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8回の転居の末に家を建てる

さすらいの転勤生活を経て、とうとう居場所入手へ。 露天風呂・ペレットストーブ・かまど・土間・焚火炉・珪藻土壁・無垢床・アウトドアリビングなどの妄想を小さな予算に押し込む一部手作りの挑戦の記録!

ペレット兼用ストーブがどれくらい薪を使うか

第378回 ペレット兼用ストーブがどれくらい薪を使うか

前に、我が家のストーブはペレット兼用で、どうやら燃焼効率が悪いようだ、ということを書いた。

↓ウチのストーブ。ホンマ製作所 DR-600
ストーブ本体

ペレット兼用で、窓が大きくて(炎が良く見えて)、電気を使わない・・・・・・という条件だと、選択肢がほとんどありません。

薪を効率よく燃やすのに全力投球している諸外国のお高いストーブに比べると、やはり、薪を燃やすという機能にいて、少々劣る点があるのは仕方がない、と納得はしているのですが。

燃えにくいペレットを調子よく燃やすということに気を使った設計であるためか、薪を燃やす時には、燃えすぎて、暑い。

燃焼を抑えようと、空気を絞ると、ガラスが真っ黒くなる。
これはきっと不完全燃焼を起こしているせいだろう。

ということで、外気導入口からストーブ内に供給される空気を拡散させるべく、簡単な改良を行ってみた。
↓その時の記事はコチラ
薪ストーブが燃えすぎる

結果としては、あまり上手くいっていない。
燃焼が程々にはなったが、今度は着火しづらく、さらに薪が燃えづらい。

特に、燃焼を抑えようとして空気を絞って放っておいたら、火が消えそうになっていたようなとき。
あわてて空気を入れてもそのまま火が消えてしてしまうことがある。

なかなか案配が難しいものである。

おまけに、このストーブについての情報がネット上にはほとんど無い。
マイナーなんだなぁ・・・・・。

まあ、さらに研究と実践が必要ということで、楽しくもある。

さて、このたび、具体的にどれくらい薪を使うのか、調べてみた。

↓一日の薪使用量は、おおよそこんな感じだろうか。
薪の使用量

実際には、見えている量+まき2本分(すでにストーブの中)くらいが平均か。

条件は・・
朝、7時くらいに着火。
最初は比較的どんどん焚いて、室度が24~25度くらいになったら空気を絞る。
あとは、窓がすすけるのも気にせずに、微少燃焼。
夜10時くらいに自然消火。

かなりけちけち運転である。
とはいえ、これくらいでないと、暑くてたまらんというのも実感。

この量が多いのか少ないのか、考えてみたら何と比較して良いのか、実はよく判らない。
家の条件(気密性や屋内体積など)も違うし、外気温も違う。
薪の質だって違うだろう。

ほぼ一日、暖かく過ごさせてもらうための熱源として考えると、それほど多くないような気もしてくる。

今度は、ペレットの使用量もチェックしてみよう。

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間伐木を(無料で!)もらってきた

第377回 間伐木を(無料で!)もらってきた

薪ストーブ所有者は「どんだけでも薪欲しい病」に罹るという話しを聞いたことがありますが、自分も例外ではないようで、冬に備えるエゾリスのように、幾らでも薪が欲しいのであります。

とはいえ、お金を払えばたしかに幾らでも薪は手に入るのですが、それではこの病気は治まらないのであります。

今回は、そんな病を満足させてくれる、無料での間伐木配布であります。

普段は見落としてしまうような新聞のローカル面の片隅のベタ記事に「間伐木」「無料」というキーワードが入っていてました。
寝起きに、ぼーっと新聞を眺めていたところ、病に冒された脳味噌が無意識に視野に入ってきた単語にビビッと反応したしだい。

すぐに詳細をネットで調べて、

・事前に申し込みが必要
・日時と場所を指定されるので、その日にその場所に行く
・間伐木の太さ、長さはばらばらで、希望者が適当に切って持っていく

というようなことが判りました。

いよいよチェンソーが必要になったわけです。

ということで前から懸案であったチェンソーの購入の決断をすることとなりました。

まあ、今後も自宅のある住宅街で使う頻度が多いことと、山林作業に従事するわけではないのでそれほどパワーが必要でもないこと、そして、山の中で作業をするわけでもないことから、前にも書いたとおり、電動チェンソーを購入することにしました。

