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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

エコジョーズとエコウィル

第34回 エコジョーズとエコウィル

さて、札幌ファクトリーの北ガスのショールーム「サガテック」に行ってきました。

結論としては
ガスを採用するのなら、我家はエコジョーズ
ということになりました。


ところで、覚えてますか?

エコジョーズ ==>  高効率ガス給湯器     
エコウィル  ==>  発電廃熱利用型ガス給湯機
エコフィール ==>  高効率石油給湯器        
エコキュート ==>  夜間電力活用型電動ヒートポンプ式給湯器


根ほり葉ほり聞いて、初めて気が付いた点も色々ありました。
単に私が不注意なのかもしれませんが・・・。

実は、エコジョーズもエコウィルも、北海道向けの戸建て用は1機種のみ。選択の余地がありません。

よって値段の幅も、ほぼナシ。
ウェブ上でも多数安売りされているエコジョーズ機器は、北海道仕様では無いようです。

エコウィル・・・ 定価84万2940円(リモコンセット。税込み)

エコジョーズ・・・定価47万3970千円(台所・風呂標準リモコン付き。税込み)

で、実はエコジョーズは屋内設置だそうです。
(無理矢理屋外設置もできないこともなさそうでしたが、ショールームのスタッフは、最後まで「出来る」とは言ってくれませんでした。)

実際に運転(作動)音を聞かせてもらえましたが、確かに、それほどうるさいわけではなさそうです。
が、これが草木も眠る丑三つ時だったら・・・・家族が寝静まった深夜に帰宅することの多い小生としては、すこし気になるところです。

で、実はエコウィルも、発電ユニットは屋外ですが、給湯・暖房・貯湯ユニットは屋内設置なのでした。
タンク容量150リットルなので、タンク容量370リットルのエコキュート等と比べると小型ではあります。
カタログ値は 幅40cm×奥行70cm×高さ2m

ガス式なのに、何でこんなでかい貯湯タンクが要るのか、手を変え品を変え、何度も質問したのですが、最後まですっきりした説明はありませんでした。

でも、一生懸命説明してくれたは○○○さん、かわいかったので許します。

後からカタログを眺めながら私が思ったのは、発電ユニットの能力の制限により、発電ユニットの排熱を再利用する給湯ユニットの能力がそれ程大きくなく、風呂+炊事なんていうような、一気に大量にお湯をつかうよう要求にオンタイムでは対応できないのではないでしょうかねぇ。

エコウィルのカタログ上の排熱出力は2.8kw。
これに対してエコジョーズの給湯能力は41.86kw。
圧倒的な差ですね。
エコジョーズは瞬発力があるから、事前にお湯を貯めて置かなくても良いということでしょうか。
※エコウィルにも通常のガス給湯暖房機と同程度(24号相当)の補助熱源機が付いているので、湯切れの心配はないそうです。

エコウィルは、内蔵コンピュータが、機器が設置された家庭の電気やお湯を使うタイミングを学習してを作動する使う時間を自動制御するそうです。
ですから、基本的に安い夜間電力を使って夜中に運転してお湯を貯めておく電気温水器とは作動パターンは異なるんでしょうね。

で、エコウィルの発電能力ですが、定格出力1kw。
ガスを絞って0.5kw発電、などは出来ない。
※これまた蛇足ながら、発電機部分はHONDA製でした。

1kwっていうのは、照明+冷蔵庫+パソコン+テレビくらいのイメージのようです。
ということで、やはり、パソコンもテレビも照明も使わず、主婦が独りで洗い物をするような時間帯は、1kw発電しても電気が余っちゃうので、発電せずに=作動せずに、貯めておいたお湯で給湯する、ということなのでしょう。


で、冒頭の結論の決め手となったのがランニングコストの試算

エコジョーズ   年間約25万円強
エコウィル    年間約24万円弱


条件は40坪の高断熱住宅に3人家族。
風呂は毎日。照明は蛍光灯中心でテレビはブラウン管で毎日8時間視聴、暖房は7~23時などの平均パターンを想定。
(我が家とは微妙に違うけど・・・)

↓このパターンでのエコウィルでの発電量
エコウィル発電量

夏の間はあまり発電してませんねぇ
(ちなみに、一般的に、エコウィルの場合は、使用電気量の4~5割をエコウィル発電でまかなえるらしい)

台所もガス台使用で、それぞれに最もお得なガス料金を採用
    ↓
・ウィルは家庭用コジェネ契約で40立米まで立米あたり106円強。
・ジョーズはゆーぬっく24ネオで30立米まで立米あたり114円弱。
・一般契約は18立米まで196円弱
 うーん、圧倒的に安いですね。
 穿った見方をすれば、オール電化や灯油に対抗できる競争力をもった価格を設定しているようにも見えます。

で、ランニングコストはウィルとジョーズでほとんど変わりませんね

そのくせ、初期投資が40万円近く違う。
(当然、システムが複雑なエコウィルの方が高い)

以前書いたように、値段の高いエコウィルには手厚い補助がある(エコジョーズにも少ないながらも補助はある)のですが、
来年度の具体的金額はまだはっきりしていません。
H19年度の実績は15万円ですが、徐々に引き下げられる傾向にあるとか。

これらから総合的に考えると・・・・○ら○○さんも、お客様の場合はエコウィルはちょっと・・・エコジョーズの方が適しているかもしれません、との話でした。

ちなみに、オール電化や灯油セントラルとランニングコストを比較すると・・・・

灯油セントラル・・年間約31万円強
オール電化・・・・年間約31万円強

灯油をリッター75円弱、電気料金は60A従量A
オール電化を給湯:ドリーム8,暖房:ホットタイム22L

オール電化にすると光熱費、安くなるよ~って聞いたけど・・・逆じゃん。条件設定のマジックか????

電気サイドの言い分も聞かねば。
今度は、北電のショールームに行ってみよう。

↓なぜか靴の脱臭材をくれた。火力発電所の廃棄物再利用品か?
北ガスノベルティ

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