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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

意外とイケるぜ、自家種子の水菜

第450回 意外とイケるぜ、自家種子の水菜

昨年9月初めに水菜のタネを播いたのだが、北国札幌では、タイミングが遅すぎたようで、収穫には至らずにそのまま根雪の下に埋もれてしまった。

が、雪が融けると、水菜が青々とした姿を現して、徐々に成長。
食べられるようなモノにはならなかったが、春先早々に開花、結実した。

これ幸いと、種子を採取して、ちゃんと発芽成長するか半信半疑で播いてみた
・・・・・・というところまでが、前回までのお話。

→ 放りっぱなしで越冬した水菜からタネを採取 【 水菜が開花・結実

→ 半信半疑で播いたタネが見事発芽 【 水菜の自家製タネ、ちゃんと発芽

↓7月初めは、まだこんな姿だったのが・・・・・
植えたばかりの水菜苗

その後、順調に成長し、3ヶ月後にはここまで大きくなりました。
周りの作物が、収穫によって徐々に姿を消していくので、寂しくなっていく畑に水菜が映えます。

↓9月上旬の姿。
食べ頃に成長した水菜

他の作物が次々に姿を消し、雑草までもが抜かれてしまうので、草を喰っている昆虫たちには一大事?
水菜にもしっかりと青虫がついています。
そして、何故か、黒い虫が。
保護色にも何にもなってない。
むしろ、緑背景に黒は目立つ・・・。

↓水菜を葉をかじる青虫と黒虫
水菜につく青虫と黒虫

青虫、黒虫は見つけ次第、手作業で除去します。
ただ、オクラやキュウリ、カボチャには大量に付くアブラムシ&アリの黄金コンビは、水菜には興味が無いようで、その点はよかった、よかった、です。

↓虫にもめげず、立派に育ちました。
それでも立派に成長

自ら家庭菜園の収穫をすることにあまり興味のない妻に替わって、私めが朝のサラダのために収穫してみます。

↓予想外の根の形状。
収穫した水菜

水菜の根を見るのは初めて。

買ってきた種子から育てた水菜から採った種子から、実に見事に育ってくれました。
これで3人で二食分のサラダの素材です。

この調子でいけば、もう水菜のタネは買わなくても良いのか?

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冬に備えて煙突掃除

第449回 冬に備えて煙突掃除

めっきり秋です。
2~3週間には、暑い暑いと言っていた記憶があるのですが、すでに朝の最低気温は10度を下回っています。

↓朝6時の気温が9度。
外気温9度

室内温度は、17度。
まだ、全く暖房を入れていない状態なので、まあまあか。

隣家では、ストーブを焚き始めたようで、煙突からゆらゆらと煙が上がっております。

室内温度17度

我が家でもそろそろ暖房をいれようかと思う、今日この頃。
調べてみると、昨年のストーブの焚き初めは11月1日でした。

去年は、たしか春先~初夏は天気が悪かったんだよな。
秋は天気よかったんだっけか?

いずれにせよ、冬は間違いなく迫ってきているので、煙突掃除をしておくことにしました。

昨年はあり合わせの資材で煙突掃除をしたのですが、ことしは新兵器導入。

→昨年の煙突掃除 初煙突掃除

↓新兵器!
煙突掃除棒

その名も「煙突掃除機」
ようするに、ネジでつなぐことのできる鉄線です。
1本120cmの鉄線が3本入りで980円!
3本つなげると全長3.6mになります。

↓接合部分は、こんな感じのネジ式。
煙突掃除棒接合部

3本のウチ、1本は先端に煙突掃除のブラシ(別売りの汎用品)を取り付けることが出来るように、工夫された金具が付いています。

↓ブラシをセットする部分は、形状が違います。
煙突尾掃除棒へのブラシ接合部

残りの2本は同じ形状なので、もう一セット買ってつなげれば、さらに2.4m伸ばすことができます。

ちなみに、自分が子供の頃は、竹を細割りにしたものを使っていました。
しまう時は、ぐるぐると巻いてしまうので、曲がりグセがついていて、使うときに少し苦労します。
なつかしい・・・。

屋根に上がるのに、我が家の脚立では少し長さが足りません。
昨年は、脚立の脚下に木材を積んで、長さの足りない分をカバーしたのですが、不安定この上なし。

今年はどうしようか・・と考えていたときに、ピーンと閃きました。
脚立より長いハシゴが、我が家にはある!

↓ロフトに上がるハシゴ。
ロフトに上がるハシゴ

”イレクター”という、金属パイプを使った組み立て家具の部品で組んだハシゴです。
片手で軽く持てます。
金属パイプ製なので、軽くて丈夫。
3.5mほどの長さなので、人が乗ると少したわむのですが、問題ないです。

木製ハシゴだと、かなり重く、かつかなり太くて重たい印象になってしまうので、イレクターハシゴのアイデアを思いついたときには、やったぜという感じでした。
また、黒いビニールで被覆されているので、漆喰の白と木材の濃茶色が基本色の我が家でも違和感ありません。

↓屋根まで充分
ハシゴで屋根へ

↓煙突です。
屋根煙突全景

昨年は、煙突トップが上手く外せず、スキマからブラシを突っ込んで掃除をしました。
今年は、試行錯誤の結果、なんとか煙突トップの取り外しに成功!
パッチン金具を外すところまでは誰でも分かる。

その後、煙突トップはスクリュー式で煙突にねじ込みまれて固定されているのであった!
これには気が付きませんでした。
かなり力が要りますが、ぐりっと回すと、外れます。

