
第38回 駐車スペースはRC構造に決定
8月から、どうするか検討を続けていた駐車スペースについて、3時間の議論の末に、RC構造にすることに決定しました。
道路からの高低差が3m以上あり、かなり土木工事的な要素もあることや、宅地造成規制区域であるため、工法によっては別途申請や審査が必要となる可能性があることなどから、お知恵をお借りするために設計事務所の方が施工業者の方を呼んでくれました。
おかげで、当方2+1(戦力外。早く帰ろうよーといって足を引っ張る)名、設計事務所1名、施工業者2名の計6人(うち、一人は足を引っ張る・・・くどい)で3時間、あーでもないこーでもないと専門的かつ具体的な施工法、構造、概算金額などを含めて濃い議論と検討をすることができました。
これまでの打ち合わせの中で、RC造はかなり高いと聞いていたので、実は、知人に鉄骨構造だとどうなるか相談して、こんな資料まで作ってもらっていたのですが・・・・
↓こんな資料。他にもっとある。

結局、これらはお蔵入りに・・・・・・
本当に申し訳ないっす。 m(_ _)m
さて、検討の概要だが・・・・
宅地造成規制区域関係の申請をまともにやろうとすると、測量や図面作成等で数十万はかかるのではないかとのお話。
当方から提案していた既製品のコンクリート製よう壁を設置して背面に埋め戻し+盛土するという案は、可能なことは可能だが、実は大型よう壁は、想像以上に値段が高く、さらに、かなり重いので設置作業には大型重機が必要。
作業のために道路を全面通行止めにする必要があるが、終日全面通行止めの許可はおそらく無理であり、小分けに作業することになる。で、もともと高い重機の賃料がさらにかさみ、RC造とほとんど変わらないか、かえって高くつきそうなことが判った。
実は、現場打ちのRCよう壁はたぶん、既製品のよう壁を設置するよりも少し安くあがりそう(それでも500万円くらい)なのだが、よう壁の高さが高いので宅地造成規制区域関係の申請(数十万円)が追加で必要。
では、鉄骨構造はどうかというと、こちらも、本体そのものよりも、基礎をきちんと入れるための仮設や重機に費用がかさみ、屋根をかけない構造にしても、500万円以上かかる見通し。
H型鋼を立て込んで、PC版を土留め矢板にするタイプのよう壁にしても、宅地造成規制区域関係の申請は必要だし、永久構造物としての許可を得るためには、かなりがっちり作る必要があるとのことで、おそらく安くはならない。
で、結局、居住のためのRC構造の箱(言わば、小型の家)の壁面の一部が斜面に食い込んでいる、という構造であれば宅地造成規制区域の申請が必要な行為には該当しないし、鉄骨やよう壁の場合には出来なかった、内部を居住空間にすることが可能となり、床面積比では結局、一番お得だろうという結論に。
↓RC構造の駐車スペースのイメージ

あーーーーーー疲れた。
あまり細かく仕切らずに、共用空間を広々と使いたい、というのが我々の希望。
だから、RCボックスの離れみたいな駐車場下居住空間はあまり嬉しくない。
次の課題は、このコンクリートの箱の空間に、木造の家本体をどう絡ませるか。
この箱をどう使っていくか。
プランニングは、やーっと次の段階へ。
8月から、どうするか検討を続けていた駐車スペースについて、3時間の議論の末に、RC構造にすることに決定しました。
道路からの高低差が3m以上あり、かなり土木工事的な要素もあることや、宅地造成規制区域であるため、工法によっては別途申請や審査が必要となる可能性があることなどから、お知恵をお借りするために設計事務所の方が施工業者の方を呼んでくれました。
おかげで、当方2+1(戦力外。早く帰ろうよーといって足を引っ張る)名、設計事務所1名、施工業者2名の計6人(うち、一人は足を引っ張る・・・くどい)で3時間、あーでもないこーでもないと専門的かつ具体的な施工法、構造、概算金額などを含めて濃い議論と検討をすることができました。
これまでの打ち合わせの中で、RC造はかなり高いと聞いていたので、実は、知人に鉄骨構造だとどうなるか相談して、こんな資料まで作ってもらっていたのですが・・・・
↓こんな資料。他にもっとある。

結局、これらはお蔵入りに・・・・・・
本当に申し訳ないっす。 m(_ _)m
さて、検討の概要だが・・・・
宅地造成規制区域関係の申請をまともにやろうとすると、測量や図面作成等で数十万はかかるのではないかとのお話。
当方から提案していた既製品のコンクリート製よう壁を設置して背面に埋め戻し+盛土するという案は、可能なことは可能だが、実は大型よう壁は、想像以上に値段が高く、さらに、かなり重いので設置作業には大型重機が必要。
作業のために道路を全面通行止めにする必要があるが、終日全面通行止めの許可はおそらく無理であり、小分けに作業することになる。で、もともと高い重機の賃料がさらにかさみ、RC造とほとんど変わらないか、かえって高くつきそうなことが判った。
実は、現場打ちのRCよう壁はたぶん、既製品のよう壁を設置するよりも少し安くあがりそう(それでも500万円くらい)なのだが、よう壁の高さが高いので宅地造成規制区域関係の申請(数十万円)が追加で必要。
では、鉄骨構造はどうかというと、こちらも、本体そのものよりも、基礎をきちんと入れるための仮設や重機に費用がかさみ、屋根をかけない構造にしても、500万円以上かかる見通し。
H型鋼を立て込んで、PC版を土留め矢板にするタイプのよう壁にしても、宅地造成規制区域関係の申請は必要だし、永久構造物としての許可を得るためには、かなりがっちり作る必要があるとのことで、おそらく安くはならない。
で、結局、居住のためのRC構造の箱(言わば、小型の家)の壁面の一部が斜面に食い込んでいる、という構造であれば宅地造成規制区域の申請が必要な行為には該当しないし、鉄骨やよう壁の場合には出来なかった、内部を居住空間にすることが可能となり、床面積比では結局、一番お得だろうという結論に。
↓RC構造の駐車スペースのイメージ

あーーーーーー疲れた。
あまり細かく仕切らずに、共用空間を広々と使いたい、というのが我々の希望。
だから、RCボックスの離れみたいな駐車場下居住空間はあまり嬉しくない。
次の課題は、このコンクリートの箱の空間に、木造の家本体をどう絡ませるか。
この箱をどう使っていくか。
プランニングは、やーっと次の段階へ。
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