
第331回 へっつい窯の粘土の割れ目を埋める
一晩置いたら、かなり割れが、発生した。
前回は比較的、割れ目被害が軽かった外側も、かなりの割れ目だ。

↓アップにするとこんな感じ。太いモノは幅約5mmといったところか。

床面も、かなり激しい。

割れた粘土の上に、次の層を塗ると、そちらも収縮して同じようにクラックを発生するので、
今度は、ただひたすらに割れ目に粘土を詰め込む補修をした。
↓割れ目に押し込んだ粘土はまだ乾いていないので色が違う。
なんだか、ネットメロンに似ている。


下段燃焼室の上に、中棚を設置すると、下段燃焼室の床面の補修がしづらくなる。
よって、耐火レンガの上に鉄筋を置いて、周りに粘土を盛り、その上に中棚を降ろすのは、この床面がきちんと出来上がってからだ。
また一週間ほど乾燥させて、来週、また割れ目が発生していたら、もう一度割れ目に粘土を詰め込もう。
割れ目が発生しなくなったら、その上に、仕上げの粘土を塗って左官コテか何かで表面をならして仕上げる。
で、その材料だが、今と同じものだと、またまた割れ目が発生しちゃうんで、出来るだけ割れないようにしたい。
何が良いだろう。
砂を入れると割れづらくなる=収縮が小さくなると聞いている。
また、昔の土間(たたき)は、赤土とかに塩をまぜて作ったという話も聞いたことがある。
どの程度混ぜるのかは全く知らないが。
どうしようなぁ・・・・・
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一晩置いたら、かなり割れが、発生した。
前回は比較的、割れ目被害が軽かった外側も、かなりの割れ目だ。

↓アップにするとこんな感じ。太いモノは幅約5mmといったところか。

床面も、かなり激しい。

割れた粘土の上に、次の層を塗ると、そちらも収縮して同じようにクラックを発生するので、
今度は、ただひたすらに割れ目に粘土を詰め込む補修をした。
↓割れ目に押し込んだ粘土はまだ乾いていないので色が違う。
なんだか、ネットメロンに似ている。


下段燃焼室の上に、中棚を設置すると、下段燃焼室の床面の補修がしづらくなる。
よって、耐火レンガの上に鉄筋を置いて、周りに粘土を盛り、その上に中棚を降ろすのは、この床面がきちんと出来上がってからだ。
また一週間ほど乾燥させて、来週、また割れ目が発生していたら、もう一度割れ目に粘土を詰め込もう。
割れ目が発生しなくなったら、その上に、仕上げの粘土を塗って左官コテか何かで表面をならして仕上げる。
で、その材料だが、今と同じものだと、またまた割れ目が発生しちゃうんで、出来るだけ割れないようにしたい。
何が良いだろう。
砂を入れると割れづらくなる=収縮が小さくなると聞いている。
また、昔の土間(たたき)は、赤土とかに塩をまぜて作ったという話も聞いたことがある。
どの程度混ぜるのかは全く知らないが。
どうしようなぁ・・・・・
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第330回 へっつい窯 作業続行
↓先週末は、雨が降ってきたので、ココまでで中断。

さて、今週も、土曜日朝から作業再開。
↓ブルーシートを開けてみると・・・・

予想していたとおり、粘土の収縮でかなり割れが発生している。
厚さ1cmくらいで、コンクリ板に粘土を張り付けた床面はかなり激しく割れている。

↓アップ

一番ひどいものでは、5mmくらいの割れ目がある。
耐火レンガの外側は、比較的、割れが少ない。

外周部は、割れ目補修をするほどではなさそうなので、まずは、耐火レンガ上端まで粘土でカバーする作業を続行。
先週と同様、練った粘土に若干のモルタルを混ぜて、手で形成しながら耐火レンガに粘土を張り付けていく。

続いて、床面。
ここは中板を載せてしまうと、その後の補修等がとってもやりづらくなるので、今のうちにしっかりと補修しておく必要がある。
割れ目に粘土を押し込みながら、その上に、前回の半分くらいの厚さで粘土を塗っていく。
耐火レンガは、最初は床面の粘土の上に置かれているだけなので、今回は内側から押さえるように粘土を盛っていく。