↓トップの黒塗装が剥げてます。
煙突トップ外し

煙突トップには、それほど煤はたまっていません。

↓外した煙突トップの裏側。
煙突トップ裏側

煙突は末端部分まで2重煙突になってたんですね。
改めて気が付きました。

↓てっぺんからブラシを挿入
てっぺんからブラシ挿入

ゴシゴシと、上げたり降ろしたりを繰り返して、掃除完了。
ブラシの長さが3.6mしかないので、ここからでは煙突の上半分しか掃除できません。

残りの下半分は室内の掃除孔から。

↓曲がりの部分にある掃除孔
掃除孔

↓室内の掃除孔カバーを外します。煤がついてます。
中間地点フタの汚れ

↓煤はたいした量ではありません。
フタ清掃後

掃除孔から、ブラシを挿入して、やはりゴシゴシと上下させて煤をこそげ落とします。

ストーブの庫内に敷いたビニール(コメの袋:笑)には、ほとんど煤が落ちてきていません。
ストーブ上部の、折り返し構造部分でトラップされてしまっているようです。
ここは、溶接されていてバラせません。

うーん。
煤は煙突からはこそげ落とせた(はず)なので、燃焼と煙道火災の問題はない・・・・はず。

↓ほとんど煤が落ちてきていない。
ストーブ庫内に落ちた煤

とりあえず、これで良しとしましょう。

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懲りもせず、へっつい窯の補強

第448回 懲りもせず、へっつい窯の補強

まだ続く、へっつい窯(粘土で作る、ピザ・パン焼き用の窯。アースオーブンなどとも言う)の補強作業。
基本構想検討、粘土焼結試験から、もう足かけ4年目です。
本年度こそは何とか完成に持ち込みたい!


前回積んだ粘土は、しっかり乾燥しているようなので、
山から採ってきた粘土を使って、補強作業を再開します。

↓粘土が乾燥して、まわりと同じ色になりました。
乾燥具合

↓クラックの位置も、想定通り。
右側乾燥具合

↓煙突孔周辺は、新粘土が旧粘土から浮き気味です。これは、しょうがない・・・。
煙突孔周辺乾燥具合

前回、ワラと合わせて練って寝かせて置いた粘土を採りだしてきて、再びブルーシートの上で練り直します。
砂と水を加えて、さらに練り練り。

ワラの分解が不足気味ですが、もう秋の気配も濃厚。
もたもたしていると年内完成がおぼつかなくなるので、エイやっ!で粘土積みに突入ー。

練り練りは、単純肉体作業の割りに時間も喰い、肉体的にもしんどいのであまり楽しくありません。
が、粘土積み作業はなんだかクリエイティブで、おもしろい。

結果。

外周は、もう一段、積み上げることができました。
後2段で完成かな?

↓同じ場所から採ってきた粘土なのに、何故か微妙に色が違う。なぜ?
外周4段目粘土積み

↓背面から見るとこんな感じ。
外周4段目粘土積み-背面

↓煙突孔周辺は、後一回で終わりそう。
煙突孔周辺の粘土積み具合アップ

↓現段階の全体像は、こんな感じ。
4周目積み後の全体像

だいたいイイ感じに仕上がってきている。
粘土も、この間、採ってきた分で足りそう。

屋根をかけるとき、煙突をどう処理するか、考えているところ。

あとは、細かい検討と工作が残っている。

例えば、薪の燃焼が終わって、余熱でパンを焼くときに、熱が逃げるのを防ぐためにする、煙突孔のフタ作り。
上室でピザを焼きながら、下室で薪を燃やすときに灰とかが上室のピザの上に降るのを防ぐ細工。

そう考えると、本体が出来ても、結構やること残ってるな。

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へっつい窯用の粘土を採ってきました

第447回 へっつい窯用の粘土を採ってきました

いよいよもって、粘土を全て使い切ってしまったので、山に粘土を採りに行ってきました。
往復170km。
もちろん高速道路なんて使わず、シコシコと裏道を走ります。

ここしばらく、ちょっと天気が悪い日々があったんで、無事に粘土の露頭にたどり着けるか、若干の心配はあったのですが、何とか無事に、粘土露頭に再会できました。

↓これが粘土の露頭
粘土採取

露頭は車から300mくらいの距離の、高低差のある場所なので、粘土を袋に詰めて運ぶのは、結構大変。

↓7袋分採取。車に積み込み直後は、かなりへたり込みます。
7袋の粘土-車内

上の写真で、袋は4つしかありませんが、残りの3つは、奥の紺色の大型バケツの中。

↓家に持ち帰って、早速、練り練り作業です。
7袋の粘土-荷下ろし

もともとの粘土とは言っても、そのままじゃあ使えません。
色が違う部分があるのは、酸化度合いの違いでしょうか。

↓まず、青シートの上に粘土をぶちまけ・・・・・
青シートに粘土を広げる 粘土のアップ

↓稲ワラを振りかけます。
切りワラを加える

ちなみに、この稲ワラは妻の実家からもらったもの。
最近はホームセンターでも売っています。

その後、水をかけて、青シートで挟んで、踏んで薄ーっぺらく引き延ばして、折り畳んでまた踏んで・・・・
という作業を何度か続けると・・・・

切りワラ&水で踏み踏み

↓こうなります
踏み踏みの結果

まだ、粘土の芯がのこっているので、使用の前に、もう一度、練り直しが必要です。

少し水を多めにして、数日寝かせることにします。


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ジャガイモ収穫

第446回 ジャガイモ収穫

はっと気が付くと、ジャガイモの地上部分がすっかり枯れている。
エダマメと混植しているので、気が付かなかった。

9月中旬・・・って、ジャガイモの収穫時期としては適切なのだろうか?
少し早いような気がするが、素人へっぽこ日曜菜園ニストなので、よく判らない。
調べても、枯れたものはもう戻らないので、無駄なあがきはしないで、さっさと収穫する。

