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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

買うぞー!

第12回 買うぞー! 

建物は、価格に応じて・・・で、値切ればそれ相応のモノしか建たない。
でも土地は、値段が下がっても質が落ちるわけではない。
よって、できれば土地の値段を下げたい。

職場で土地を買うかどうか迷っている話をしたら、所有権移転登記を自分でやった、という人が現れ、話を聞いてみたら、いぁそれほど難しくないよー、とのこと。
早速インターネットで検索。
体験談のブログから法務局のHPまで色々と調べて、これはいけそうだということで、登録手数料の8.6万円をカット。

××日までであれば、他の人からの申し込みは保留にしておくから、本当に買いたいのであればそれまでに「買受申込書」を出してね、と不動産屋さんに言われていたので、家内との喧々囂々の協議の末、百数十万円値切った価格を書いて、申込書を出した。
予算オーバーなので、登記も自分たちでする等の努力もするが、もう少し値段を下げて欲しいと不動産屋さんに話たら、それは地主の決めることで、自分としては聞いたことを説明するだけ、
というつれない(ごもっともな)返事。
・・だけかと思ったら、まあ、百万くらいならダイジョウブじゃないかなぁ・・・と、独り言(風)があって、少し安心。

それが、最初に土地を見た日から、2週間チョット。
あっという間のことでした。

不動産屋さんは、長いこと地元でやっている、旦那が社長で奥さんが宅地建物取引主任者という家族経営のお店。
申込書を出す前に、何度もお会いして、色々と詳しいお話を聞きました。

不動産屋さんによれば、土地の持ち主は最近まで数十年にわたって住んでいた人で、事情があって引っ越す事になったとのこと。

実は、昨年は中古住宅付きで(別の不動産業者を通じて)売りに出したらしいが、結局売れず、(不動産屋さん曰く、高すぎた)、今回は改めて仲介業者を変えて、中古住宅を取り壊して値段を下げて売りに出したとのこと。
また、傾斜地なので、周辺よりも面積当たり単価を低く設定してあることなど。

「買受申込書」を出してから4日後には、もう返事が来ました。

百万円なら値引きます。
それで良ければすぐに売ります。

妻から連絡を受けたのは、出張先で昼飯を喰ってる時でした。

ここまで来たら、選択肢はありません。
当然、買いです。

アレヨアレヨとここまで来てしまいました。
自分史上最大の買い物に向けて驀進!!!

その後は毎週末、不動産屋さんと顔を合わせて相談です。

手付け金をいくらにするか、いつ払うか。
重要事項説明書(案)の受け取り
契約書の内容確認
契約日・支払日の設定

銀行等のローンを利用していないので、契約書等もすべて自分で内容をチェックしましたが、それが結構大変。
インターネットや書籍から仕入れたにわか仕込みの知識と社会常識で色々と質問したり、不備と思われる点を指摘したりするのですが、自分には仕事があり、しかも夜はそれなりに遅い。
家に帰ってから、これらのチェックをして質問や修正意見を文書にしてFaxで送るだけにしておくのですが、昼間にその後の対応をする妻(専業主婦)がとんちんかんな対応をして、なかなか前に進まず。

自分もいらいらしてキツイ口調で問いつめたら、しまいには、私やりたくない!あなたやりなさいよ!
などと言いだし(怒!)、大揉め。
何言ってるんだー(以下略)

不動産屋さんでは、標準契約書に則って契約書を作っているのでしょうが、標準であるが故に、我々の契約にぴったりでは無い部分もあったり、あるいは厳密に考えた場合、明確にしておきたい部分もあったのです。
たとえば、代金を振り込んだ時点で権利書をもらえるのか、入金が確認されないとダメなのか、とか。
だってねぇ、異なる銀行間だと振り込みにもそれなりに時間かかりますよね。

これらのことを一つ一つ調整して、売買契約締結&手付金支払いは6月中旬。
土地を初めて見てから1ヶ月半もかかってません。
そして、残金の支払いと権利書等の受領が6月末。

こんなもんで、いいんですかね。



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