
第445回 へっつい窯 窯口改修作業その2
前回の作業から、およそ1週間経ち、窯口付近に貼り付けた粘土がイイ感じで乾きました。
予定通り、乾燥による収縮割れ目は粘土のブロックの継ぎ目で発生しています。
前回盛った粘土も、乾燥して色が替わり、それまでに積み上げてきた粘土と色の違いが無くなりました。
どこが新しく積んだ粘土だか、判りづらい・・・・・。
↓イイ感じに乾燥。

↓すこし大きめの粘土ブロックも、途中で割れず、ちゃんとブロック継ぎ目が開いています。

一箇所だけ、煙突孔のフチに盛った粘土に、想定外のクラックが発生。
ここは、積んだ粘土にあまり厚みがなく、その割に広いので、後から考えると、いかにも割れそうなところ。
もう少し厚めにしとけばよかったか。
まあ、大勢に影響なし。
↓ここだけ、ブロック途中で割れ目発生。

ということで、これまで積んだ粘土が充分に縮んでいるので、残りの部分にも粘土を積むことに。
改めてネリネリした粘土を、窯口周辺の粘土が抜けている場所に押し込むように、積み上げる。
特に内側の隅の方とか角の部分に粘土が充填されないスキマが出来ないように、慎重に。
ただし、あんまり力任せにグイグイ粘土を押し込むと、粘土アーチを壊してしまいかねないので、そこそこに力の加減が必要。
↓左斜め正面から。

↓右側(西側)。新しい粘土は濃いグレー色。幾何学模様がきれいだが、乾燥すると消えてしまう。

窯口の支保工はまだ外せません。
今回積んだ粘土も、乾燥すると収縮してスキマが開きます。
それではアーチ構造にならないので、そのスキマに粘土を詰め、その粘土が乾燥してようやくアーチ構造が完成となります。
支保工を外すのはそれから。
煙突孔付近は、力のかかり方が複雑そうなのと、前回の盛り厚だと予期せぬクラックが入ることが判ったので、今回は少し厚めに盛ってみました。
↓上から見ると、煙突孔の周辺が、まだ半分ほど残っているのが判る。

↓窯口天井の壁(天井)厚は約10cm。

この程度の天井・壁厚だと、中でガンガン火を焚いた時に外側はどれくらいの温度になるのだろう。
粘土作業が終わったら、今度は屋根をかける予定なのだが、その柱の素材をどうするかで少し悩んでいる。
窯の外側がそれほど高温にならないのであれば、木材(もらっってきた端材)で、柱を立てて、その上にポリカかなにかで屋根を葺けば良いが、窯が高温になるのであれば、安全n上からと金属製の柱が必要かもしれない。
すると、既製品だとサイズにも制限があるし、金属製品はそれなりの価格になる。
そして、ぴかぴかした金属色は、この土製の窯には似合わない。
まあ、この段階で考えても答えは出ない。
粘土作業が終わったら、一度、試験運転も兼ねてパンかピザを焼いてみよう。
その時の窯の外側の温度次第で、柱の素材を考えれば良いか。
さて、これで手元にある粘土はすべて、きれいさっぱり使い切りました。
第2層目の粘土積みは、全体の半分強が終わった感じです。
力の掛かり方が複雑な円と付こう付近が半分と、一番高温になる窯の天井部分が残っています。
次の粘土積みのためには、何がなんでも粘土採取に行って来なければなりません。
ちょっと面倒臭いなあ・・。

FC2 Blog Ranking ←ブログランキング ぽちっとな



前回の作業から、およそ1週間経ち、窯口付近に貼り付けた粘土がイイ感じで乾きました。
予定通り、乾燥による収縮割れ目は粘土のブロックの継ぎ目で発生しています。
前回盛った粘土も、乾燥して色が替わり、それまでに積み上げてきた粘土と色の違いが無くなりました。
どこが新しく積んだ粘土だか、判りづらい・・・・・。
↓イイ感じに乾燥。

↓すこし大きめの粘土ブロックも、途中で割れず、ちゃんとブロック継ぎ目が開いています。

一箇所だけ、煙突孔のフチに盛った粘土に、想定外のクラックが発生。
ここは、積んだ粘土にあまり厚みがなく、その割に広いので、後から考えると、いかにも割れそうなところ。
もう少し厚めにしとけばよかったか。
まあ、大勢に影響なし。
↓ここだけ、ブロック途中で割れ目発生。

ということで、これまで積んだ粘土が充分に縮んでいるので、残りの部分にも粘土を積むことに。
改めてネリネリした粘土を、窯口周辺の粘土が抜けている場所に押し込むように、積み上げる。
特に内側の隅の方とか角の部分に粘土が充填されないスキマが出来ないように、慎重に。
ただし、あんまり力任せにグイグイ粘土を押し込むと、粘土アーチを壊してしまいかねないので、そこそこに力の加減が必要。
↓左斜め正面から。

↓右側(西側)。新しい粘土は濃いグレー色。幾何学模様がきれいだが、乾燥すると消えてしまう。

窯口の支保工はまだ外せません。
今回積んだ粘土も、乾燥すると収縮してスキマが開きます。
それではアーチ構造にならないので、そのスキマに粘土を詰め、その粘土が乾燥してようやくアーチ構造が完成となります。
支保工を外すのはそれから。
煙突孔付近は、力のかかり方が複雑そうなのと、前回の盛り厚だと予期せぬクラックが入ることが判ったので、今回は少し厚めに盛ってみました。
↓上から見ると、煙突孔の周辺が、まだ半分ほど残っているのが判る。

↓窯口天井の壁(天井)厚は約10cm。

この程度の天井・壁厚だと、中でガンガン火を焚いた時に外側はどれくらいの温度になるのだろう。
粘土作業が終わったら、今度は屋根をかける予定なのだが、その柱の素材をどうするかで少し悩んでいる。
窯の外側がそれほど高温にならないのであれば、木材(もらっってきた端材)で、柱を立てて、その上にポリカかなにかで屋根を葺けば良いが、窯が高温になるのであれば、安全n上からと金属製の柱が必要かもしれない。
すると、既製品だとサイズにも制限があるし、金属製品はそれなりの価格になる。
そして、ぴかぴかした金属色は、この土製の窯には似合わない。
まあ、この段階で考えても答えは出ない。
粘土作業が終わったら、一度、試験運転も兼ねてパンかピザを焼いてみよう。
その時の窯の外側の温度次第で、柱の素材を考えれば良いか。
さて、これで手元にある粘土はすべて、きれいさっぱり使い切りました。
第2層目の粘土積みは、全体の半分強が終わった感じです。
力の掛かり方が複雑な円と付こう付近が半分と、一番高温になる窯の天井部分が残っています。
次の粘土積みのためには、何がなんでも粘土採取に行って来なければなりません。
ちょっと面倒臭いなあ・・。

FC2 Blog Ranking ←ブログランキング ぽちっとな



スポンサーサイト