↓4株くらいしかないので、手で土をかき分けてジャガイモ探し。
いもの収穫1

4株で、小型バケツ1/3くらいの収穫です。

↓こんなもん
バケツに半分くらい

↓あまり家庭菜園に興味のない妻が、収穫したジャガイモをサイズ別に分類。
サイズで選別

もともとは、収納庫の奥で発見した、芽が出ちゃって廃棄寸前のジャガイモを、どうせ捨てるもんだったら・・ということで植えてみたもの。

ダメもとなので、少しでも収穫があればラッキーってな感じ。

それにしても、4株・・・というか、芽の出たイモを4個植えてこれだけ収穫できるとは、まずます!
大きいイモが4つというのは、ご愛嬌。

昼には、さっそく茹でてバターです。
ウマいです。

↓半分が即座に昼食に。
早速ふかし芋

写真に写っている細長いオレンジ色の物体はニンジンです。
間引いたものを、茹でてみました。
こんなに細いのに、強烈なニンジンの味がします。
うちの菜園の粘土っぽい土が、ニンジンに合うのかもしれません。

ニンジンの本格的な収穫はもう少し後になります。

数日後に、雑草取りをしていたら、またジャガイモを見つけました。
今度は、エンドウ豆の足下です。

そういえば、2株くらい、エンドウの間に埋め込んだような記憶があります。

↓雑草の間からイモが顔を出しました。
忘れていたイモ

↓やはり、2株分ありました。
イモの収穫その2

エダマメの足下よりも、収穫量が多いです。
こちらも、同様に、食料庫の奥で芽を出していたジャガイモを適当に埋め込んだだけです。

↓2個のジャガイモが4~5倍の量になりました。
第二期収穫-いも

日光のエネルギーってすごいねぇ。

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へっつい窯 窯口改修作業その2

第445回 へっつい窯 窯口改修作業その2

前回の作業から、およそ1週間経ち、窯口付近に貼り付けた粘土がイイ感じで乾きました。

予定通り、乾燥による収縮割れ目は粘土のブロックの継ぎ目で発生しています。

前回盛った粘土も、乾燥して色が替わり、それまでに積み上げてきた粘土と色の違いが無くなりました。
どこが新しく積んだ粘土だか、判りづらい・・・・・。

↓イイ感じに乾燥。
窯口周辺1次作業-乾燥

↓すこし大きめの粘土ブロックも、途中で割れず、ちゃんとブロック継ぎ目が開いています。
窯口周辺1次作業-乾燥2
  
一箇所だけ、煙突孔のフチに盛った粘土に、想定外のクラックが発生。
ここは、積んだ粘土にあまり厚みがなく、その割に広いので、後から考えると、いかにも割れそうなところ。
もう少し厚めにしとけばよかったか。

まあ、大勢に影響なし。

↓ここだけ、ブロック途中で割れ目発生。
煙突孔部分の乾燥割れ

ということで、これまで積んだ粘土が充分に縮んでいるので、残りの部分にも粘土を積むことに。

改めてネリネリした粘土を、窯口周辺の粘土が抜けている場所に押し込むように、積み上げる。
特に内側の隅の方とか角の部分に粘土が充填されないスキマが出来ないように、慎重に。

ただし、あんまり力任せにグイグイ粘土を押し込むと、粘土アーチを壊してしまいかねないので、そこそこに力の加減が必要。

↓左斜め正面から。
窯口アーチ左側

↓右側(西側)。新しい粘土は濃いグレー色。幾何学模様がきれいだが、乾燥すると消えてしまう。
窯口アーチ右側

窯口の支保工はまだ外せません。
今回積んだ粘土も、乾燥すると収縮してスキマが開きます。
それではアーチ構造にならないので、そのスキマに粘土を詰め、その粘土が乾燥してようやくアーチ構造が完成となります。
支保工を外すのはそれから。

煙突孔付近は、力のかかり方が複雑そうなのと、前回の盛り厚だと予期せぬクラックが入ることが判ったので、今回は少し厚めに盛ってみました。

↓上から見ると、煙突孔の周辺が、まだ半分ほど残っているのが判る。
窯口補修成果を上から


↓窯口天井の壁(天井)厚は約10cm。
窯口アーチ天井部分10センチ

この程度の天井・壁厚だと、中でガンガン火を焚いた時に外側はどれくらいの温度になるのだろう。

粘土作業が終わったら、今度は屋根をかける予定なのだが、その柱の素材をどうするかで少し悩んでいる。
窯の外側がそれほど高温にならないのであれば、木材(もらっってきた端材)で、柱を立てて、その上にポリカかなにかで屋根を葺けば良いが、窯が高温になるのであれば、安全n上からと金属製の柱が必要かもしれない。

すると、既製品だとサイズにも制限があるし、金属製品はそれなりの価格になる。
そして、ぴかぴかした金属色は、この土製の窯には似合わない。

まあ、この段階で考えても答えは出ない。
粘土作業が終わったら、一度、試験運転も兼ねてパンかピザを焼いてみよう。
その時の窯の外側の温度次第で、柱の素材を考えれば良いか。