粘土が乾いて落ち着くまでに、その他の作業を進める。
中棚=下段燃焼室の天井であり、かつまた、上段の調理室の床板でもあるのだが、耐火セメント製のこの中棚は、直径が約90cmの円盤形で、厚さが約4.5cm。
大きさの割に、薄いので、少し、強度が心配。
ということで、念のために、中棚を下から支えるための鉄筋をセットすることにした。
普段使っている、直径10mm(俗に言う D10)では、荷重でかなりたわむので、ワンランク上の、直径12mmの鉄筋を採用した。
下段燃焼室のサイズに合わせてグラインダーで切断。
ちょっと載っけてみた。

耐火レンガの上には粘土を盛って、鉄筋と粘土で中棚の重さを受ける予定。
粘土を乾かすために、一晩置くことにする。
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↓先週末は、雨が降ってきたので、ココまでで中断。

さて、今週も、土曜日朝から作業再開。
↓ブルーシートを開けてみると・・・・

予想していたとおり、粘土の収縮でかなり割れが発生している。
厚さ1cmくらいで、コンクリ板に粘土を張り付けた床面はかなり激しく割れている。

↓アップ

一番ひどいものでは、5mmくらいの割れ目がある。
耐火レンガの外側は、比較的、割れが少ない。

外周部は、割れ目補修をするほどではなさそうなので、まずは、耐火レンガ上端まで粘土でカバーする作業を続行。
先週と同様、練った粘土に若干のモルタルを混ぜて、手で形成しながら耐火レンガに粘土を張り付けていく。

続いて、床面。
ここは中板を載せてしまうと、その後の補修等がとってもやりづらくなるので、今のうちにしっかりと補修しておく必要がある。
割れ目に粘土を押し込みながら、その上に、前回の半分くらいの厚さで粘土を塗っていく。
耐火レンガは、最初は床面の粘土の上に置かれているだけなので、今回は内側から押さえるように粘土を盛っていく。

粘土が乾いて落ち着くまでに、その他の作業を進める。
中棚=下段燃焼室の天井であり、かつまた、上段の調理室の床板でもあるのだが、耐火セメント製のこの中棚は、直径が約90cmの円盤形で、厚さが約4.5cm。
大きさの割に、薄いので、少し、強度が心配。
ということで、念のために、中棚を下から支えるための鉄筋をセットすることにした。
普段使っている、直径10mm(俗に言う D10)では、荷重でかなりたわむので、ワンランク上の、直径12mmの鉄筋を採用した。
下段燃焼室のサイズに合わせてグラインダーで切断。
ちょっと載っけてみた。

耐火レンガの上には粘土を盛って、鉄筋と粘土で中棚の重さを受ける予定。
粘土を乾かすために、一晩置くことにする。
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第329回 へっつい窯の製作
パンやピザを焼くことができる窯の製作。
耐火レンガを積み上げて作る窯では面白くないので、山で採ってきた粘土を主材料に、安ーく作ろう!というのがコンセプト。
ということで、前回までに粘土練りまで終わっているので、引き続き、窯の形成から。
練って少量のモルタルを混合した粘土を土台に張り付け。

焼き床は、単なるコンクリートの板なので、断熱と蓄熱をかねて、厚さ1cm程度で粘土を塗りたくる。

そして、燃焼室の壁となる耐火レンガを並べる。
SKナンバーなんて何も書いていない廉価版のレンガ。(しゃれ)
ジョイフルAKで一個180円。

レンガの外側を粘土でカバー。

粘土が乾いてくると、あっという間に、かなり太めのクラックが走り始める。

高さ的に、耐火レンガの約半分といったところまで粘土張りが終わった段階で、雨が降ってきたので本日の作業はココまでで中止。

残りは来週!
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パンやピザを焼くことができる窯の製作。
耐火レンガを積み上げて作る窯では面白くないので、山で採ってきた粘土を主材料に、安ーく作ろう!というのがコンセプト。
ということで、前回までに粘土練りまで終わっているので、引き続き、窯の形成から。
練って少量のモルタルを混合した粘土を土台に張り付け。

