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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

木製サッシの・3年目の塗替え準備編

第491回 木製サッシ・3年目の塗替え準備編

今回、塗り替えをする木製サッシは、DOMUS(ドムス)というフィンランド製の窓です。
発注から3ケ月かかってかかって船で運ばれてきた(設計事務所談)もので、
いろいろとおもしろい機構になってます。

札幌市にあるビタレスクという会社が輸入してるんだけど、
ということは、札幌(あるいは北海道)以外では、ほとんどお目にかかれないということかな?

→ ビタレスク社HP  ビタレスク  うんちくとか歴史とか、いろいろ・・・ 

我が家で採用した木製サッシについては、前にも色々書いている。

過去の記事はこちら。→ フィンランド製木製3重サッシ「ドムス」 
              → 木製サッシでカーテンレス  

外側が単板ガラスで、室内側がペアガラス。
ペアガラスにはアルゴンガス封入。
単板ガラスとペアガラスのあいだにブラインド内蔵。
気密性確保のためか、大型サイズのものは通常は開閉しない仕様で、
大型窓には、その横に、開閉が楽な、換気などのための縦細窓をセットするのが標準型。

南側窓
↑大型窓の横には開閉用の網戸付き縦長窓。

換気用の縦細窓も、開閉ハンドル1つで複数箇所をロックする機構です。
このおかげで密閉性がかなり高い。

ワンハンドル-2ロック
↑中型の窓は1ハンドルで2箇所ロック

通常は固定状態の大型窓も、ロック部分を外すことで内側に開くことができます。

窓ロック用ハンドル
↑ロック用ハンドル。3箇所のロック解除すると、内開きで窓が開きます。

ロックを解除して窓全開
↑窓は内開き

2階の窓は、地上約4mの高さにありますが、窓を全て内側に開くことができるので
高い位置の窓も全て室内側から塗装作業ができます。

南側窓位置
↑南面の窓位置

内開きで塗り替え作業らくらく
↑室内側から塗装塗り替え作業可能。窓の外枠も、少々身を乗り出せば・・・

と思ったら、階段の窓だけが室内側からも手が届かない・・・・。
室内に脚立を立てるか。

階段窓
↑階段の窓。縦長なので、上部には手が届かない。

最初は、4mの脚立を用意しなければならないかと思っていましたが、
階段窓を除いて、脚立なしでどうにかなりそうです。

ところで、南側以外の窓はといいますと、
ベランダの窓は、西面にあるのですが、塗装の劣化状況が南側の窓と全然違います。
ベランダに屋根が掛かっていることからあまり風雪にはさらされず、
太陽光線を浴びるのも短時間だからだと思われます。

ベランダの窓
↑ベランダの窓。でかい。ガラス割ったら直すのに一体いくらかかるか・・。

ベランダ窓下側
↑ベランダの窓枠下部。ベランダ屋根のおかげか、塗装があまり劣化していない。

同じ西面にある窓でも、普通の壁面に設置してある窓は、
それなりに劣化が進んでいます。

西側窓 西側窓下部アップ
↑同じ西面の窓でもベランダの屋根が無いところは、南側の窓と変わりない劣化状況。

北海道でこれですから、日差しの激しい本州以南では、木製サッシの手入れは結構大変
でしょうね。

さて、今回、窓枠に塗る塗料は、オリンピック・オイルステイン。

我が家では外壁も室内も、この塗料です。
窓枠のオリジナルの色(赤っぽい)を意識して、赤みの強いレッドウッド色(704番)を選びました。
木目が透けるように、セミ・トランスパーレント(半透明)です。
オリンピックステインは小さい缶が無いので1ガロン缶(約3.8リットル)入りを購入。
これで23~14平米(14畳~8畳半)塗れるそうです。
当然、今回の窓枠塗り替えだけでは使い切れないので、デッキなんかも塗装しちゃおうかな。

1缶7,800円でした(@ジョイフルAK)。
発売元の新宮商工のサイトでも8,295円なので、まあ納得価格です。

窓塗り替えセット
↑塗装セット

この塗料は希釈不可で、使用時にはよく攪拌する必要があります。
家を建てたときの外壁材塗装時は電動攪拌機でギュワギュワ混ぜてました。
かなりどろどろしていて粘性が高く、手でまんべんなく攪拌するのはかなり大変そうなので、
今回は電動ドリルに装着する攪拌棒を買ってきました。
上の写真の手前に写っている黄色い物体です。

気温が10~29度の時は、約24時間で乾燥。
雨が降りそうな時の塗装は不可。

ということなので、晴天が2~3日続く予報の時を選んで塗る必要があります。
今週半ばが狙い頃か?