さて、これで手元にある粘土はすべて、きれいさっぱり使い切りました。
第2層目の粘土積みは、全体の半分強が終わった感じです。

力の掛かり方が複雑な円と付こう付近が半分と、一番高温になる窯の天井部分が残っています。

次の粘土積みのためには、何がなんでも粘土採取に行って来なければなりません。
ちょっと面倒臭いなあ・・。

粘土が無くなりました


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露天五右衛門風呂の煙突手直し

第444回 露天五右衛門風呂の煙突手直し

庭・・・・というか、家に付属して、庭に面して設置した露天五右衛門風呂(自作)の煙突を伸ばしました。

もともとは、2m40cm(80×3)の煙突をつけていたのだが、今年の夏は、札幌も信じられないような暑さで、ご近所さんが軒並み窓全開(北海道では、エアコンは標準装備ではない!)。
風向きによっては風呂を焚いている薪の煙が侵入しているようなので、
(やんわり言われた。お隣差も含め、近所には薪を焚いている家が他に何軒かあるので、薪を焚くのはやめてくれ!というわけではないようだ)
煙突を高くして、煙りが四散するようにしてみた。

↓もともとの煙突はこれくらい。洗濯物は気にしない、きにしない。
露天五右衛門風呂-もともと

風呂の上は、駐車スペースだが、全く気にならない。
というか、入浴中に車が出入りしても、ほとんど気が付かない。

煙突は、RC造の躯体に残してもらったPコンに固定している。
これだけ煙突を伸ばしたら、もう一箇所くらい固定したほうが良いだろうと思ってネジと金属板を用意してたのだが、煙突を継ぎ足しても、あんまりぐらつきとか、無いようだ。

とりあえず、もともとの固定箇所をしっかり締めて、それで様子を見ることにする。

→ 煙突を設置したときの記事 五右衛門風呂の煙突を固定

煙突自体は、北海道では需要が多いので、ホームセンターに行けば夏でも手に入る。
90cmのものが780円。
結構高い。

90cmに、重なり代が10cmあるので、有効長が80cmになる。
なお、ホームセンターには各種直径の煙突があるが、使用しているのは、もっとも一般的な106mm径のもの。

↓延伸後の姿。煙突長ーーい!
露天五右衛門風呂-煙突延伸

これで、もっと薪の燃えが方が良くなるかもしれない。

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へっつい窯口補修その1

第443回 へっつい窯口補修その1

さて、粘土の乾燥を待ちながら、徐々に進めているへっつい窯(アースオーブンとも言う)の補修、補強作業。

いよいよ窯口の崩壊部分に取りかかる。

↓まずは、今回使用する粘土を改めて練り直す。
今回の粘土

乾燥収縮をできるだけ少なくするために、もう少し砂を加える。
作業性をよくするために、水も少なめに。

粘土の準備ができたら、いよいよ窯本体に着手。

支保工の用意をして、激しくクラックの入っている部分を持ちあげる。
あっけなく、ブロック状に粘土が外れる。

↓窯口の天井部分の粘土が、ブロック状にパカッとはずれる。
窯口崩壊箇所1

これは、変なところに乾燥収縮によるクラックが入らないように、粘土を四角いブロック状にして積み上げた名残りなのだ。
当初の思惑通り、乾燥収縮の割れ目は粘土ブロックどうしの間に入ってい手、今回もそこから分離。

どうやら、つなぎ目のところにキチンと粘土が入っていなかったようだ。

↓煙突セット箇所のブロックにもクラック。そこに大きな”欠け”が見える。
窯口崩壊箇所アップ

欠けの部分と、取り外した窯口アーチの天井部分のブロックの合わせ目に、しっかりと粘土を練り込んで、改めてブロックをセット。
乾燥収縮でアーチが崩壊しないように、支保工でアーチをしたからしっかり支える。

粘土ブロックのつなぎ目は下層と上層で重ならないように、表面層(上層)は、接合面がてっぺんからズレるようにセット。

↓これで窯口てっぺん部分の厚さは約10cm.
窯口補修状況アップ

↓一気に粘土を積むと、乾燥収縮でアーチ構造が壊れてしまうので、一段一段、乾燥させながら粘土を積んでいく。
窯口補修状況

窯口付近は、窯口の他に煙突取り付け孔もあるので、力のかかり方が複雑。
アーチの上からに掛かる力が複数のブロックに分散されるようなイメージで、適当に粘土ブロックを置いていく。
あと、アーチの最後のブロックがあまり大きいと、収縮も大きくなるので残る面積を小さめに。

↓ちょっと変なカタチで粘土が積み上がっている。
窯口補修西側

↓天井付近が一番、熱くなるから、ここを一番、厚くしなければならない。
窯口補修斜め上から

前回、積み上げた粘土はすっかり乾燥して、昨年の粘土と見分けが付かない。

↓窯の背中を見る。
前回上積み粘土の収縮割れ目-背中側

↓乾燥収縮による割れ目。あとで粘土を詰める。
乾燥収縮東側

↓大きな割れ目は指が入るくらい。幅1cmはある。
乾燥収縮-指一本分

これだけ縮むので、一気に粘土を積むと、収縮でアーチ構造が壊れてしまうのだ。
アーチ構造が壊れると、荷重はすべて、下面の、すでに出来ているドームに掛かってしまい、最悪崩壊。

ゆっくり、あせらずにやりましょう。

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ダム湖流木、やっと大当たり

第442回 ダム湖流木、やっと大当たり

自宅から車で30分ほどの、札幌市近郊の某ダムで流木の無料配布をしている。
薪の材料をもらいに、昨年も何度か通っているのだが、今年は不発。

→ 不発の記事 ダム流木品切れ

無料配布場所に行っても、流木がほとんどありません。

↓前回までは、こんな感じ
空っけつの流木置き場

恐らく、流木が無くなった時点で補充するだろうから、今週末は狙い目ではなからおうか、と思って朝一で駆けつけた(開場が9時)ところ、先客無しの一番乗り。
しかも、大量の流木・・・というよい、丸太クラスの木材が!