焼き床は、単なるコンクリートの板なので、断熱と蓄熱をかねて、厚さ1cm程度で粘土を塗りたくる。

そして、燃焼室の壁となる耐火レンガを並べる。
SKナンバーなんて何も書いていない廉価版のレンガ。(しゃれ)
ジョイフルAKで一個180円。

レンガの外側を粘土でカバー。

粘土が乾いてくると、あっという間に、かなり太めのクラックが走り始める。

高さ的に、耐火レンガの約半分といったところまで粘土張りが終わった段階で、雨が降ってきたので本日の作業はココまでで中止。

残りは来週!
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第328回 へっつい窯に使う粘土練り
中棚の打設が終わったので、次は、いよいよ窯、本体の製作に着手する。
下から順番に作って行かねばならないので、まずは下段の燃焼室。
焼き床は、現在はコンクリート板が露出しているが、これは耐火でも何でもない、ごく普通のコンクリートなので、保護層&蓄熱層として、粘土でカバーすることにする。
壁面は、耐火レンガ。
これも、保温のために外側を粘土でカバー。
ということで、まずは粘土の準備が必要。
↓取ってきた、その時の形の塊状の粘土。

塊のままだと、細部や内部に水が回りづらいので、この塊を、手作業でバラバラに。

水をあたえて、後はシートの上で、転がしたり踏んづけたり。
なめてたら、結構な運動でした。

足踏みで練り上がったのが、こちら。

これに、目分量で1/5位のモルタルを混ぜる。

モルタルを、粘土の中にまんべんなく行き渡らせるために、またまた青シートの上で踏み踏み。

ここまで来て、やっと窯の作業に突入だ。
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中棚の打設が終わったので、次は、いよいよ窯、本体の製作に着手する。
下から順番に作って行かねばならないので、まずは下段の燃焼室。
焼き床は、現在はコンクリート板が露出しているが、これは耐火でも何でもない、ごく普通のコンクリートなので、保護層&蓄熱層として、粘土でカバーすることにする。
壁面は、耐火レンガ。
これも、保温のために外側を粘土でカバー。
ということで、まずは粘土の準備が必要。
↓取ってきた、その時の形の塊状の粘土。

塊のままだと、細部や内部に水が回りづらいので、この塊を、手作業でバラバラに。

水をあたえて、後はシートの上で、転がしたり踏んづけたり。
なめてたら、結構な運動でした。

足踏みで練り上がったのが、こちら。

これに、目分量で1/5位のモルタルを混ぜる。

モルタルを、粘土の中にまんべんなく行き渡らせるために、またまた青シートの上で踏み踏み。

ここまで来て、やっと窯の作業に突入だ。
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第327回 耐火セメント製の棚、脱型
耐火セメントの打設から24時間経過したので型枠(段ボールだけど)を取り外す。
今日は、午前中に強い通り雨が降ったので、段ボール紙の型枠が少しヨレている。

型枠を外側から押さえている木片を、木ネジを緩めてはずす。
まだ、窯の下段燃焼室が出来ていないので、しばらくはこのまま置いておくことになるのだが、試しにチョット持ち上げてみると・・・・重い・・・。
そりゃそうだ。
25kgのアサヒキャスターを2袋分、まるまる投入したのだから、最低でも50kgはあるのだ。

こりゃあ、下段燃焼室が出来たあとに、その上に載せるには一仕事だぞ。
それにしても、改めて見ると、幅90㎝に対して厚さ4㎝強というのは、いかにも薄っぺらくて頼りなさげである。
上に載るのはパン種とかピザとか、せいぜいフライパンや鋳鉄鍋くらいで、それほど重いモノは載せるつもりは無いのだが、これで保つのかチョット心配。
やはり、下に鉄筋をセットして、少しでも力を受けるのが良いだろうか。
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耐火セメントの打設から24時間経過したので型枠(段ボールだけど)を取り外す。
今日は、午前中に強い通り雨が降ったので、段ボール紙の型枠が少しヨレている。

型枠を外側から押さえている木片を、木ネジを緩めてはずす。
まだ、窯の下段燃焼室が出来ていないので、しばらくはこのまま置いておくことになるのだが、試しにチョット持ち上げてみると・・・・重い・・・。
そりゃそうだ。
25kgのアサヒキャスターを2袋分、まるまる投入したのだから、最低でも50kgはあるのだ。

