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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

いよいよ、へっつい窯の製作の着手

第308回 いよいよへっつい窯の製作に着手

2年前から粘土探し、焼結試験などの準備作業を進めてきた”へっつい窯”の製作作業に、いよいよ着手することにした。

過去の記録は・・・・・ → へっつい窯 過去の記事

昨年秋に、山から取ってきた粘土は、庭の片隅でブルーシートを被って出番を待っている。
実家の近所の農家の方から分けていただいた稲ワラも混ぜてあり、本当は、秋から冬の間に発酵熟成が進んでくれれば良いなぁと思っていたのだが、北海道の冬はそんなに甘くなかったようだ。

↓乾燥して表面はポロポロ、中はどかっとして塊になっている粘土。
一冬越えた粘土

こういう状態ではどうしようもないので、この粘土の塊を砕きいて細かくしなければならない。
そうして、稲ワラと混ぜて、少し多めの水と練って、しばらく放置・・・・・・・
その間に、ブロックなどで土台を作成する、という構想だ。

ふるい分け作業

というわけで早速作業開始。
手前の紺色の農作業用大型バケツに固まった粘土を放り込み、長靴でドカドカ、ズリズリと踏みつけて塊を破砕し、それをふるいにかけて細かいものだけ、フネ(緑色の箱ね)に集める。

これを延々と繰り返す。
思ったよりも自家がかかり、一通り粘土をふるいにかけるのに2時間ほど。
バケツに入れた粘土を踏みつけて砕くのが思いのほか重労働。

粘土の破砕前後

上の、ふりい分け前後の写真を見てもらえばお判りの通り、
ふるいをかけた後の粘土は、キレイに粒度がそろって素晴らしく作業性が良さそう。

しかし、問題は、ふるいで残った粗い部分。
まだ、全体の半分くらいが残っている。
大まかな窯のサイズと山から持ってきた粘土の量から考えて、この粗い部分も使わないと粘土が足りなくなりそうなので、どうにかしなければならない。

粗い粘土もさらに破砕するのは可能なのだが、すでに結構砕かれている(しかし、ふるい目を通るほどではない)ため、これをさらに細かくするのは結構な手間がかかりそう。

↓一通りふるい分けを終えた状態。
ふるい分け第一段階終了

さーて、どうするか。

もう少し踏んづけて、砕いたあとで、たっぷりを水を入れてかき混ぜれば、砕けてくれるだろうか?
石臼みたいなので砕かないとダメか?

すこし考えるとしよう。

平行して窯の構造も考えねば。
前に考えてたヤツは、薪の燃焼熱を直接利用する(お湯を沸かすとか)ことを考えすぎのような気がしてきた。 →へっつい窯 機能説明

連続燃焼方式でも、もう少しメインの窯部分の利用に的をしぼった設計に変更したいと思う。

あと、土台。
どう材料費を抑えるか。

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