↓読みが当たって大充実!豊漁!
補充された流木置き場

でかくて、とても一人では積み降ろしができそうにも無いサイズのものまであるので、念のため持参したチェンソーで玉切って、車に積み込む。

うちのチェンソーは、色々考えた結果、電動を選択。
住宅街で使うことが多いので、少しでも静かな方が良いのだ。
それに、電気の方がランニングコストが安い。
本体も全然、安いし。

しかも、車がハイブリッド車で100Vのコンセント付きなので、このような出先でも問題なく使用できます。

↓ドラムで車から電気を引っ張ってチェンソーワーク。
おもいっきり積載

玉切り、積み込み作業をしていると、途中で、2組ほどの方が流木をもらいにきた。
一組は、芸術系やってんですけど~というお嬢さん。
考えていたより全然デカイ!とかいいながら一本だけ。
その次の人は、ライトバン&作業服で本格的~・・・・と思ったら、エンジンチェンソーでバリバリ流木を切断してました。
丸太を扱ってもう10年、という雰囲気。

この分だと、この流木も、早晩なくなるな。

運んできた車から降ろすのも一仕事。
まずは道路脇に積んでから、えっちらおっちらと庭まで運ぶ。
腰悪くなりそう・・・。

↓道路脇に並べられた丸太ず
車から降ろした流木

重すぎて、かかえて運べない玉は、道路脇でしばらく乾燥。
乾いて少し軽くなったところで庭に運び降ろすことにする。

高低差のある庭は、こういうときは面倒ですね。

↓運び降ろして積み上げた丸太ず
丸太ず

暇をみて、薪割りだー。

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スピーカーエッジの交換その2

第441回 スピ-カーエッジの交換その2

エッジの壊れたスピーカー、 JBL Control 3 pro のエッジを交換して蘇らせる作業その3。

エッジが崩壊したユニットを取り外し、ガスケットを外して、ボロボロのエッジを剥がしてユニットをきれいに掃除したところまでが前回。

いよいよ、新しいエッジを取り付けます。

↓新しいエッジを仮置きしてみると・・・
替えエッジ仮置き

写真では判りづらいですが、微妙に違和感があります。

んー・・・・
コーン紙とエッジがキチンとコンタクトしていない感じ。

↓アップにしてもわかりづらい
コーン紙のフチが少し浮いている

チェックしてみると・・・

↓コーン紙の外径が約89mmなのに対して、エッジの、のり代部分の外径は約86mm
コーン紙の直径  替えエッジの内径

このままではコーン紙とエッジがキチンと接着できない?
こんなものなのだろうか?

不良品かと思い、エッジを購入したネットショップのサイトを確認すると、寸法の載った図面がアップされていて、そこでも、糊代部分の外径は86mm。
不良品ではありません。

→ エッジの購入先 海外輸入品販売 ホビースィングズ

可能性・・・・まあ、こんなもんんだ。
可能性その2・・・オークションで買った中古品なので、もしかするとユニットが非正規品に交換されていた。

エッジ交換体験記みたいなサイトを幾つかチェックしてみたが、エッジの糊代が小さくて困ったというようなことは一切書かれていない。
とはいえ、わざわざ微妙にコーン紙部分だけサイズが違うユニットを取る付けるというのも・・・・
結構手間でしょうし、そもそもそんな都合の良いユニットがあるのだろうか?

原因を追及しても、目の前の現実は解決しないので、もう、エイやっ!で、コーン紙のフチをカット!
よく見ると、古いエッジに接着剤?ダンプ材?が浸透している部分が、部妙に1~2mmくらい残っているので、その部分を含め、コーン紙のフチを慎重にハサミでカットすることにした。

↓カット!
コーン紙を少しカット

↓以外ときれいにカットできて一安心。
フチはきれいに処理

これでだいたいサイズが合う。
それでも少しコーン紙がオーバーサイズ気味なので、あとは接着の時にエッジをコーン紙に合わせて引っ張り気味にして調整する。

次は接着だが、これも困った。

添付されてきた手引きでは、まずエッジをユニットに接着してから、コーン紙と接着するように書いてあるのだが、何せ小さいユニットなのでエッジをフレームに接着してしまうと、エッジとコーン紙が接触してしまう。
とてもそのすき間に接着剤を塗れるような感じではない。

コーン紙がでかければ、フチを少し持ち上げて、ということも可能だろうが、こんな小さなユニットだと、それをやるとコーン紙が折れそうで躊躇。

いろいろ試行錯誤の結果、まずはコーン紙とエッジを接着してから、センタリングしつつフレームに接着することにした。

↓エッジとコーン紙の接着。ユニットが小さいので、エッジへの接着剤塗布も一苦労。
エッジにボンド

↓なんとか接着完了。
エッジ貼り付け完了

↓いちおう、きれいに仕上がったと思うのだが。
コーンとエッジアップ

あとは、ボイスコイルがマグネットにこすれていないか、コーン紙を前後に動かして確認しつつ、エッジをフレームに接着。
その上に、外して置いたガスケットを載っけて、重しをしてしばらく安静に。

