちなみに、この外気導入管は、全長がだいたい5mくらいかな?
直角の曲りが3カ所ありますが、着火すぐの燃焼が不安定な時も、
問題なく外気を取り込んでくれています。
付けて良かったぁ~。
と、ここまで書いて、過去の写真を発見。
外気導入管の施工途中のものですが、こちらのほうが判りやすい?

↑まだ断熱材を巻いてない状態。
左側が塩ビのパイプ。バルブのユニットと銀テープでつないでありますね。
右側はすぐ外壁です。
なお、外側はこんな感じ。

↑外から見たとこ。
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