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ドアのすきま風を防ぐ・・・ようやく成功編

第490回 ドアのすきま風を防ぐ・・・ようやく成功編

厚さ約5mmのすき間テープを貼ってみたが、すき間がそれ以上広いところがあって、
すきま風を止めきれなかったところまでが前回。

さらに厚みのあるすき間テープを探して、再度、ホームセンターへ。
今度は厚さ約7~8mmのすき間テープを買ってきた。

断面形状は・・・・?型
逆LとLが背中合わせになったような断面。
二重に気密性が保たれるような断面だが、厚ささえ充分ならP型断面でも問題なくすきま風がシャットダウンできたので、これを2つに裂いて使うことにする。

元々のシール材の第2号 新シール材の厚さ約7mm
↑すき間テープその2。色合いも材質の最初に買ってきたものと同じシリーズ品。
 手に持っているのは、割れた、古いシール材。

念のため、これでもまだ厚みが足りない場合にそなえて、シンプルな棒状の発泡ゴムも購入。
厚さ5mm×幅10mm。

すき間テープはmあたり210円。
発泡ゴムは、意外と高くてmあたり400円。

下駄用の発泡ゴムシート
↑発泡ゴム。スポンジ状。茶色がなかったので黒。

換気扇を最大で動かして、すきま風が入ってくるところ特定。
前回、貼ったものも含めてすき間テープを剥がして、今回買ってきた新しい(少し厚いもの)に貼り替え。

7mm厚のシール材を貼る
↑7mm厚のシール材を貼る。

さらにすき間が広そうなところは、すき間の幅を計測。
7~8mmありそうなところは、すき間テープの下に発泡ゴムで下駄を履かせて厚みを嵩あげ。

シール材の下駄履き
↑下駄履きシール材

発泡ゴムの幅が10mmあるので、シール材に合わせて、半分にカットして使用。
ドア枠への貼り付けは、一般的な事務用両面テープ。

下駄履きシール材をセット
↑すき間に貼り付けた、下駄履きシール材。

シール材の厚みに差があるので段差ができるが、
その段差の部分からすきま風が入ることもなく、無事にすきま風撃退に成功。

シール材が厚くなってドアが閉めづらくなるかと心配したのだが、そんなこともなく
すきま風が劇的に減りました。

今回の教訓は、

”すき間のサイズに合わせたすき間テープの使用が重要!”

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木製サッシのお手入れ=塗り直し

第489回 木製サッシのお手入れ=塗り直し

我が家の窓は主に木製サッシ。
(RC造の風呂・トイレ・ボイラー室は、コストの関係でプラスチックサッシ&大工さんお手製のはめ殺しガラス窓)

直射日光や風雪の影響をもろに受ける外側は、経年劣化が激しいので、一定年数ごとに
お手入れが必要です。

この家に引っ越してきたのは2008年9月ですので、既に2年半が過ぎています。
ということはサッシは2008,09,10の3度の夏を経験していることになります。

で、設計事務所の方からは、3年過ぎたら窓枠を塗り替えてくださいね~、と言われていましたので、
ちょうど塗り替えどきです。

南側のサッシは、だいぶ塗料がはげてきて、見るからにお手入れ時の様子。

家屋南面
↑いえの南側には3つの窓があります。

南側窓 南側サッシ枠の色あせ
↑南側1階のサッシ。アップにすると外枠の塗装が剥げかけているのがよく判る。

設計事務所に、あらためてお手入れ方法を聞いたところ

・塗装のはげてきた、窓枠外側を再塗装して下さい
・塗装前の下処理は、ブラシなどで軽くほこりを払ってその後ぼろきれで拭くくらいでよいです。
 サンドペーパーまでしなくても良いと思います。
・塗料は、基本的な性能としてはオリンピックステインのソリッドかセミトランスパレントであれば問題はないと思います。
・塗装すると、塗料がしっかり染み込みます。それが大事なのですが色もかなり濃くはなります。
 何を縫っても、今までのものと、またはサンプルとはまったく色の濃さなど変わりますが気にしないでください。

