
第387回 ガス給湯器と薪ストーブ比較
前回は、一冬の薪の使用量が約1.3立米くらいだったと書きました。
これが、我が家の光熱費の中でどれくらいのものか、検討してみることにします。
薪は、黒松内の「薪のきこり屋さん」から購入したものです。
30cmサイズで、広葉樹(樹種指定無し)の薪が1立米12,000円。
札幌までの運搬費が1立米あたり4,000円(無雪期)。
よって、2立米で32,000円になります。
ストーブを焚いたのは11月から3月までの約5ヶ月。
ほぼ毎週末(週に2日)焚いていたので、
5ヶ月×30日÷7日×2日=約40日。
約40日で1.3立米の薪を使ったということは
16,000円/立米×1.3立米÷40日 =520円/日となります。
一方、我が家の平日の暖房給湯は、ガスです。
たまたま敷地に都市ガスの配管がきていたので、それが一番安かろうということでガスを選びました。
ちなみに、このガスは北海道内(勇払)で生産されているローカルエネルギーであります(今のところ)。

給湯器は設計事務所おすすめの ”エコジョーズ”
エコジョーズとは、従来排気されていた廃熱を、水の一次加熱に利用するシステムのことらしいです。
従来のシステムに比べて熱効率がアップ=ガス使用量が少なくてすむとのこと。
暖房は、ここで加熱されたお湯を室内各所に設置されたラジエーター(放熱器)に送って、そこで熱を放散してもらうシステムです。
窓からの寒気を防ぎ、気温以上に体感温度をやわらげるため、窓という窓の下には放熱器がセットされております。
↓大きな窓で、窓下空間に余裕が無い場合はスリムタイプ

↓窓下空間余裕があれば、通常タイプ

↓高窓の下にも、単なる金属パイプを2連にした放熱器をセット。

当然、このガス給湯器は、暖房だけではなく、台所などへの温水供給に加えて、風呂への給湯、風呂の追い焚きも受け持っています。
ということで、平成21年度は一体どれだけガス代がかかっているのか、家計簿をひっくり返して調べたところ・・・年間約16万円ということが確認されました。
↓我が家の平成21年度のガス代

年平均で一月約13,333円
夏期は、ほぼ給湯だけなので、給湯分は月に5千円強という感じですね。
ということは、冬期間のガス料金が2万円強くらいなので、暖房費は約1万5千円くらいでしょうか。
給湯するにしても、冬は水温が低いので、その水を暖めるためには余計にガスが必要でしょうから、もう少しすくないかも知れません。
薪を使った週末分を差し引くと、ガスで暖房したのは 22日/月なので
15,000円/月 ÷ 22日 = 681円/日
何カ所か、仮定と割り切りをした上での試算ですので、数字の精度はイマイチですが、オーダーとしては、薪とガスでおおきな差はなさそうな感じですね。
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前回は、一冬の薪の使用量が約1.3立米くらいだったと書きました。
これが、我が家の光熱費の中でどれくらいのものか、検討してみることにします。
薪は、黒松内の「薪のきこり屋さん」から購入したものです。
30cmサイズで、広葉樹(樹種指定無し)の薪が1立米12,000円。
札幌までの運搬費が1立米あたり4,000円(無雪期)。
よって、2立米で32,000円になります。
ストーブを焚いたのは11月から3月までの約5ヶ月。
ほぼ毎週末(週に2日)焚いていたので、
5ヶ月×30日÷7日×2日=約40日。
約40日で1.3立米の薪を使ったということは
16,000円/立米×1.3立米÷40日 =520円/日となります。
一方、我が家の平日の暖房給湯は、ガスです。
たまたま敷地に都市ガスの配管がきていたので、それが一番安かろうということでガスを選びました。
ちなみに、このガスは北海道内(勇払)で生産されているローカルエネルギーであります(今のところ)。


給湯器は設計事務所おすすめの ”エコジョーズ”
エコジョーズとは、従来排気されていた廃熱を、水の一次加熱に利用するシステムのことらしいです。
従来のシステムに比べて熱効率がアップ=ガス使用量が少なくてすむとのこと。
暖房は、ここで加熱されたお湯を室内各所に設置されたラジエーター(放熱器)に送って、そこで熱を放散してもらうシステムです。
窓からの寒気を防ぎ、気温以上に体感温度をやわらげるため、窓という窓の下には放熱器がセットされております。
↓大きな窓で、窓下空間に余裕が無い場合はスリムタイプ

↓窓下空間余裕があれば、通常タイプ

↓高窓の下にも、単なる金属パイプを2連にした放熱器をセット。

当然、このガス給湯器は、暖房だけではなく、台所などへの温水供給に加えて、風呂への給湯、風呂の追い焚きも受け持っています。
ということで、平成21年度は一体どれだけガス代がかかっているのか、家計簿をひっくり返して調べたところ・・・年間約16万円ということが確認されました。
↓我が家の平成21年度のガス代

年平均で一月約13,333円
夏期は、ほぼ給湯だけなので、給湯分は月に5千円強という感じですね。
ということは、冬期間のガス料金が2万円強くらいなので、暖房費は約1万5千円くらいでしょうか。
給湯するにしても、冬は水温が低いので、その水を暖めるためには余計にガスが必要でしょうから、もう少しすくないかも知れません。
薪を使った週末分を差し引くと、ガスで暖房したのは 22日/月なので
15,000円/月 ÷ 22日 = 681円/日
何カ所か、仮定と割り切りをした上での試算ですので、数字の精度はイマイチですが、オーダーとしては、薪とガスでおおきな差はなさそうな感じですね。
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