
第326回 アースオーブン窯の中棚製作
ようやく届いた、耐火セメント(不定形耐火物とかキャスタブル耐火物とも言うらしい)を使って、下段燃焼室の天井、兼、上段調理室の焼き床となる中棚を打設に取りかかる。
まずは、下段燃焼室の形状だが、壁部分は耐火レンガ。
「レンガ」ということに惑わされ、当初は四角くレンガを積むことを考えていたのだが(というより、四角く積むのが当然と思っていて、他に選択肢があり得るということを思いつかなかった)、粘土で間詰めをするのであれば、円形にレンガを積んでも良いことに気が付いた。
さらに、別に、積まなくても、縦に置くだけでも良いと思い至った。
その方が、きれいな円形に並べることが出来る。

焚き口、兼、料理投入口は、大判のピザやフライパンなどを入れることを考え、開口幅を45cmとした。
実際に、土台の上にレンガを並べ、土台に形を書き入れる。
それに合わせて、段ボールを切って、型枠の原型にする。
↓段ボールの型枠原型を土台に置き、念のために、その上にレンガを並べてチェック。

水平を出したパレットの上に板を敷いて固定。
そこに、型枠をセットする。
直線部分は板で。
曲線部分は、段ボールを切って、曲線を出してガムテで仮止め。
段ボール紙の上から板を木ねじで押さえて固定。

コンクリートの厚さは、せいぜい5cmなので、これで充分のはず。
奥の、ぺこっと凹んでいるところは、排煙用の穴。
下で薪を焚いた熱気や煙りが、この穴を通って上の調理室へ抜ける予定。
このままだと、段ボールや板がコンクリの水を吸っちゃってコンクリの品質が低下するので、型枠の内側にビニールを敷く。
珪藻土を塗ったときの養生用の、薄いビニールが残っていたので、それを利用。

耐火コンクリ打設。

耐火セメントはすでに適切な骨材が配合済みなので、あとは水を入れて練り混ぜるだけで打設可能。
思っていたよりも、骨材のサイズが大きく、ざらついた感じ。
骨材も、ただの砂?
骨材ではなく、セメント成分のほうが特殊なのだろうか?
水量は、重量比で約15%。
手で作った塊を放り投げて受け止め、若干変形して、指の間から少しはみ出し気味になるくらいが適当、とのこと。
25kgの15%だと約3.8リットル。
様子を見ながら水を加えていったところ、大体3.9リットルで、マニュアルで指示されている堅さになった。
マニュアルには、加水後、30分以内に打設完了せよ、と書いてある。
加えて、所定の厚さに対して、一回で打設するように、とも。
が、素人の手練りで2袋を一気に練って30分以内に打設するのはとっても無理。
なので、致し方なく、2回に分けて練り混ぜ、打設を行うことにする。
大急ぎで練り混ぜ、打設をしたので、作業中の写真は無し。
打設後、厚さは約4㎝強となった。

耐火レンガは反応は早いのか、24時間で概ね、固化が終わるようだ。
明日には型枠を外せる。
次は、下部燃焼室の粘土塗りだ。
おっと、その前に粘土を練らないと。
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ようやく届いた、耐火セメント(不定形耐火物とかキャスタブル耐火物とも言うらしい)を使って、下段燃焼室の天井、兼、上段調理室の焼き床となる中棚を打設に取りかかる。
まずは、下段燃焼室の形状だが、壁部分は耐火レンガ。
「レンガ」ということに惑わされ、当初は四角くレンガを積むことを考えていたのだが(というより、四角く積むのが当然と思っていて、他に選択肢があり得るということを思いつかなかった)、粘土で間詰めをするのであれば、円形にレンガを積んでも良いことに気が付いた。
さらに、別に、積まなくても、縦に置くだけでも良いと思い至った。
その方が、きれいな円形に並べることが出来る。

焚き口、兼、料理投入口は、大判のピザやフライパンなどを入れることを考え、開口幅を45cmとした。
実際に、土台の上にレンガを並べ、土台に形を書き入れる。
それに合わせて、段ボールを切って、型枠の原型にする。
↓段ボールの型枠原型を土台に置き、念のために、その上にレンガを並べてチェック。

水平を出したパレットの上に板を敷いて固定。
そこに、型枠をセットする。
直線部分は板で。
曲線部分は、段ボールを切って、曲線を出してガムテで仮止め。
段ボール紙の上から板を木ねじで押さえて固定。

コンクリートの厚さは、せいぜい5cmなので、これで充分のはず。
奥の、ぺこっと凹んでいるところは、排煙用の穴。
下で薪を焚いた熱気や煙りが、この穴を通って上の調理室へ抜ける予定。
このままだと、段ボールや板がコンクリの水を吸っちゃってコンクリの品質が低下するので、型枠の内側にビニールを敷く。
珪藻土を塗ったときの養生用の、薄いビニールが残っていたので、それを利用。

耐火コンクリ打設。

耐火セメントはすでに適切な骨材が配合済みなので、あとは水を入れて練り混ぜるだけで打設可能。
思っていたよりも、骨材のサイズが大きく、ざらついた感じ。
骨材も、ただの砂?
骨材ではなく、セメント成分のほうが特殊なのだろうか?
水量は、重量比で約15%。
手で作った塊を放り投げて受け止め、若干変形して、指の間から少しはみ出し気味になるくらいが適当、とのこと。
25kgの15%だと約3.8リットル。
様子を見ながら水を加えていったところ、大体3.9リットルで、マニュアルで指示されている堅さになった。
マニュアルには、加水後、30分以内に打設完了せよ、と書いてある。
加えて、所定の厚さに対して、一回で打設するように、とも。
が、素人の手練りで2袋を一気に練って30分以内に打設するのはとっても無理。
なので、致し方なく、2回に分けて練り混ぜ、打設を行うことにする。
大急ぎで練り混ぜ、打設をしたので、作業中の写真は無し。
打設後、厚さは約4㎝強となった。


耐火レンガは反応は早いのか、24時間で概ね、固化が終わるようだ。
明日には型枠を外せる。
次は、下部燃焼室の粘土塗りだ。
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