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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

焼結試験 その2

第36回 焼結試験その2 

↓先週末作って、乾燥させておいた作品を焼いてみる
乾燥した作品を焼いてみる


↓で、焼き上がりは・・・・
乾燥作品焼き上がり


残念ながら、やっぱり、ひびが入りました。
で、この後、水を入れてみたら割れちゃいました。
うーん。ダメかぁ・・・・。

つぎに、補強のために繊維を練り込んだ場合の試験をば・・

↓まず、シュロ縄をほどいて・・・・
シュロ縄をばらす


↓ねりねりした粘土に練り込みます
粘土にシュロ繊維を練り込む


↓外見では、繊維が入っているのはよく判らない
シュロ繊維を練り込んだ粘土


↓左は繊維入り、右は繊維なし
シュロ有無の比較試験供試体


これを、一週間くらい乾燥させて焼いてみましょう。
さてさて、繊維のありなしで、焼き上がりが違うかな?

繊維を入れた粘土で試し焼きしてみました。

水を少し多めにして柔らか目に練ったので、焼いたらビシバシとヒビが入ってしまいました。

↓で、こちらも水をいれたら割れてしまいました。
割れた繊維入り試作品


↓断面には、シュロ繊維の痕跡のようなものはありますが、割れるのに抵抗するような繊維は、ありません。
割れた断面


3回前に書いたとおり、焼いている時に繊維も燃えちゃって、焼結後の強度は期待できないようですね。

これらの試験から考えて、実際に窯を作るときは、無秩序な割れを防ぐために、割れを誘発するための目地を最初からセットして置けば良いように思える。
まず最初に、粘土をレンガ状に固め、それを積み重ねて窯を作るというのはどうだろうか。
深刻な割れは、レンガとレンガの間の部分に起こさせる。

で、繊維はあんまり効かないみたいなので、単純なレンガ型の組み合わせにするんなら、繊維添加は不要かな?

↓調子にのってシリーズその2 妻の作品
 妻の作品

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