最後に、ばらした手順と逆の手順で組み立て。
コードの接続を間違えないように。

↓再セット完了
再セット完了

数時間、接着剤が固化するのを待ってから音入れ。
最初は恐る恐る、最小ボリュームから。

音割れが解消していることを確認したら、徐々にボリュームアップ。

くっきりとした中、高音域にくらべ、低音が出てこない。
しょせんミニサイズなので、豊かな低音とはいかないのだが、前よりも硬いか。

エッジに余計なテンションがかかっているのだろうか。
いずれにしても、崩壊寸前のふにゃふにゃエッジよりは新エッジの方がダンプが効いているだろうから音質が変わるのは致し方なし。

しばらくは慣熟運転か。

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スピーカーエッジの交換その1

第440回 スピーカーのエッジ交換

天井からぶら下げてBGM等を流すのに使っているJBL Control3 pro(スピーカー)のエッジが
経年劣化で崩壊。
音楽は聞きたし、お金は無しなので、キットだけ買って自分で直してみることにした。

↓エッジの崩壊具合はこんな感じ。
エッジがボロボロ

エッジ交換キットと共に送られてきた交換の手引きは、同じメーカーではあるが、全く別のスピーカーのもので、あまり参考にならず。
(口径も大違いで、しかもクロスエッジ。自分が購入したのはウレタンエッジ)

しかし、さすがはスピーカーの有名ブランド、JBL。
検索すると、エッジ交換の先達のサイトやらブログやら、結構ヒットします。

うーんネットさま、さま。
ネットがなければ、自分もエッジの自力交換なんて、やろうとは思わなかったでしょう。

微妙にマイナーな我が家のスピーカー JBL Control 3 proも、そのものズバリの、エッジ交換作業をバッチリ写真付きで紹介しているサイトもありましたので、それを参考にしつつ、れっつご。

まずは、筐体ばらし。誰でも判るネジ6箇所。

↓普通のプラス、マイナスドライバーではなく、6角レンチが必要。
筐体ネジはずし

6本のネジのうち、上(ツイーター側)の2本が少し長いので組み立て時、要注意。

ネジが外れたら筐体割り。

マイナスドライバーを入れて、慎重にこじってゆきます。
一部、接着剤で止めてあるので、慎重に。

↓マイナスドライバーでこじっていくと、外れます。
筐体こじ開け

勢い余って線をブチ切らないように。

↓白い吸音材がテキトーな感じで入っています。
筐体ひらく

スピーカーにつながっているコードを外します。
どの色がどちらにつながっていたか、組み立て時に間違えないように注意!
ツイーターは、青線が上。
ミッド・バスユニットは、配線取り付け箇所が下で、赤線がバスレフポート寄り。

次はスピーカーユニット外し。
ユニットは外側から6角ネジ4本で固定されています。
が、内側はナットで止まっているだけなので、内側のナットを指(あるいはラジオペンチ)で
固定しながら、外側からネジを回します。

↓内側のナットを固定しないと空回り!
ユニット取り外し

↓わりとあっけなくユニットが外れてきます。
取り外されたユニット

さて、ここから汚れ仕事に突入!

筐体とユニットの間に入って気密性を保っているガスケットを外します。
ガスケット一体型の交換用エッジもありますが、自分が購入した廉価版はエッジのみのシンプル製品なので、ガスケットは再利用。
よって、慎重に。

↓フレームとガスケットの間にカッターの刃を入れ、ゆっくりと切りはずしていきます。
カッターでガスケットを取り外す

慣れないと力の加減とか判らないので、時間が掛かります。
手が滑ってコーン紙を傷つけると元も子もないので、ゆっくりゆっくり。

↓こんな感じで、できるだけキズを付けずにひっぺがします。
ガスケットをひっぺがす

↓どうしても接着剤とか、古いエッジの切れ端、ちぎれたガスケット等が残っちゃいます。
フレームとガスケットアップ

↓そういうものは、綿棒に付けたアルコールで拭き掃除。
フレーム清掃はアルコールで

↓きれいになりました。
フレーム清掃完了

最後の清掃は、コーン紙に残った、古いエッジの処理。
これが残っていると、新しいエッジが上手く接着できないので、できるだけきれいに削り取りたいところ。

コーン紙の裏側になり、フレームがもんのすごく邪魔!

自分はマイナスドライバーを突っ込んで、コーン紙を傷つけないように気を付けながらザリザリと削り取ったけど、皆さん、どうやってるんだろう。

↓こんな感じで、コーン紙に残っている古いエッジを削る感じ。
コーン紙のエッジを削り取る

ここまでで、下準備完了といったところ。

次回は、替えエッジの取り付け作業。



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スピーカーがダウン=>エッジ交換

第439回 スピーカーがダウン =>エッジ交換

昨年、某巨大オークションで手に入れたスピーカーの調子が悪い。
ザリザリとした雑音がある。

思い当たるのはエッジの崩壊。
中古品だから、そのうちに経年劣化でエッジが壊れるのは想定内なのですが、いよいよか?

