
第340回 ようやく、へっつい窯ドーム完成
昨日に引き続き、へっつい窯こと、アースオーブンの製作です。
途中まで粘土を設置したところで時間切れだったので、一晩おいて続きです。
↓昨日の様子

本日は、焚き口のアーチから取りかかります。

ピザやパンを入れることを考えて、幅35cm、高さ25cmの開口部としました。
順調に粘土積みが進むと思いきや、途中で粘土が品切れ。
↓あと一息なのですが、粘土が品切れに。

春先にワラスサと混ぜ込んで寝かせて置いた粘土が品切れです。
↓青シートの上に一山あった粘土が無くなりました。

しょうがないので、春先に水回しせずに置いておいた粘土を持ち出してきて、改めて水を加えて練り練りします。
春先に一冬越して乾燥気味だった粘土をふるい分けした時に、すこし粒が粗かったものを、袋に入れて除けて置いたのですが、出番がやってきました。
↓すこし粒が粗いです。
昨年加えたワラスサがまだ残っています。

↓水を加えて練ると、徐々に粘土らしくなてきます。

↓適当なところで、砂を加えて、青シートの上で踏み踏みすると、ちゃんと・・・・

追加の粘土を使って、ラストスパートです。
もう少しでドームが完成するところです。

とうとう、粘土のドームが完成しました。
燃焼がスムーズに行くように、焚き口の上に煙突を設置する孔を開けました。
煙突をはめるための土台もセット。

写真には、なんとなく縦横に筋目のようなものが見えると思います。
これは、無秩序なクラック(割れ目)が入るのを防ぐための、一種の目地のようなものです。
この粘土は乾燥するとけっこう収縮します。
つまり、放って置くと乾燥するに従ってクラック,割れ目が入る可能性が大ということです。
粘土を設置するときには、適当な量の粘土を手で四角っぽい形に整えて、ぎゅうぎゅうと型(土饅頭)や隣の粘土に押しつけながら置いてゆきます。
一見、粘土同志は密着しているのですが、粘土塊の間には、両方をつなぐワラスサの繊維もありませんし、粘土同志も、押しつけられているだけで、攪拌されて一体化しているわけではありません。
ということで、そこが弱点になるのです。
つまり、粘土が乾燥するときは、弱点である、その粘土の塊同士の境界部分が割れ目となるわけです。
これが、無秩序な割れ目を防ぐために考えたことです。

実際、乾燥し始めた粘土は、かなり収縮しており、目地ががっつりと開いております。
↓中棚設置の土台部分

粘土ドームも、よく見れば、粘土塊の継ぎ目が判るはず。

実は、一部継ぎ目は、すでに開き始めている。
どこまで開くことやら・・・・・

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昨日に引き続き、へっつい窯こと、アースオーブンの製作です。
途中まで粘土を設置したところで時間切れだったので、一晩おいて続きです。
↓昨日の様子

本日は、焚き口のアーチから取りかかります。

ピザやパンを入れることを考えて、幅35cm、高さ25cmの開口部としました。
順調に粘土積みが進むと思いきや、途中で粘土が品切れ。
↓あと一息なのですが、粘土が品切れに。

春先にワラスサと混ぜ込んで寝かせて置いた粘土が品切れです。
↓青シートの上に一山あった粘土が無くなりました。

しょうがないので、春先に水回しせずに置いておいた粘土を持ち出してきて、改めて水を加えて練り練りします。
春先に一冬越して乾燥気味だった粘土をふるい分けした時に、すこし粒が粗かったものを、袋に入れて除けて置いたのですが、出番がやってきました。
↓すこし粒が粗いです。
昨年加えたワラスサがまだ残っています。

↓水を加えて練ると、徐々に粘土らしくなてきます。

↓適当なところで、砂を加えて、青シートの上で踏み踏みすると、ちゃんと・・・・

追加の粘土を使って、ラストスパートです。
もう少しでドームが完成するところです。

とうとう、粘土のドームが完成しました。
燃焼がスムーズに行くように、焚き口の上に煙突を設置する孔を開けました。
煙突をはめるための土台もセット。

写真には、なんとなく縦横に筋目のようなものが見えると思います。
これは、無秩序なクラック(割れ目)が入るのを防ぐための、一種の目地のようなものです。
この粘土は乾燥するとけっこう収縮します。
つまり、放って置くと乾燥するに従ってクラック,割れ目が入る可能性が大ということです。
粘土を設置するときには、適当な量の粘土を手で四角っぽい形に整えて、ぎゅうぎゅうと型(土饅頭)や隣の粘土に押しつけながら置いてゆきます。
一見、粘土同志は密着しているのですが、粘土塊の間には、両方をつなぐワラスサの繊維もありませんし、粘土同志も、押しつけられているだけで、攪拌されて一体化しているわけではありません。
ということで、そこが弱点になるのです。
つまり、粘土が乾燥するときは、弱点である、その粘土の塊同士の境界部分が割れ目となるわけです。
これが、無秩序な割れ目を防ぐために考えたことです。

実際、乾燥し始めた粘土は、かなり収縮しており、目地ががっつりと開いております。
↓中棚設置の土台部分

粘土ドームも、よく見れば、粘土塊の継ぎ目が判るはず。

実は、一部継ぎ目は、すでに開き始めている。
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