というようなアドバイスを頂きました。

色が変わっても気にするな・・・・

でも、全然違う色になったらやだなぁ。
一応、今の色に近い色を選ぼう。

ゴールデンウィークの天気はどうなんだろう。
天気が良かったら、ちゃっちゃっと色を塗っちゃおうか。

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ダン箱堆肥・4~5日で33度まで温度上昇

第488回 ダン箱堆肥・4~5日で33度まで温度上昇

最初は気温と同じ温度だったのが

1.米ぬかを投入
2.水を投入
3.混ぜ混ぜ

という手間をかけて、4~5日したら、温度が33度まで上昇しました。
発酵がうまく始まったようです。

4~5日で33度
↑順調に菌が活動中。33度。手で握るとホカホカしている。

気温が上がれば、もっと菌類の活動が活発になって、さらに温度が上がります。
そうすると、仮に昆虫の卵なんかが混ざり込んでいたとしても死滅してしまうらしいです。

さて、この調子で、毎日生ゴミを入れて、時々米ぬかと水を補給してあげれば、
来年の堆肥は心配なしかもです。


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ドアのすきま風を防ぐ・・・シール材交換

第487回 ドアのすきま風を防ぐ・・・シール材交換

数回前に、ドアのシール材がへたってしまい、ドアからのすきま風が気になるようになったという話を書きましたが、
ネットで調べても、よさそうな、すき間を塞ぐシール材に行き当たりません。

ということで、ホームセンターをさまよってみたところ

シール材の断面形状
↑見つけてました・・・

ありました。
軟質ゴム(発泡ゴム)製の、P型断面のシール材です。
両面テープもセット済み。
おまけに、色まで、我が家の建具とぴったりの茶褐色です。

とりあえず6m購入
↑m当たり150円。

とりあえず、どこかのドアで試験施工してみるために、6m、購入してみました。
150円×6mで900円。

もし、厚みが足りなくてすきま風が止まらなかったり、逆に厚すぎてドアがうまく閉まらなくなったりしたら
このシール材は不採用なので、まずは試験施工です。

妻曰く、一番すきま風が気になる、というベランダドアで試してみることにします。

まず、すき間に手をあてて、すきま風の様子を見ます。
すきま風が強いところとほとんど感じないところがあります。

すきま風が強く感じられるところを選んで、傷んだすき間材をはがします。
両面テープで張り付けられているだけなので、強引に引っぺがします。

古いすき間材をはがす
↑一部だけ、すき間材をはがす。上半分にはまだ古い材が残っている。

はがされた古いすき間材
↑はがされたすき間材。二つに割れてます。

はがした古いすき間材は、施工後まだ3年も経っていないのに、すでにぱっくりと割れて、へたっています。
これではすき間風を通してしまうわけです。

はがした跡に、あたらしいすき間埋めのシール材を張ってゆきます。
両面テープセット済みだから楽ちん。

新しいすき間材を張り付ける
↑新しいすき間テープを張ってゆく。簡単。

さて、結果はどうかといいますと、

ほぼ完ぺきにすきま風がシャットダウンされた場所もあるのですが、若干すきま風が減ったものの、まだ残っている箇所もあります。

これはどういう訳か?

ドアをよーく観察してみると、すきま風が残っているところは、ドアが壁から少し浮き気味のようです。
それで、すき間テープの厚みが少し足りないようなのです。

今回のすき間テープは厚さが5mm強といったところ。
扉当たりと扉体の間隔が5mm以上あると、きちんと気密が保てない・・・・
と、まあ至極もっともな理由です。

すき間5mm
↑すき間が5mm以下のところは、密閉されて、すきま風なし。

すき間7mm
↑すき間が一番大きいところは7~8mm。厚さ5mmのすき間テープではすきま風防げず。

さらに良く観察してみると、ドアがキッチリと壁に密着している箇所ほど、
もともと貼ってあるすき間テープが割れたり、折れたりしているようです。
つまり、密着しているが故に、強い力を受けたすき間テープが破損している・・ということのようです。

これはすき間テープの材質、厚さとすき間のマッチングが悪かったということでしょう。

もともと張ってあったすき間テープはゴム系(発泡していない、固めのゴム)なので、
強い力で曲げられたままだと折れてしまうのだと思われます。

今回、貼り替えているのは発泡ゴム系で、かなり柔軟なので、少々の力で押されたり、曲げられたりしても
折れることは無いと思うのですが、実際のところは年数を経てみないと何とも言えません。

まあ、今現在、すきま風が止まることが重要なので、あとあと、またへたってきたら、また交換すれば良いはなし。

さて、話しは戻って・・・・

今現在のすきま風を防ぐには、あと2~3ミリほど厚いすき間テープが必要です。
もう少し番手の大きいものがあるだろうか?