こりゃあ、下段燃焼室が出来たあとに、その上に載せるには一仕事だぞ。
それにしても、改めて見ると、幅90㎝に対して厚さ4㎝強というのは、いかにも薄っぺらくて頼りなさげである。
上に載るのはパン種とかピザとか、せいぜいフライパンや鋳鉄鍋くらいで、それほど重いモノは載せるつもりは無いのだが、これで保つのかチョット心配。
やはり、下に鉄筋をセットして、少しでも力を受けるのが良いだろうか。
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第326回 アースオーブン窯の中棚製作
ようやく届いた、耐火セメント(不定形耐火物とかキャスタブル耐火物とも言うらしい)を使って、下段燃焼室の天井、兼、上段調理室の焼き床となる中棚を打設に取りかかる。
まずは、下段燃焼室の形状だが、壁部分は耐火レンガ。
「レンガ」ということに惑わされ、当初は四角くレンガを積むことを考えていたのだが(というより、四角く積むのが当然と思っていて、他に選択肢があり得るということを思いつかなかった)、粘土で間詰めをするのであれば、円形にレンガを積んでも良いことに気が付いた。
さらに、別に、積まなくても、縦に置くだけでも良いと思い至った。
その方が、きれいな円形に並べることが出来る。

焚き口、兼、料理投入口は、大判のピザやフライパンなどを入れることを考え、開口幅を45cmとした。
実際に、土台の上にレンガを並べ、土台に形を書き入れる。
それに合わせて、段ボールを切って、型枠の原型にする。
↓段ボールの型枠原型を土台に置き、念のために、その上にレンガを並べてチェック。

水平を出したパレットの上に板を敷いて固定。
そこに、型枠をセットする。
直線部分は板で。
曲線部分は、段ボールを切って、曲線を出してガムテで仮止め。
段ボール紙の上から板を木ねじで押さえて固定。

コンクリートの厚さは、せいぜい5cmなので、これで充分のはず。
奥の、ぺこっと凹んでいるところは、排煙用の穴。
下で薪を焚いた熱気や煙りが、この穴を通って上の調理室へ抜ける予定。
このままだと、段ボールや板がコンクリの水を吸っちゃってコンクリの品質が低下するので、型枠の内側にビニールを敷く。
珪藻土を塗ったときの養生用の、薄いビニールが残っていたので、それを利用。

耐火コンクリ打設。

耐火セメントはすでに適切な骨材が配合済みなので、あとは水を入れて練り混ぜるだけで打設可能。
思っていたよりも、骨材のサイズが大きく、ざらついた感じ。
骨材も、ただの砂?
骨材ではなく、セメント成分のほうが特殊なのだろうか?
水量は、重量比で約15%。
手で作った塊を放り投げて受け止め、若干変形して、指の間から少しはみ出し気味になるくらいが適当、とのこと。
25kgの15%だと約3.8リットル。
様子を見ながら水を加えていったところ、大体3.9リットルで、マニュアルで指示されている堅さになった。
マニュアルには、加水後、30分以内に打設完了せよ、と書いてある。
加えて、所定の厚さに対して、一回で打設するように、とも。
が、素人の手練りで2袋を一気に練って30分以内に打設するのはとっても無理。
なので、致し方なく、2回に分けて練り混ぜ、打設を行うことにする。
大急ぎで練り混ぜ、打設をしたので、作業中の写真は無し。
打設後、厚さは約4㎝強となった。

耐火レンガは反応は早いのか、24時間で概ね、固化が終わるようだ。
明日には型枠を外せる。
次は、下部燃焼室の粘土塗りだ。
おっと、その前に粘土を練らないと。
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ようやく届いた、耐火セメント(不定形耐火物とかキャスタブル耐火物とも言うらしい)を使って、下段燃焼室の天井、兼、上段調理室の焼き床となる中棚を打設に取りかかる。
まずは、下段燃焼室の形状だが、壁部分は耐火レンガ。
「レンガ」ということに惑わされ、当初は四角くレンガを積むことを考えていたのだが(というより、四角く積むのが当然と思っていて、他に選択肢があり得るということを思いつかなかった)、粘土で間詰めをするのであれば、円形にレンガを積んでも良いことに気が付いた。
さらに、別に、積まなくても、縦に置くだけでも良いと思い至った。
その方が、きれいな円形に並べることが出来る。