安いし。

↓で、購入したのがコレ
電動チェンソー

近所の○ーマックで5,980円。
内燃機関のチェンソーとヒトケタ違います。

↓間伐木引き取りセットを車に積んで出発! 配布場所は我が家から1時間弱です。
間伐木ひきとりセット

↓配布場所はこんな感じ。
 工事で発生した残土だとか木材を集積している場所でした。

奥には、売り払う木材が積み上げられています。
無料配布しているのは手前のぼさぼさの集団。
売り物にならない半端な材をまとめてあるという感じです。
小指以下の細いものから、結構太い、直径20センチクラスの材までまぜこぜになっています。

写真に写っている重機は、下に隠れている太めの材を引っ張り出しやすいように、ボサをばらしてくれているところ。
立ち会いの業者の方々は非常に親切でした。

配布場所

指定時刻は10時から16時まで。
開始時刻ぴったりを目指して行ったのですが、すでに先客が一名。
2トントラック(多分)で乗り付けて、内燃機関のチェンソーを振り回しています。

場所は広いので、こちらは少し離れた場所で店を広げることにしました。

我が家の車はハイブリッド車なので、大型バッテリーを積んでいるため、100Vのコンセントが装備されていて炊飯器も使用可能。
なので、延長ドラムを使えば、車から10m程であれば野外でも問題なく電動チェンソーが使えます。

↓奥に先客のトラック            ↓太めの材を引っ張ってきて適当なサイズに切断し積み込む
荷室コンセントにドラムをセット  太めを集めて切断

作業1時間で荷室が満杯に。
後ろがよく見えないくらいぱんぱんに積み込んで、慎重に1時間かけて帰宅。

間伐木で荷室がぱんぱん

荷室から投げ降ろして、軒下に並べました。
樹種はほとんどがヤナギ類。

生木なので、切り口から水がしみ出すくらい水分を含んでいます。
秋~冬は含水量が一番小さくなる時期のはずなのに、ヤナギはこんなもんなのだろうか?

作業を眺めに来た隣のご主人は、割らなくても燃やせる、ちょうど良いくらいの太さだねー、とコメント。
そういう見方もあるんですねー。

↓投げ降ろして
荷室から間伐木を取り出す

↓軒下に並べる
 青シートを被っているのは、昨夏もらってきた某ダムの流木。
軒下に並べる1 軒下に並べる2

この感じだと、最低、一夏くらいは乾かさないと良い薪にはならないような気がする。
あまりに水分が多いので、虫が付いたり、キノコが発生したりしないか心配。

使うとしたら、次の冬の五右衛門風呂の薪かな?

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快晴の山スキー

第376回 快晴の山スキー

先週末。
あまりに天気が良かったので、思い立って、山スキーに。

車で30分の、スキー場跡地。

街に近くて、なかなか良いスキー場だったのですが、バブル崩壊のあおりを受けたのか、いつもまにか閉鎖してました。
札幌に戻ってきてからそのことを知って、実は昨年も一度、スキーに行ったのです。
ほどほどの登りでそこそこ滑りが楽しめる。

地図もコンパスもいらない、お手軽山スキーです。

昨年は、吹雪気味だったので、だれもいない中、膝からももまである粉雪をせっせとラッセルして登ったので、上まで1時間もかかりました。
が、今回は快晴に誘われたのか、先行2パーティ。
トレースもバッチリ。

なまった体でも、てっぺんまで30分で着きました。

↓ここがスキー場跡地のてっぺん。
  山という程ではないが、一応、周りより高いので、てっぺん。
スキー場跡地の頂上から

下りはほんの5分。
上でゆっくり眺めを楽しんでも実質1時間のお手軽山スキーでした。

今回は所用があり昼までに家に帰らねばならなかったので、1本だけでしたが、トレースがあれば、一日に3本くらいは楽に滑れそう。

滑り降りて見上げる

↑ドーム状の建物は、昔のセンターハウス。
リフトの支柱もそのまま残ってますが、当然、搬機はありません。
上の写真の真ん中くらいに、人が2人写っているのですが、わかるかな?

快晴でお日様さんさんだったのと、気温もまあまあ高かったので、パウダースノーとはいきませんでしたが、すねの中程までの少し重い新雪で、滑りもそれなりに楽しめました。

雪が降ったらまた来よう。

家に帰って、やっぱり露天風呂。
天気がよいと気持ちよさ倍増!
昼間の露天風呂


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屋外に置いた薪の様子

第375回 屋外に置いた薪の様子

購入した薪はすべて、冬が来る前に屋根のかかっている場所に移動したのだが、保管場所の不足のため、もらってきた流木で作った薪は軒下に並べたまま冬を迎えることになった。