またホームセンターに行って来よう。

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雨どいがズレた

第486回 雨どいがズレた

雨どいがずれていることに、妻が気づいた。

いったい、どうなると、雨どいがこんなにズレるものなのか。

あまどい
↑よーく見ると、ずれてます。

あまどいズレ箇所アップ
↑アップです。それでもまだ見づらい。

春になって、雪が融けてきたときに、このすき間からポタポタと水が垂れてくるようになった。


我が家の屋根は無落雪。
傾斜はあるが、表面がザラザラした屋根材を張っているので、積もった雪が滑らずに、積もったままとなる。

冬の間、屋根からはみ出た雪が、雨どいの上にものしかかっている。
この重みで、微妙な傾斜が付けられている雨どいの下手側に、力がかかったのだろうか?

吹雪の後
↑冬の写真で見てみる。屋根の雪が雨どいまではみ出している。

そんな力がかかるほど、傾斜があるとも思えんが・・・。

原因はさておき、とりあえず元にもどさねばならないのだが、
これは、一体どのように直したらよいのでしょう?

屋根に登って、ずれた樋(とい)を引っ張れば良いのか?
それとも、左右からカケヤで叩くか?

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段ボール堆肥箱レボリューション

第485回 段ボール堆肥箱レボリューション

ダニ(たぶん)の発生により室外に追い出された段ボール箱堆肥でありましたが、それでも生ゴミは毎日発生するので、玄関そばの、屋根のある駐車スペースの一角に置いておくことにしました。

その時の記事→ ダン箱堆肥に異変

しかし、数ヶ月を経て、横風を伴う雨などにより、箱がだんだんよれよれになってしまいました。
約2年間、よく働いてくれましたが、冬期間は屋外に置いておけません。

そもそも、冬は、生ゴミを投入しても絶対に発酵、分解なんかしません。
箱が凍り付いてふたが開かないかも。
ふたが開いても、中身の燻炭とかが凍り付いて生ゴミを撹拌することができません。

ということで、初冬のある日、段ボール堆肥箱の中身を戸外の堆肥箱に投入して、空になったダン箱は廃棄することとしました。

堆肥段ボール箱第一号
↑お役ご免の段ボール堆肥箱1号。良い仕事をしてくれました。

そして、雪解けを迎えた今、ダン箱2号の登場です。

近所のスーパーで買い物ついでに段ボール箱をもらってきてちゃっちゃっとガムテープで箱を作成します。

堆肥用段ボール箱作成中
↑本体はわりと簡単。ガムテでとめるだけ。

段ボール箱をうまくバラしてフタにする 堆肥用段ボール箱完成
↑フタの方が難しい。仕上がりを考えながらあちこちカットして組み立てる。

底は2重に。

箱が出来上がったら「くん炭」と「ピートモス」を投入。
6:4とか言う人もいるが、適当。


くんたんとピートモス
↑「くん炭」と「ピートモス」と「米ぬか」。米ぬかはタダ。

くん炭とピートモスをザックリ混ぜたら、米ぬかを振りかけて、またまた混ぜ込む。

米ぬかは近所のホームセンターに併設されたコイン精米所から『ご自由にお持ち下さい』
というのをもらってきます。

米ぬかも投入
↑米ぬか

そのままだと乾燥しすぎで微生物が活動しないので、じゃばじゃば水をかけてワシワシと混ぜます。
くん炭とピートモスの基材は、想像以上に水を吸収するので、かなり水を入れても段ボール箱は問題ありません。
段ボール箱に直接、水がかかったらダメですけど。

基材を握って、しっとり感じるくらいで丁度でしょうか。

最初の立ち上がりは少しもたつきますが、そのうち微生物が活動し始めて、温度が上がってきます。

生ゴミ投入
↑生ゴミも投入。

発酵(微生物の活動)には15度くらいの温度が必要だそうです。
札幌周辺では、まだ外気温はヒトケタ台なので、外に出すと発酵が止まってしまいます。
もうしばらく(5月中旬くらいまで?)は室内(1階土間の薪置き場)に置いておくことにします。

