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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

粘土窯(ピザ窯)を冬眠から』目覚めさせる

第716回 粘土窯(ピザ窯)を冬眠から目覚めさせる

201506 冬眠から目覚めた粘土窯

単身赴任だ何だかんだで、ここのところすっかり活躍の機会を失っている庭の粘土窯
(へっつい窯とも、ピザ窯とも呼んでいる)ですが、
久しぶりに庭でBBQでも・・・・という声にこたえて長い眠りから(笑)目覚めさせました。

201506 冬眠中の粘土窯
↑冬支度(冬眠中)の粘土窯。

風雪を除けるためのブルーシートを外して、
まずは破損状況などをチェック。

青シートで防ぎきれなかった風雨で、外壁の粘土の一部が少し流されていますが、
機能を大きく損なうほどではありません。
窯口のアーチも、一部、欠けが進行しているようですが、
これも当面は支障はなさそうです。


201506 粘土窯 破損箇所
↑窯口のアーチの上部の破損が少し、進行しているように思えます。

ということで、まだまだ使えそう。
久しぶりに火をいれてみます。

201506 粘土窯 試験燃焼中
↑下の火室に火を入れて、火の回り具合を改めて確かめます。

まず下の火室に火を入れて燃焼具合を確認。
改めて気がついたことは・・・・
当初の想定では、下の火室の熱い排気は、窯奥の孔から上部の火室に抜けて
上部の火室を充分加熱した後に、煙突から排気されるはずだったのだが、
手前の窯口からもかなり排気されてしまう。

これだとせっかくの熱が窯を暖めずに逃げてしまい、
熱効率が悪く、相当にもったいない。

木材の部材も焦げてしまうので、これは何とかせねばなるまい。

下の火室は天井部分がフラットだから排気が奥にも手前にも走っちゃうようなので、
不燃素材の何か(レンガとか)で、火室の窯口の上部に、下がり壁を作れば改善されるような気がする。

それと、念のための木材部分を不燃構造にする。
珪カル板を張ればよいだろう。

上の火室での燃焼は問題なし。

温度計が壊れていたので、これも新規購入。

6年前に探したときも、300度まで計れる安い温度計は一種類しか見つけられなかったのですが、
その状況は今でも変わらず。

前はジョイフルAKでしたが、今回は街中のLOFT。
約1500円でした。

201506 窯用の温度計
↑300度まで計れる温度計。

庭BBQの準備は着々と進んでいますが、参加者の都合はつくのだろうか。

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こんどは土間用のテーブルを作る(やはり端材で(笑))

第715回 こんどは土間用のテーブルを作る (やはり端材で(笑))

庭用のベンチとテーブル作成で勢いがついたので
引き続き、土間用のテーブルを作ります。

土間に置いてあるストーブの前で、玄関のあがりまちに腰掛けて、
本を読んだり書き物をしたりする小さめのテーブルが欲しいと
前から考えていたのですが、
在庫の材料で、どう作るか、考えあぐねておりました。

で、庭用だから適当でいいや、
という感じで作った庭用テーブルの脚部がまずまずの出来だったので、
土間用テーブルも同じ構造で行くことにしました(笑)。

ただし、天板については、書き物などにも使えるようにちょっと工夫。

在庫してた厚めの構造用合板。
平面形状が台形であることと、
同じ形のものが2枚あるのですが、それぞれがけっこう小さく、
一枚だけだと天板としては使えないことが難点でした。

で、解決策は下の写真。

201505 土間テーブル 材料
↑中途半端なサイズの台形の合板2枚と、同じ厚さの板を組み合わせて天板にします。

同じくらいの厚さの板を探してきて、2枚の合板にぴったり合うように斜めにカット。
この板を合板の間に挟んで、アクセントにします。

塗料は、家を建てた時に(すでに7年前)、ソファテーブルを作るために買ったものを引っ張り出してきました。
これ、まだ使えるんだろうか・・・・?

201506 ESHA 7年ぶり
↑7年前に買ったオイル塗料「ESHA(エシャ)」。

当時は、ソファテーブルのほかにも、大黒柱にも塗りました。
浸透したオイルが硬化するようで、木材の表面が硬くなり、
水分も弾くようになります。
乾燥も結構早くて、比較的使いやすい。

