
第107回 地盤改良=深層混合処理=工事開始
先週金曜日に建築確認申請が通ったとのことで、いよいよ本格的に工事が始まりました。
まずは地盤改良。
スウェーデン式サウンディング法により、敷地内の5箇所の地盤調査をしました。
その結果を見ると、この土地は、切り盛りして造成したらしいということが判ります。
図と参照してもらえば分かり易いかも。
↓

B調査箇所は、地表から1mほど下はすでにN値換算で20程度=相当しっかりしている=地盤です。
D地点でも地表から2m下ではだいたいN値換算で20近くの地盤支持力が出ています。
が、A地点では4m近く下じゃないとN値換算で20は出ません。
C地点にいたっては5m下でもまだN値換算で15程度。
つまり、斜面の上側は堅固で、下側は柔らかい。
傾斜地では一般的な造成法である
斜面の上側の土を削って、下側にもってきて平地を造成する、
という方法が採られたみたいです。
とはいえ、それほどひどい状態ではありません。
札幌市の北部に広がっている泥炭地から考えると、きわめて地盤がしっかりしていると言って良いでしょう。
逆に、斜面上側の地盤が良すぎるので、杭などはほとんど打ち込めません。
また、周辺はすでに住宅地なので、ガンガン杭を打ち込むのもはばかれるし、土地の形状からしてくい打ちの重機を搬入するのもかなり大変です。
ということで、地盤改良には深層混合処理を採用することにしました。
重機のアームの先端に装着したドリルのようなもので地面に孔をあけながら、セメントを流し込んで土砂と混ぜ、固化させることで、改良柱といういわば杭のようなものを地中に作るやり方です。
↓ 穴ぼこが改良柱を作った孔。

↓この重機で孔をあけました。

よく見ると、単なる型ユンボじゃなくて、アームがかなり自由自在に動くようになっています。
このアームの先端にサンダーバード6号のようなドリルを取り付けて地面に孔をあけます。
↓すこし見づらいけど、これが”ドリル”

今日で約半分。
残りは明日です。
明日も天気が良いようで、ヨカッタ、ヨカッタ。
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その結果を見ると、この土地は、切り盛りして造成したらしいということが判ります。
図と参照してもらえば分かり易いかも。
↓

B調査箇所は、地表から1mほど下はすでにN値換算で20程度=相当しっかりしている=地盤です。
D地点でも地表から2m下ではだいたいN値換算で20近くの地盤支持力が出ています。
が、A地点では4m近く下じゃないとN値換算で20は出ません。
C地点にいたっては5m下でもまだN値換算で15程度。
つまり、斜面の上側は堅固で、下側は柔らかい。
傾斜地では一般的な造成法である
斜面の上側の土を削って、下側にもってきて平地を造成する、
という方法が採られたみたいです。
とはいえ、それほどひどい状態ではありません。
札幌市の北部に広がっている泥炭地から考えると、きわめて地盤がしっかりしていると言って良いでしょう。
逆に、斜面上側の地盤が良すぎるので、杭などはほとんど打ち込めません。
また、周辺はすでに住宅地なので、ガンガン杭を打ち込むのもはばかれるし、土地の形状からしてくい打ちの重機を搬入するのもかなり大変です。
ということで、地盤改良には深層混合処理を採用することにしました。
重機のアームの先端に装着したドリルのようなもので地面に孔をあけながら、セメントを流し込んで土砂と混ぜ、固化させることで、改良柱といういわば杭のようなものを地中に作るやり方です。
↓ 穴ぼこが改良柱を作った孔。

↓この重機で孔をあけました。

よく見ると、単なる型ユンボじゃなくて、アームがかなり自由自在に動くようになっています。
このアームの先端にサンダーバード6号のようなドリルを取り付けて地面に孔をあけます。
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