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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

暖房・給湯を考える (その2)

第26回 暖房・給湯を考える その2

前回、最近はやりの給湯・暖房システムについてお勉強してみたので、今回は、それぞれ、どれくらいのお金がかかるのか?という点について調べてみた結果を、ご参考までに・・・・。

その前に!

調べていたら、石油コージェネレーションシステムというものにブチ当たりました。
エコウィルはガスで発電して、廃熱で給湯。
ガスを石油に替えると、石油コージェネ。
エネルギー効率は80%位になるので、お得!と(どこかで読んだような・・)書いてありました。

でも、石油連盟のサイトでは全国で設置例がまだ一万件以下(2004年現在・・・古っ!)で、しかも、ホテルとか病院とかショッピングセンターとか・・。一般民家は皆無に近い。
機器が大きすぎるんでしょうかねぇ~。

以上、蛇足でした。


エコジョーズ(高効率ガス給湯器・・勝手に命名)は他2方式に比べて非常にシンプルなシステムなので、機器の値段もぐーんと安く、機器本体は定価で40~50万円で済みます。
特価品だと20万円くらいからあるみたい。
様々なメーカーから機器が出ていて、けっこう選択肢があります。

また、エコジョーズは、国からの補助金対象商品だそうです。
平成19年度の実績は機器分19,000円+特殊工事分5,000円=24,000円。購入価格が9万8400円よりも安い場合は、機器分の補助が受けられないみたいです。また、特殊工事とはドレン配管に係る工事と書いてあります。

エコキュート(発電廃熱利用型ガス給湯器・・・これも勝手に命名)は発電機を内蔵し、お湯もある程度は貯めておくので、サイズは結構大きいし、システム的にも結構複雑です。当然ながら、お値段もそれなりに・・・・
価格(本体+リモコンユニット) 約84万円(税込み)というのが、北ガスのウェブサイトに載ってました。

こちらにも国の「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」の一環として補助制度があり、約15万円の補助金(平成19年度)が出ます。

さらに!北海道ガスでは設置後10年間の定期点検と故障時のメンテナンスを無料とするサービスをやっているとのことで、チカラ入ってます、北ガスさん。

しかし、調べてみると恐ろしいことに・・・・・
北海道ガスのエコウィル06年度販売実績は259台。
しかも、その内53台は都市ガスじゃなくてLPG仕様だって。
・・・・・全然普及してないじゃん。

で、ガス会社によると年間で数万円(一説では4~5万円位。当然、家庭や住宅、お湯と電気の使い方で異なる)の電気代節約になるらしい。

さらに、エコウィル対応の割安なガス料金プランがあります。


で、エコキュート・・・・・・暖房が出来ないんじゃあ、論外って感じですが、一応調べました。
 北電と三洋電機が共同開発した寒冷地向けエコキュートシステム(平成19年6月1日より発売開始)が、な、な、何と税込み約150万円。高っかー!
これも、国の補助金がでるそうです。
H19実績で45,000円(家庭用システム)。

これに暖房システムを追加したら一体いくらになるんだ!?というような額ですね。

ここで、エコジョーズとエコウィルを比較!
費用 = 機器価格 -  補助金 - 電気代軽減 + メンテ費用
ジョーズ 25万円 - 4.5万円 - 0 - ?
ウィル  84万円 - 15万円 - 5万円/年×10年間+ゼロ

耐用年数を10年間と仮定すると・・・・・・
 25万円-4.5万円+メンテ費用 =20.5万円+α
84万円-15万円-5万円×10年=19万円

プラス、コジェネ向けお得料金でガス代がどれくらい違うか・・・・
あれー、概算だけど、エコウィルの方がお得じゃん!
っても、電気代軽減が1~2万円違ったらもう逆転?


(さらに続く)


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