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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

薪にするかペレットにするか

第18回 薪にするかペレットにするか

薪ストーブっていいなぁ。

家の中の焚き火だよねぇ。

ところが、最近はペレット・ストーブというのが勢力を伸ばしつつあるらしい。

そこで、「エコ暖房の切り札」などとおだてられているペレットストーブを調べてみた。

製材の過程で出るノコクズだとか樹皮なんかを高温・高圧で直径5mmほどの円柱状に固めて作った、完全木質のペレットを燃料にするストーブで、どうやら北欧あたりが発祥の地らしい。

↓ペレットってこんなの。
ペレット


まあ、木材をベースにした燃料を燃やすということは薪ストーブと同じなんだけど、売りの一つは、薪と違って、含水率なんかも低くて形状が概ね規格化され扱いやすいペレットを燃料としているため、

・タイマーによる自動点火・消火が可能
・燃料(ペレット)の自動補給が可能

ということが売りのようだ。

そうだよねー、毎日の生活に使うんだったら、寒い朝、自動点火してくんなきゃ、やってられないよねぇ。

でも、自動点火とかできるということは電気が要るってことで、せっかくの原始性がスポイルされていて、ちょっとうれしくない。

停電になると動かなくなるというのも、薪ストーブに比べて、軟弱のような・・・・・実際問題としても、災害の時なんかのことも考えると減点。

で、少し調べてみると、薪とペレットの兼用ストーブがありました。しかも、電源いらず。

↓クラフトマン 薪・ペレット兼用ストーブ
http://www.craftman-pe.com/

↓ホンマ製作所の薪・ペレット兼用ストーブ
http://www.honma-seisakusyo.co.jp/

あれ?電源いらずということは自動点火機能はナシか。

しかし、FF式が基本で、なんだか無骨さに欠け、スマート過ぎる多数派の電動ペレットストーブに比べ、まずまずカッコ良くて、これなら置こうか、という気にさせる。

ところで
設計をお願いしている事務所は、気密や断熱、空気の流れなどをとても重視していて、見学させてもらった施工中の家では窓という窓の下に、温水パネルヒーター等を配置していた。
で、暖房と給湯はエコジョーズ(都市ガス)が一番良いのではないか、と言われていた。

薪ストーブ(あるいはペレットストーブ)を設置したい旨は、すでに話してあるのだけれど、暖房はガスヒーターによる温水がメインね、って感じ。

だとすると、朝の暖房も、メインの温水ヒーターなので、電動式ペレットストーブを設置にこだわる必要はないってことなんだけど、逆に、そもそも薪ストーブじゃなくてペレットストーブを選ぶメリットも無いってことじゃん。
あれー?????

Webで情報を漁り、さらには市内の薪ストーブ屋さんに行って、話を聞いてみました。

結果・・・・・・・

・薪ストーブは基本的に高い。本体だけで40万円はざら(国内メーカー製で希に安いのもある。例えばホンマ製作所とか)
 →外国製薪ストーブに比べ薪兼用のペレットストーブは国産であることもあって安い。クラフトマン19万円弱、ホンマ製作所13万弱~18万円弱

・今時の薪ストーブは二次燃焼やらなんやらで、薪を完全燃焼させるのでほとんど黒煙・火の粉は出ず街中でも安心。
 →ホンマ製作所のペレットストーブは、二次燃焼をする(みたい)。クラフトマンも、実際に市街地でつかって黒煙等が出て近所からクレームが付いた話は聞いていないとのこと。

・最近の薪ストーブは燃焼用に直接外気を取り入れるので機密性の高い最近の住宅でも問題なし
 →ホンマ製作所のペレットストーブは、同じく一次燃焼用の空気を直接屋外から導入するので、やはり機密性が高い住宅でも問題なさそう。

・薪ストーブでペレットを燃やすことも可
  自動供給装置を付けられるものもあるが、電動式。
 →クラフトマンは重力式自動供給(ペレット15kgで8時間くらい)

・薪ストーブは基本的には電気は使わない
 →薪兼用ペレットも同じ。

最近はホームセンターでもペレットを売っていて、通販でも簡単に手に入るご時世だし、そもそも廃物利用というところにも惹かれるので、ここは、薪も使えるペレットストーブで、外気導入燃焼タイプのホンマ製作所の電動じゃないヤツが本命かな。これにペレットの自動供給装置(電動じゃないやつ)がついてれば言うことナシなんだけど。(標準でついとるシリーズは電動式で、しかも38万もする)
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