焚き口、兼、料理投入口は、大判のピザやフライパンなどを入れることを考え、開口幅を45cmとした。
実際に、土台の上にレンガを並べ、土台に形を書き入れる。
それに合わせて、段ボールを切って、型枠の原型にする。
↓段ボールの型枠原型を土台に置き、念のために、その上にレンガを並べてチェック。

水平を出したパレットの上に板を敷いて固定。
そこに、型枠をセットする。
直線部分は板で。
曲線部分は、段ボールを切って、曲線を出してガムテで仮止め。
段ボール紙の上から板を木ねじで押さえて固定。

コンクリートの厚さは、せいぜい5cmなので、これで充分のはず。
奥の、ぺこっと凹んでいるところは、排煙用の穴。
下で薪を焚いた熱気や煙りが、この穴を通って上の調理室へ抜ける予定。
このままだと、段ボールや板がコンクリの水を吸っちゃってコンクリの品質が低下するので、型枠の内側にビニールを敷く。
珪藻土を塗ったときの養生用の、薄いビニールが残っていたので、それを利用。

耐火コンクリ打設。

耐火セメントはすでに適切な骨材が配合済みなので、あとは水を入れて練り混ぜるだけで打設可能。
思っていたよりも、骨材のサイズが大きく、ざらついた感じ。
骨材も、ただの砂?
骨材ではなく、セメント成分のほうが特殊なのだろうか?
水量は、重量比で約15%。
手で作った塊を放り投げて受け止め、若干変形して、指の間から少しはみ出し気味になるくらいが適当、とのこと。
25kgの15%だと約3.8リットル。
様子を見ながら水を加えていったところ、大体3.9リットルで、マニュアルで指示されている堅さになった。
マニュアルには、加水後、30分以内に打設完了せよ、と書いてある。
加えて、所定の厚さに対して、一回で打設するように、とも。
が、素人の手練りで2袋を一気に練って30分以内に打設するのはとっても無理。
なので、致し方なく、2回に分けて練り混ぜ、打設を行うことにする。
大急ぎで練り混ぜ、打設をしたので、作業中の写真は無し。
打設後、厚さは約4㎝強となった。


耐火レンガは反応は早いのか、24時間で概ね、固化が終わるようだ。
明日には型枠を外せる。
次は、下部燃焼室の粘土塗りだ。
おっと、その前に粘土を練らないと。
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第325回 庭で採れたエダマメで一杯

北海道の短い夏が終わろうとしています。
エダマメが、ようやく収穫できるくらい、成長しました。
取れたてを茹でて、プレミアム恵比寿で一杯!
うまーい!
↓収穫前の状況。最初は成長が遅くて、やきもきしたけど、結構なりは良かった。

引き抜いてみると、根張りは深さ方向、広がり方向とも、せいぜい、およそ30cm程度。
意外と狭いもんだ。

下の写真は根についていた根粒細菌のこぶ。
これが空中の窒素を固定してくれる。
窒素分の足りない土壌では、このこぶが多く、窒素が充分ある土壌では、こぶの数も少なくなるそうだ。
世界で初めて、無農薬リンゴの栽培に成功した方の本に、根粒細菌の付き具合で土壌を判断するなんてことが書いてあった。

枝葉は落として、堆肥箱へ。

この株は、わりと多くさやがついていたのだが、一株で約40さやの収穫となった。
ほぼ全滅したソラマメ(結局3さやしか収穫できていない)に比べると、抜群の成績。
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北海道の短い夏が終わろうとしています。
エダマメが、ようやく収穫できるくらい、成長しました。
取れたてを茹でて、プレミアム恵比寿で一杯!
うまーい!
↓収穫前の状況。最初は成長が遅くて、やきもきしたけど、結構なりは良かった。

引き抜いてみると、根張りは深さ方向、広がり方向とも、せいぜい、およそ30cm程度。
意外と狭いもんだ。

下の写真は根についていた根粒細菌のこぶ。
これが空中の窒素を固定してくれる。
窒素分の足りない土壌では、このこぶが多く、窒素が充分ある土壌では、こぶの数も少なくなるそうだ。
世界で初めて、無農薬リンゴの栽培に成功した方の本に、根粒細菌の付き具合で土壌を判断するなんてことが書いてあった。