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露天風呂のフタをようやく直す

第484回 露天風呂のフタをようやく直す


たいしたことではないが、放っておいた露天風呂のフタを、ようやく直すことにした。

まずは、取っ手を取り外して、割れたところを木工用ボンドでくっつける。

木工用ボンドと壊れた取って
↑前回の破壊箇所も、同じようなところ。構造上、ここが弱点なのか。

木工用ボンドぬりぬり
↑両面に、たっぷり木工用ボンドを塗布。

薪を重しにして圧着
↑薪を重しにして、しばらく安静に。

一度引っこ抜けちゃったので、今度は木ねじでは固定できない。
ということで、ボルトを通して、両側から締めて固定することにする。

取っ手やフタの厚みを考えて、ボルトの長さは100mmは必要。
ボルトの径は、手元にある木工用ドリルの径から考えて4mmくらいか。

さっそくホームセンターへ。
4mm×100mmの、予定サイズぴったりのボルトが1本33円で置いてあった。
ワッシャーとナット合わせて、2セットで144円。

近所にホームセンターがあるのって、とっても便利です。

ふろふた取っ手修理部品
↑購入してきた修理用の部品。ワッシャーは、一部、使わなかった。

あとは、ドリルで削孔して、ボルトをとおして締めるだけ。

ネジ孔穿孔
↑ドリルで削孔。ビット長が足りなかったので、マーキングして裏側からも削孔。

取っ手取り付け完了

ボルトの頭だけでは心許ないので、ワッシャーを咬ませました。
大きめのワッシャーは、取っ手の立ち上がり部分と干渉してしまい、ボツ。

フタの裏側の押さえ板は、センターからズレてしまっています。
実用上、問題はないのでそのまま。

こちらは、ワッシャーを2重にしています。

とりあえず、これで無雪期は乗り切れそうですが、次の積雪期はどうするか。
取っ手破断の原因は解決していないので、次の冬に、同じコトがくりかえされそう。

雪が積もったら、こまめに除雪すればよいのか?


裏側固定部分アップ 裏側全景 

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580円でパソコンのメモリを増設

第483回 580円でパソコンのメモリ増設

家で使っているデスクトップパソコンは、9年近く前に買ったもの。
OSはそろそろ、サポートが終了するという噂のウィンドウズXP。
CPUはAMDの Athlon1600+ 。なつかしい・・・・・。

3Dのゲームとかするわけでもなく、もっぱらネットと写真加工や図面作成、表計算や文書作成くらいで、そんな複雑なことはしないので、基本的にほとんど手を入れず、素のまま使っています。

しかしながら、いつのまにか、動作がとてつもなく遅くなってしまいました。

特別、ソフトを追加したりしてはいないのですが、ブラウザーとかアクロバットリーダーとか、
無料配布の標準ソフトがどんどんCPUパワーを要求するようになっているのでしょうか。

起動してからまともに動くようになるまで10分くらいかかって効率悪すぎ!

どうにかしたいのですが、予算的にパソコンを買い替えるにはちと厳しい。

タスクマネージャーで確認すると、どうやら劇的にメモリが足りないようです。
標準装備のメモリは256MB。
当時としては立派なモンですが、メモリがGB単位で実装される今となっては、お話にならない?

調べてみると、メモリスロットは2本実装されていて一つ空いてます。
マザーは1GBまでメモリを認識するようです。

PC腑分け
↑PCの筐体を開てチェック

標準メモリ256mb
↑スロット2つのうち、1つには256MBの標準メモリが。

ということで、その場しのぎの弥縫策として、メモリを増設することにしました。

使えるメモリの規格は
184pinのDIMM,DDR-SDRAM,PC2100(266Mhz),2.5vでパリティなし(non-ECC)。
こんなメモリ、まだ流通してるのでしょうか?

当然ながら、新品なんて論外。

ネットで中古メモリを探してみると、ありました。タマ数は少ないものの、1GBのものが2,980円+送料で売ってます。送料は1000円。

意外と高い。
うーん・・・・・・どうしよう。


とか悩んでいたのですが、職場の近くの中古ショップ(じゃんぱら)に行ったら、規格に合った512MBのメモリが
 580円(税込) で売っているではないですか!