エッジが壊れて、コーン紙を支えるものが無くなったために、重力で下に下がってコイルがこすれてザリザリっていう雑音を出しているのだろう・・・・・と推測。

早速、チェック。

↓天井吊りなので、取り外しには脚立が必要
スピーカーを取り外す

取り外して、ネットを外してみると・・・
思った通り、左右とも見事にエッジが壊れている。

↓左右ともエッジ崩壊
グリルを外すと・・・・

↓見事なくらい、いさぎよく壊れてます。
エッジがボロボロ

コーン紙の振動でポロポロと崩壊した感じ。
手で触っても、簡単に崩れます。

↓壊れたエッジは、ネットの裏に。
剥がれたエッジ

ということで、このままでは使えないので、修理できないかと調べてみると・・・。

スピーカーのエッジは、劣化して壊れることが多いようで、修理をしてくれるところが、全国各地にありました。
検索すると簡単に何カ所もヒットします。
でも、修理に出すと、送料を含めると、1本一万円くらいかかりそうです。
高すぎ。

次の策は自分で修理。
タマ数の多いヒット製品だと、自分で修理できるキットが売り出されてます。

このスピーカーは JBL Control3 pro というもので、それほどポピュラーな製品でもないし、大ヒット商品でもありません。

ですが、同シリーズに Control 1 というヒット商品があります。
この3と1、外見的にはそっくり。
違いはどうやら高音域を受け持つツイーターだけのようで、今回、エッジが経年劣化で崩壊した中・低音用のユニットは共通のようです。

ということで、ヒット商品のControl 1用のエッジリペアキットを購入。

セーム皮製とか、ゴムエッジとか、クロス(布)エッジなどいろんな種類のエッジが売っていますが、オリジナルと同じ素材であることと、何よりも価格が安いことで、ウレタンエッジに決定。

ここで通販しました。ボンド付きで1,980円+200円(送料)!
安い!
Hobbies Things

耐久性が高い、ゴムエッジが3,800円+送料というのにも心惹かれたけれど、ものすごく音にこだわっているわけでもないし、そもそも生まれて初めてのエッジ交換で、きちんとできるか心許ないので、ここは、やはり値段優先で。

お金を振り込んだ翌々日には商品が届きました。

↓エッジ2枚とボンド10g、エッジ交換の手引き。
エッジリペアキット

エッジ交換作業につづく。

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亜麻のタネ集め

第438回 亜麻のタネ集め

昨年播いた種が、順調に生長して、一冬越した今年になって次々と花を咲かせてくれた宿根亜麻。

→ 宿根亜麻を植える

「AMAサポーターズ倶楽部」から分けてもらったのは、ビニールの小袋にチョットだけだったのが、ようやくこんなにタネが成りました。

↓2010年8月 タマが亜麻のタネ
亜麻の結実

よく観察すると、すでに時期がきたためか、カラが開いて中の熟したタネが散布されてしまっているものも見られます。
ということで、積極的に亜麻を増やすために、タネを採取する事にしました。

↓採取したからをアップで観察すると・・・
タネを採取してみた

タネの入っている実?は10房くらいに分かれており、中にそれぞれ一つのタネが入っているようです。
乾かすと自然に開き、中からタネが出て来るみたい。

↓カサが開いてタネがこぼれ出てきました
日に当てるとカサが開く

この後、風が吹いてタネが吹き飛ばされてしまいました。

ということで、今度は箱を作って、その中に。

↓このまま乾燥させて、来年の春先に植えましょう。
本格的に集める

ちなみに、タネをもらったので、今年(2010年)から一年性の亜麻の栽培にも手を出してみたのですが、残念ながら1株しか成長しませんでした。

↓唯一の一年性亜麻。
一年草の亜麻のタネ

開花した花は二輪だけ。
よって、タネも2房だけです。
これで、うまく増えてくれるだろうか?

大事にしよう。

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へっつい窯の窯口崩壊の危機

第437回 へっつい窯の窯口崩壊の危機

前回に続き、アースオーブンこと、へっつい窯について。

上段の窯口部分のアーチが壊れていることに気が付きました。
ものの出し入れがし易いように、きれいなアーチではなく、四角く変形させたのがマズかったか?

↓中央部分が崩れかけてる。マズイ。
2010-春-窯口破損 窯口上部破損個所アップ

手で触ってみると・・グラグラします。
微妙なアーチ構造でかろうじて崩壊を免れている感じです。

内側を覗いてみると、煙突接合用の穴の周辺の粘土塊と、すき間があるようです。
粘土の一部が欠けたのだろうか?

窯口部を内側から見る

いつ壊れたんだろう?
最初は、しっかりしていたように記憶しているんだけど。

↓最初の火入れの時
2009-9まだ破損していません

うーん、この時は割れ目は見えません。

↓覆いが外れて雨に濡れ、その後、寒気でダメージを受けた後。
2009-11破損してます

上の写真は、濡れた窯本体を乾かすために、中でガンガン火を焚いた時のものです。
この時点では、すでに割れ目が見られます。

やはり雨に濡らしたのが良くなかったか・・・・・
水に濡れて弱くなった粘土が、欠け落ちたのか?

