
水はけが悪く、少し強い雨が降るとにわに水たまりができてしまう。

単に砂利を敷くだけでは、抜本的な解決にはならない。
この水たまりの横が畑になるので、畑の排水性を良くするためにも
排水管敷設工事を決行。
節約令発令中なので、今回も、智恵と体力を使っての自力施工。
まずは、水が溜まるところに排水用のトレンチを掘る。
そこに砂利を入れて、水を流すのだが、それだけでは流れ込んだ先で水が溜まってしまう。

で、水がスムーズに流れて、浸透するように、ここで一工夫。
水がしみこむように穴が開けられたブラスチックのパイプを土中に埋め込むことにした。
そのままだと、土が流れ込んで、地面が陥没したり、せっかくの有孔管が目詰まりをおこしたりするので、有孔管を不織布でくるむ。
不織布は、ガーデニング資材。
目の粗いフェルトのような感じ。厚みは1mmくらいで、これだけあれば、まあ、土の粒はあまり通さない感じがする。
ちなみに、幅90cmのものが量り売りで、1m200円。
一般にはあまり馴染みはないが、有孔管は農業用資材売り場で売っていた。
量り売りもあったが、5mものが748円。
蛇腹状なので、柔軟に曲がる一方、乗ってもつぶれない強度もある。


↓有孔管を不織布でつつむ。 固定は針金。

その有孔管を排水トレンチ内に設置して砂利で埋める。

不織布でくるまれ、砂利で埋められた有孔管がちゃんと水を集めて排水の機能を果たすか、少々心配だったので、すべて埋めてしまう前に、念のため、試験。
砂利で埋められた部分に、じょうろで思いっきり水をかけると・・・・・
↓有孔管の末端部分からちょろちょろと水が流れ出てきた。

だいたい思い描いていたように機能するようだ。
ということで、砂利でどんどん埋める。
ちなみに、けっこうな量の砂利を使うので、砂利は、ホームセンター(ジョイフルAK)でメーカー直送で注文。
4トンダンプでどかんと運んできました。
これは砂だとか砂利だとか黒土だとかを0.5立米単位で自宅まで届けてくれる便利なシステム。
今回購入したのは5号砕石を1立米。
価格は1万2千円で、少々割高のような気もするが、自分で運んでくる労力を考えるとこんなもんでしょう。
なお、札幌近郊は配送料はタダでした。
↓ダンプからどさっと落としていかれた砕石。青シートを広げていたが、まくれてしまった。

末端部分は、集まってきた水が浸透していく部分なので、水と一緒に土粒子が流される可能性がある。
土が流されちゃうと、場合によっては地表が陥没なんていうこともあり得るので、70~80cmまで掘り、念入りに砂利を突き固めて入れる。


ということで、足かけ2週間にわたる自力排水工事は完了。
さあ、雨よ降ってみろー!

FC2 Blog Ranking ←ブログランキング ぽちっとな