迷わず購入。
さっそく実装。

580円の格安メモリ
↑税込580円。

メモリをスロットに押し込む力の加減をすっかり忘れていて、ビビりながら何とかカチッとロックするまでメモリを挿入。

格安メモリ無事にセット
↑メモリが2枚刺さっています。

OSオン!
起動が大分早くなってる感じ!
以前は多かった、いかにもHDDの仮想メモリにスワップしているカショカショいうHDDへのアクセスが明らかに減ってるような気が・・・・・気だけか?

増設メモリ無事に認識
↑RAM736MB。増設した分がきちんと認識されています。

体感的には、かなり起動や反応が早くなってるんだが、どうなのだろう。
メモリをつけたり外したりしてベンチマークテストやるのも面倒だし、気分だけでも早くなってたら、それだけでいいことにしましょうかね。

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露天風呂のふたが壊れた・3度目

第482回 露天風呂のふたが壊れた・3度目

また露天風呂のふたが壊れました。

露天なので、ふたに雪が積もります。
そのままにしておくと、昼間、少し気温が上がったときに湿雪となって密度が増します。
夜になって再びばりばりに凍り付きます。

そして週末。
ふたを開けようと力任せに取っ手を引っ張ったところ・・・・・
バキッという音とともに、フタとお別れしてしまった取っ手が私の手に握られていました。

フタと浴槽の間の湿気が凍り付いて、貼り付いていたことも原因のようです。

風呂のふたに積雪
↑ふたの上に雪が積もります。これを放っておくと・・・

風呂のふたを持ち上げようとしたら
↑強引に取っ手を引っ張ると、こうなります。

おんなじようなことで、一度、取っ手を壊したことがあります。

その時の記事→ 露天風呂のふたが壊れた 
いやあ~学習してませんね。

その時は木製の取っ手そのものが割れて壊れたのですが、今回は同じように木製取っ手が割れて壊れた勢いで、取っ手とふたをつなぐ木ネジも抜けてしまいました。

割れたところは、また木工用ボンドでくっつけるにしても、もう、同じところにネジは効かないので、取っ手をふたに固定する、別の方法を考えなければなりません。

うーん、穴を貫通させて、ボルトを通し、ワッシャーとナットで締めて固定してみますか。

一番上の写真を見てわかるとおり、取っ手が壊れたのはまだ雪が多い時期のこと。
かれこれ2ケ月ほど前になります。
年度末の激忙しい時期だったので、修理に手が回らず放置プレー。
まあ、風呂に入るのには支障があるわけでもないし。

ということで、新年度を迎えて少し余裕ができたので、やっと重い腰をあげたということです。

来週末にはボルトを買ってきて修理します。

ふたの取っ手が2度目の破損



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築2年ですきま風

第481回 築2年ですき間風

暖かくなったら、どうにかしたいと思っていたのが隙間風。

最近建った家の例にもれず、我が家も24時間換気。
2時間で1回(たしか)家の中の空気が入れ替わる計算で換気の設計がされているはずです。

そのため、屋根裏に換気装置(換気ファン)が設置され、そこから家の中の数か所に換気パイプ
が伸びています。

24時間換気装置
↑屋根裏部屋の24時間換気ファン

このファンは、換気(吸気)パイプで室内の空気を集めて室外に排出するものですが、
当然、その分の空気が室内に入ってこなければなりません。
そのための吸気口が、換気装置と離れた、1階の奥の方に2か所設置されています。
吸気口は、無動力で、内外気圧差でパコッと口が開くものです。
つまり、室内が負圧になることが動作の前提なわけです。

しかしながら、室内が負圧なので、吸気口からだけでなく、すき間があればどこからでも
外気が入ってきます。

もともとこの家は気密性に気を付けて設計・施工されています。
そのため、基本的に動き続けている24時間換気に加え、台所の換気扇を回すと
室内がかなりの負圧に(屋外の気圧に比べて、室内の気圧が低く)なります。
(24時間換気だけでもそれなりに負圧になっていますが・・・)
換気扇って思ったより強力なのです。