ということで、窯口部分は、単純に外側に粘土を貼り付けるだけでは済まなくなりました。
窯口上部を支える支保工を入れて、少し持ち上げ気味にしながら、窯口頂部の、一層目の粘土の割れ目にも新たな粘土を入れ、その粘土が2層目の粘土とキチンと一体化するようにできれば安定するかな。

↓横からの日(夕日)を浴びると、最上部の2つの粘土ブロックがすでに、ばらばらになっていることがよく判るかと思います。
窯口に扉をセットしてみる

次回は、この窯口部分を補修、補強しなければ次に進めません。

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アースオーブン(へっつい窯)改良作業

第436回 アースオーブン(へっつい窯)改良作業

収穫の秋に活躍してもらうためには、そろそろ作業を本格化しなければ間に合わない。
ということで、足かけ4年目になる、へっつい窯(アースオーブン)大作戦編。

今年の課題は、熱容量をアップするための壁厚倍増作戦と、天候にビクビクせずに窯を使えるようにする屋根掛け大作戦の2つ。

まずは、壁厚倍増作戦編。

2週前に練って寝かせた粘土を、再度ブルーシートの上に広げて、踏み踏み、ねりねり。
2週前に踏み踏みしたときは、まだ硬かったワラも、2週間の間に水分を吸収して分解、発酵が進んでいる感じ。

少しダマが残っている感じだったものが、練り直している間にかなりなめらかに。

↓2週間寝かせた粘土。
2週間寝かせた粘土

↓それをさらに練った粘土。なめらかになった。
2度目の練りを終えた粘土

この粘土を手で適当なサイズにちぎり取って、だいたい四角くなるように手で成形して、ベタッっと窯の外壁に張り付ける。

これで、厚さが約5~6cmアップ。
もとの壁厚もそれくらいなので、合計12~13cmくらいの壁厚になる予定だ。

粘土は乾燥するとかなり縮むので、継ぎ目が開く。
粘土をブロック状にして張り付けるのは、粘土の収縮割れ目の発生場所を、継ぎ目の位置に限定するためでもある。

また、割れ目が連続すると全体の強度が低下するので、粘土の継ぎ目は、上と下、外側と内側で重ならないよう、揃わないように調節しながら、ぺたぺたと粘土を貼ってゆく。

↓去年の作業が中途半端で終わっているので、段差が出来ている。
昨年の段差

こんな感じで、ぐるりと一周。

↓後ろ側から。
一段積み上げ-背面

↓上から
一段積み上げ-上から

今回貼り付けた粘土が乾燥したところで、次の粘土を貼り付ける。
というのも、下手な貼り付けかたをすると、窯のドームが壊れるかもしれないからだ。

粘土は、乾燥すると、当然ながら上下方向にも収縮する。
その時気を付けなければならないのは、この窯自体が、アーチ構造、あるいはドーム構造で形が保っているということ。
昨年完成しているへっつい窯本体のドームは、粘土が乾燥して縮むときにドーム全体が縮んでドーム構造、アーチ構造がそのまま保持され、カタチが保たれているが、その上に貼り付ける粘土が収縮する場合、内側のドームを形成している粘土はすでに乾燥しているため、これ以上は縮まない。

すなわち、外側に貼り付けた粘土が乾燥して縮むと、外側に貼り付けた粘土ブロック同志の継ぎ目にすき間が空いてしまうということ。
その結果、外側に貼り付けた粘土のドーム構造、アーチ構造が崩れ、その重さが、全部、内側のドームに掛かってくることになる。

それはマズイので、一段一段、粘土が乾燥して収縮してから、次の段の粘土を貼り付けていくのが良いだろうと思っている。

それと、そもそも粘土が足りないので、早めに粘土を採取に行かねばならないのだ。

それはそうと、上の写真を見て判るとおり、今回は、窯口付近には粘土を張り付けていない。

それは、壊れていることが発覚したから。
詳しくは次回。


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カツラの病気?

第435回 カツラの病気?

昨年、植木屋さんで購入してきて、庭に植えた桂(カツラ)の樹。

カツラを植える

植えてから、すでに1年3ヶ月を過ぎ、いちおう無事に根付いたようである。

しかし、植えた年から、葉に赤斑というか、赤いブツブツが出ている。
それで樹勢が衰えたり枯れたりするわけでもないようなので、気にはなっているが、放っておいている。

なんとかく、ウィルス性の病気のような気がするが、ネットで相談を受け付けている樹木医の方に問い合わせてもハッキリとしない。

いったい何なんだろう?

↓いちおう、葉も茂り、枝も伸ばして成長している。
かつらの全体像

しかし、近寄ってみると、赤いブツブツがはいった葉が見られる。

↓激しく赤ブツが入った葉。
罹患した葉っぱ

すべての葉が、こういう状態というわけではない。
せいぜい、全体の1~2割くらいだろうか。

去年に比べて今年は少ないような気がする。
=> 自分的には、ウィルスに耐性が着いてきた、という感じなのだが、どうだろうか。

こういう葉は、何カ所かにまとまってある。

↓なかには、比較的軽めの葉もある。
比較的軽傷な葉っぱ

虫こぶ、虫嚢ではないかとの指摘もあるが、この中から虫が出てくるのはついぞ見たことがない。
むしろ、このまま枯れてゆく葉が目立つ。

↓この枝には比較的、重度の葉が多い。
罹患が多い一角

↓コチラの枝は、健全な葉が多い。
比較的無事な一角

今年伸びてきた枝に着いている葉は、これまでの葉よりも明らかに一回り大きいような気がする。
これは、植えてから1年経って、ようやくこの土地に馴染んできたということだろうと解釈しているのだ。
根も充分に張ってきて、水もたっぷり吸えるようになってきたのでは、と。

このまま、樹勢が充実してくると、葉の赤ブツも自然に収まっていく・・・・・といいなぁ。
とか思っているのだが、どうだろう。

それにしても、一体コレは何?
山林の中でも、同じような葉を見たような記憶があるので、比較的ポピュラーな症状ではないかと思うのだが。

誰か知ってたら教えて!

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