201506 ESHA 使えそうです
↑缶をこじ開けると・・・・大丈夫そうですね(笑)。

缶の縁がカチカチに固まっていたのですが、
マイナスドライバーでこじ開けると、中身は大丈夫のようです。

天板材の合板はきっちりサンドペーパーをかけて、面取りもしてから塗装。
エシャを塗ると、木材はちょっと色が濃くなります。
合板はいい感じに仕上がりました。

真ん中の接合材は、普通の松材なので、オリンピックステインで塗装して
見た目のアクセントをつけました。

201505 土間テーブル 天板製作
↑土間用テーブルの天板。

接合面に木工用ボンドを塗って接着しますが、それだけでもつ訳が無い。
本当は、すいつき桟とかで加工したいところですが、
そんな道具も持っていないので、簡便法で。

201506 土間用テーブル 天板
↑天板を裏からみる。

長手方向に材を当てて、裏から木ねじで固定。
ネジの先端が天板の表面に飛び出ないように、ネジの長さにはくれぐれも注意。

材の長さは、脚の位置を充分に勘案。

201505 土間テーブル 脚の塗装
↑脚。実は、庭用テーブルと、少しだけ構造が違います。

脚は乾燥の早い皮膜系水性塗料、オリンピック・マキシマム。

脚は左右対称なので、
どちら方向に取り付けるか、しばし懊悩。

201506 土間用テーブル 脚部 2 ←どちらにするか→201506 土間用テーブル脚部 1

脚の位置を決めたら、天板に木ねじの下穴を開けます。
木ねじの頭部がきれいに収まるように、下穴あけの後に、
径の大きい木ねじで2ミリくらい削穴。
バリが出るので、下穴周辺だけ軽く再塗装。

201506 土間用テーブル 天板の下穴と細工
↑下穴付近を軽く再塗装。

構造補強をかねる棚板も取り付けて、完成です。

201506 土間用テーブル 完成
↑完成しました。

天板を変えると、庭用テーブルとはずいぶんと印象が変わりますね。

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庭用のテーブルを作ってみた (材料は端材)

第714回 庭用のテーブルを作ってみた (材料は端材)

久しぶりに庭でBBQでもやろうか、という話が出ております。

ということで、ちょうど貰い物の端材もいっぱいあることだし、
せっかくの機会なので庭用にテーブルとベンチを作っちまうか、と思い立ちました。

201505 庭テーブルの脚
↑端材をザックリとカットして脚を製作。

脚材は、端を少し斜めにカットして、ふんばるような形にしました。

冬はどこかにしまうにしても、少なくとも夏の間は庭に置いておくつもりなので
防水・腐食対策が重要。
要するに塗装するわけです。

薪小屋つくりで使ったオリンピック・マキシマムがまだ残っているので、それを使えばよいのですが、
それだけではデザイン的に面白みに欠ける。

今回は、4年前に、木製サッシの外枠塗り替えに使ったきりだった
オリンピック・ステインを使ってみることにしました。

201505 オリンピックステイン 半透明
↑4年ぶりに登場したオリンピック・ステイン。

このオリンピック・ステインは浸透タイプの塗料で、天然成分でできている(亜麻仁油とか)らしく、
我が家を設計した設計事務所の一押しの塗料だったのですが、
残念ながら、すでに製造中止になってしまいました。

それと、乾燥するのにまる一日くらいかかるので、
使い勝手はあまりよくありません。

手元に残っていたのはちょっと赤っぽい色の、半透明タイプ。

201505 庭テーブル 部材塗装
↑塗り分けられた庭テーブルの部材

脚は濃い焦げちゃ色のオリンピック・マキシマムで塗装。
こちらは30分ほどで乾燥してしまいます。

天板を赤っぽいオリンピック・ステインで塗装。

組み立ては翌日です。

201505 庭テーブル 暫定完成
↑庭テーブル 組み立て後。

色合いはなかなか良い感じです。

が、ちょっと横方向に不安定なので、さらに補強を入れることにします。

201505 庭テーブル 棚追加
↑この部分に補強用の棚を付けます。

ここに棚をつければ、横方向の剛性が増すはずです。
上の写真は、サイズ合わせ。
これからちゃんと塗装します。

さて、テーブルと平行してベンチも作ります。
ベンチはテーブルに比べて背が低いことや、
下に足を入れるスペースをきちんと確保するなどの制約条件が少ないため、
テーブルよりも構造に気を使わなくてすむので作りやすいです。

201505 庭ベンチ 脚
↑脚は太さ約10cmの柱材の端材をカット。

ベンチは極力シンプルな構造にしたくて、
一辺が約10cmの角材を束ねただけ、
のような構造にしましたが・・・・。

一辺が約10cmの角材を、木ねじで貫くのはけっこう大変で、
そもそもそんな強力な工具を持っていないので
太い木工ドリルで、材の半分近く深さの穴をあけて、
そこから木ねじをねじ込んで材を結合することにしました。

201505 庭ベンチ 脚部の構造
↑この三つの穴の奥から木ねじが入っています。

201505 庭テーブル&ベンチ 完成
↑庭用テーブル&ベンチ 完成

色使いがおそろいでいい感じ?

何だかんだで二週に渡る作業になってしまいましたが、
なかなか満足のいく仕上がりになりました。

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亜麻が満開

第713回 亜麻が満開

年々、勢力を拡大している亜麻です。
ただいま満開。

201506 亜麻の花1
↑満開の亜麻(宿根亜麻=フラックス)

201506 亜麻の花2
↑この薄紫色が良い

201505 亜麻が満開2
↑つぼみがたくさんあって、次々と咲くので花期が長いのも良い

リネンの材料となるのは、本当は宿根じゃない一年生の亜麻なのですが、
庭に蔓延中の、この宿根亜麻でも一応は繊維が取れます。

今年は、少しチャレンジしてみようかしらん。

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