例えば換気扇を動かしている時に玄関の戸を開けようとするとかなりの抵抗感があります。
グイッと扉を開けると”ばふっ”という感じで空気が流れ込んでくるくらい。

わが家の気密性は、なかなか侮れないレベル。

窓はガラスが3重で、建て付け部分もかなり厳重にロック、圧着されており、
また壁面も気密性に気を使った構造になっています。

結局、空気が漏れる一番の弱点は室外と室内を結ぶドアになります。

しかも、我家には4カ所も室内外を結ぶドアがあります(なんでそんなにドアがあるのか?)。

これらは全て、メーカー製の既製品ではなく
いずれも職人さんが木材、ペアガラス、金具等を組み立てて造った完全オリジナルのもの。

2階主玄関ドア 露天風呂のドア
↑2階主玄関のドア     ↑風呂場から露天風呂に出るドア。

この世に二つとないものだし、気に入っているのですが、工場製品のような精度は難しいのかもしれません。
幅が広いドアには反り防止の機構などを組み込んではありますが、この家も完成してから早3年。
微妙にゆがんできているようで、隙間があるように見えます。

そして、実際に隙間に手を当ててみると、ところによりス~~っと風を感じます。

すきま風を調べる
↑ドアの隙間に手を当ててみる

夏の間は全く問題なし(我が家は冷房を使わない=そもそもクーラーが設置されていないので、吹き抜けの高窓を開けっ放しのことが多い)ですが、密閉している冬が問題。

建築後、2年が経ち、いろいろと問題が顕在化してきたようです。

冬のある日、気がつくと、ベランダと2階居室を結ぶドアに目張りがしてあります。
壁とドアのすき間が養生テープでふさがれているのです。

平日の昼間は私も子供も家にいないので、家に一人で居る妻は、
もったいない精神で、暖房を絞っているらしいのですが、それですきま風が気になったようです。

それにしても、養生テープの直貼りはないでしょう。

ベランダへのドア
↑養生テープが貼られていた、ベランダにでるためのドア。

で、4カ所のドアのチェックした結果は以下の通り。

2階正玄関・・・・・・若干すきま風
1階土間玄関・・・・・若干すきま風
露天風呂出入りドア・・・・すきま風

どのドアもすきま風が入ってきています。
さすがに玄関ドアに養生テープは貼れません。
テープを貼ったら出入りができなくなってしまいます。

家ができてすぐは、こんなにすきま風があったような気がしません・・・。

ドアと壁のふれる部分をよく見ると、すきま風を防ぐためのシール材が張られていることが判ります。
表面はモヘアのような起毛素材で、本体は硬質ゴム?断面形状はL型。

このシール材が・・・・折れてます。

密閉罪の劣化 ドア密閉材の劣化状況

↑シール材が折れている

経年劣化か、いつもドアで折り曲げられているからなのか、原因は判りませんが、これが折れてへたっていることが
すきま風の大きな原因ではないかと思われます。

ここを改善すればすきま風はシャットダウンできるでしょうか?

ためしにドアをぐっと押して、壁に密着させてみると、すき間風は止まります。

どうやら、シール材を交換して隙間を無くすることですきま風をシャットダウンできそうです。

2年でへたってしまったシール材と同じものでは、だめです。
まず必要なのは弾力性か?それが長持ちするものは無いだろうか?

イメージ的には、紫外線にも暑さ寒さにも負けず、密閉性を発揮し続ける自動車ドアのシール材
と同じような素材、同じような形状で、1/5くらいのサイズのものがあればよいのですが。

ネットでは上手く探せませんでした。
こんど、ホームセンターをさまよってみます。

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ふた冬分の光熱費を整理・分析してみる

第480回 ふた冬分の光熱費を整理・分析してみる

ひさしぶりだ~

1月末頃から怒涛の進行となっていた年度末の仕事が一段落したと思ったら、地震。

震災に逢われた皆様、現在進行形で対応している方々に心からお見舞いを申し上げます。

さて、4月も中旬になり、雪国北海道でもさすがに雪解けを迎えています。
我が家のある札幌は、北海道内ではそれほど厳寒の地ではないので、
ここのところの暖気で庭の雪はほとんど無くなりました。