↓秋・紅葉したハウチワカエデと軒下に並べられた薪。
秋の薪

↓すっぽり雪に覆われた薪。少しでも雪がかからないように、大型の青シートをかけたが、吹雪の時はあまり効果無いかも。
冬の薪1

これらの薪は、春以降、粘土窯でパンやピザを焼くときに使おうかと思っているので、まあ、今の段階で少しくらい濡れても良いと割り切っている。
とはいえ、あまりにびしょびしょになるのも考え物。
雪が融けたら、次の冬に向けて屋根付きの薪置き場を作ろうか、すこし悩んでいるところ。

冬の薪2

屋根がかかっていても、吹雪の時は雪が舞い込むのと、下側(地面際)の薪が、雪に埋もれてしまうのが気になる点。

また、軒下は雪があまり積もらないので、薪置き場に行くのにちょうど良い通路になるはずなのだが、そこに薪が並んでいて歩けない。
積まれた薪の横を、雪をかき分けて(長靴で雪をこいで)行かねばらない。
これも、別に薪置き場を作ろうかと考えている理由の一つ。


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冬の薪置き場

第374回 冬の薪置き場

薪や庭仕事の道具、材料を置くために、昨秋、RC製の駐車スペース下を整理した。

  その時の記事 → 「薪置き場作りました

その時に、雪が吹き込まないように、農業資材の繊維入りビニールで垂れ幕のような壁を作った。

↓最初はこんな感じだったのが・・・・
P下整理前

↓完成直後(2009年秋)の写真
P下北側完成-外側から P下北側完成-内側から P下南側完成-内側から

さて、実際に冬を迎えてどうかというと・・・・

この薪置き場の北側は、駐車場所に積もった雪を投げる場所なので、どんどん雪が増える。
で、それをビニールシートと木枠で遮断しようとしたのだが、

雪の圧力でビニールが押し広げられ、すき間から若干、雪が入り込んでしまっている。
冬期のP下北側-内側から

足下に砂の入った袋や木材を置いて、ビニールシートを抑えているのだが、雪を止め切れていない。

雪のない時期はコチラ側からも出入りするので、ビニールを完全に固定するわけにはいかず、のれん状に何枚かに
切り分けている。
それを木材のかんぬき(上の写真で横になっている材)で抑えているのだが、かんぬき1箇所では少なかったようだ。

来冬に向けては、下の方にもかんぬきを追加するべきかもしれない。
それと、よく見るとのれん状のビニールシートの重なり部分がよれている。
躯体コンクリートにキズを付けたくなかったので、既設のPコンを利用して木枠とビニールを固定しているのだが、どうやら固定が甘いようだ。
これも、要改良ポイントか。

ちなみに、外側から見ると、ほぼすっぽりと雪に覆われている。
冬期のP下北側-外側から

南側は、家の軒下になるので、あまり雪が積もらず、もともと吹き込みも少ない。
さらに、冬期の出入り口になるので、ビニールのれんも、より簡易にしている(下左の写真)。

冬のP下南側-外側から  冬のP下南側-内側から

簡易構造ではあるが、こちらは雪が侵入していない。
ということで、こちらはあまり改良の必要はなということだろう。

ちなみに、外に出ているのは、中にしまいきれない端材。

北側の改良と合わせて、今度は物置の中ももう少し整備して収納力をアップしなければ。

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雨水タンクが凍ってしまった

第373回 雨水タンクが凍ってしまった 

北国ではDIYオフシーズンなのと、仕事でてんてこ舞いしているので更新が滞っています。

てんてこ舞いのおかげで、家のことをあまり考える余裕がなくて、こんなことになってしまいました。

↓こんなこと
凍結した雨水タンク

雨水タンクが凍り付いています。
正確に言うならば、雨水タンクの中にたまりっぱなしだった雨水が凍って、膨張し、フタを持ち上げています。

これは、あわてて雨どいからの導水パイプを外したあとの写真。

写真ではわかりませんが、フタの一部が破損してます。
もともと、フタにはロック機構がついていて、ロック解除ボタンを押してからでないとフタが開かない仕組みだったのですが、氷の膨張圧力には負けてしまったようです。
プラスチックの部品の一部が折れてました。

このタンクはハーコスター社製の227リットルサイズのもので、通販で買って、自分で取り付け。
露天風呂のコンクリート練りの水や、家庭菜園の水はほぼ、この雨水タンクの水だけで間に合い、大変に重宝しました。

損傷がフタぐらいで済めば良いのですが。
見た目では判らないので、春になって水漏れなど、タンクそのものの破損が露見しないことを祈るばかりです。

教訓・・・・・初冬のうちに雨水タンクの水はすべて抜いて、雨どいからの導水パイプも外しておくこと。

→ 設置時の記録はこちら 「雨水タンク設置


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