平成20年9月(西暦2009年9月)にこの家に引っ越してきて、かれこれ2年半が経過しています。

ガスやら電気やらにどれくらいかかるか、だいたい平均的な値が見えてきたのでちょっと、
整理・分析してみます。

まずはガス。
敷地に配管があったので都市ガスです。

2年分のデータを重ねて見ると、驚くほど同じ傾向であることが判ります。
この分でいくと、これから毎年のガス料金を、かなり正確に予測することが出来そう。

ガス料金は2ヶ月後の引き落としなので、グラフの表示月を2ヶ月ずらしてもらえば
実際にガスを使った月と料金が重なります。

ガス料金

グラフを見ると8~12月(上に書いたとおり、実際は6~10月)の5ヶ月は
暖房無しの炊事と給湯だけの期間と見てよいようです。
この期間は月に約6000円。

そして、1~7月(実際は11~5月)の7ヶ月は、ガス料金がぐっと高いことから暖房が稼働し
ているようです。
この期間を平均すると18,200円/月。
もっともガスを使っているのはやはり1,2月ですね。

全期間を平均すると一ヶ月1万3千円ちょい。
どんなもんでしょうか。

我が家では、ガスは、給湯(台所、風呂)と炊事(ガス台)、それに暖房に利用しています。
給湯・暖房は、エコジョーズという、廃熱を水のプレヒートに利用する高効率ガスボイラーを設置しています。
料金体系は、たしか湯ぬっくとかなんとか。

ガスボイラー
↑ガスボイラー。エコジョーズ。

家全体がワンルームのような構造なので、使っていない部屋を閉め切って暖房オフということはできません。
150平米の家、全体を暖房することになります。
ちなみに、2階は一部、天井高が4mくらいあり、かなりの容積がありますが、窓は3重なので、熱損失は
かなり少ないと思います。

吹き抜け
↑吹き抜け。暖房効率はよくないと思う。

冬の週末は薪ストーブを焚きますので、その時は温水暖房はオフになっています。
また、寝ているときに暑いのはイヤなので、冬でも夜間は温度設定を最低にしており、ほとんどボイラーは止まっています。

そうそう、ゴハンを炊くのは土鍋+ガス台です。
露天風呂は薪で焚きますが、実は、お湯の蛇口をそばに設置してあり、薪と時間の節約のために、普段は温水からお風呂を
沸かしています。
当然ながら内風呂はガス給湯です。

冬期は水温が下がるので、給湯用のガスも、夏期に比べて若干増えると予想されますが、
それを無視すると、冬期の暖房費用は平均すると一ヶ月12,000円ほど。
けっこう掛かってるな。

30日で割ると、一日400円。

暖房料金としては、このほかに薪ストーブの分が上積みとなります。
薪は2立米で36,000円。
実際は、週末だけしか焚かないので薪は結構余っていますので、一ヶ月平均で3,500円くらいでしょうか。

ということで、暖房費は一ヶ月平均で16,000円くらいになります。

150平米の家としてはまずまずの値ではないでしょうか?

次に電気について。

2004年からのデータがあるので、あわせて7年分のデータを整理しました。
まず、この家に引っ越してくる前の状況はどうか。

電気料金

まず目立つのがオレンジと黄色の線。そして緑の線の6月まで。
この3本はグラフの一番下=安い、で安定している。

これは2004と07年、08年6月までのデータです。
年度は飛んでいて、住んでいた街も違うのですが、いずれも北海道に住んでいた時期です。
04年は室蘭市。07~08年は札幌市。

この期間は、70平米くらいのごくごくふつうの、鉄筋コンクリート造りのアパートに住んでいました。
年間で平均すると一ケ月4000円強くらいの電気代で済んでいます。
基本契約が何アンペアだったかまでは覚えていません。

08年の途中で今の家に引っ越ししたのですが、その後、ぐんと電気料金が跳ね上がっています。

2005~2006年は東京都24区内(のはずれ)の、約80平米のマンションに居住。
特別に電気使用量が増えたような覚えはないのですが、明らかに電気料金が高くなっています。
年間平均で一ケ月6000円弱くらいか。

夏期のクーラーと、冬期の、ごく限られた時間だけ使っていたが電気ストーブが効いているのか?
それとも基本契約のアンペア数が高かったのか?
あるいは東京電力は北海道電力よりも料金が高いのか?

原因はよく判らず。

で、現在の家に引っ越してからはどうかというと、
2009,2010年を示す赤と青の太めのラインは、どちらかというと東京居住時代に近いですな。
月平均で6000円弱くらい。

妻はかなりスイッチ切り魔になっていますが、
150平米の家で、白熱灯のペンダントや壁灯中心の家としては、まずまずといった感じでしょうか。

ちなみに便座暖房と温水洗浄はオフ。

ドイレ

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