枝葉は落として、堆肥箱へ。

この株は、わりと多くさやがついていたのだが、一株で約40さやの収穫となった。
ほぼ全滅したソラマメ(結局3さやしか収穫できていない)に比べると、抜群の成績。
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第324回 窯用の耐火セメント到着
耐火セメントが比較的安く手に入った。
皆さんが、耐火レンガの間詰めやら、焼き床やらに使っているAGC(アサヒガラスの子会社)が販売している耐火セメント(不定形耐火物・・・・と、専門用語では言うらしい)は、通常一般小売店では販売していない。
で、購入はAGCのオンラインショップなのだが、これが結構高い(送料・税金込みで2袋=50kgで約11,000円)ので躊躇してしまう、ということは2週間ほど前に書いた。
下の燃焼室の天井、兼、上の調理室の床を作りたいのだが、レンガのアーチ式にするとかなり厚いものになってしまうだろう。
そうなると、下の燃焼室でかなり長時間にわたって薪を燃やさないと、上の調理室の床が熱くならない。
たかだかご家庭用の窯で、半日に薪を燃やすのはいかにも非効率。
そこそこ薄く、かつ耐熱性のあるモノが必要なのだ。
粘土で作るのは、強度の点で却下。
色々考えたながら、平行して、もう少し安い不定形耐火物が無いか、ネットを駆使して調べまくった。
不定形耐火物(俗に言う耐火セメント)を扱う会社は多々あり、トーキャストとかイソキャストとか、いろんな名前で販売されていることがわかった。
が、いずれも工業用の炉や窯に用いる、いわば企業相手の会社で、一般小売りをしているところはほとんど無い。
上で書いたAGC( → ネットショップもあるHP ) 以外では、唯一、三石耐火煉瓦という岡山県の会社が、HPに”煉瓦一個から小売りする!”と力強く書いていることを発見 ( → 三石耐火煉瓦 )した。
早速、メールで問い合わせたところ、不定形耐火物(耐火セメント)も小売りしてるとのことと。
気になる値段は・・・・・送料・税込みで8,631円
安い!と驚くほどではないが、AGCの2割引き以下、ということになる。
個人向けには、それほど数が出る商品でもなさそうだから、大々的にセールなんかをやっているネットショップがあるとは思えないので、ここら辺で手を打つことにする。
ちなみに、メールで何回かやりとりしたのだが、ネット販売担当の方は大変親切で、反応も迅速でした。
代金を振り込んで4日目に商品到着。
で、届いたのが・・・・・・・

画像をアップにしてもらえば判りますが、結局、AGCのアサヒキャスターなんですね。
枝番号が付いてない「アサヒキャスター CA-13」
AGCのネットショップでは、流し込み用の「CA-13S」とか、塗り作業用の「CA-13T」とかがあるようなので、枝番号なしというのは廉価版なのだろうか?
とにかく、これで、早速、下段燃焼室の天井を製作することにしよう!
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耐火セメントが比較的安く手に入った。
皆さんが、耐火レンガの間詰めやら、焼き床やらに使っているAGC(アサヒガラスの子会社)が販売している耐火セメント(不定形耐火物・・・・と、専門用語では言うらしい)は、通常一般小売店では販売していない。
で、購入はAGCのオンラインショップなのだが、これが結構高い(送料・税金込みで2袋=50kgで約11,000円)ので躊躇してしまう、ということは2週間ほど前に書いた。
下の燃焼室の天井、兼、上の調理室の床を作りたいのだが、レンガのアーチ式にするとかなり厚いものになってしまうだろう。
そうなると、下の燃焼室でかなり長時間にわたって薪を燃やさないと、上の調理室の床が熱くならない。
たかだかご家庭用の窯で、半日に薪を燃やすのはいかにも非効率。
そこそこ薄く、かつ耐熱性のあるモノが必要なのだ。
粘土で作るのは、強度の点で却下。
色々考えたながら、平行して、もう少し安い不定形耐火物が無いか、ネットを駆使して調べまくった。
不定形耐火物(俗に言う耐火セメント)を扱う会社は多々あり、トーキャストとかイソキャストとか、いろんな名前で販売されていることがわかった。
が、いずれも工業用の炉や窯に用いる、いわば企業相手の会社で、一般小売りをしているところはほとんど無い。
上で書いたAGC( → ネットショップもあるHP ) 以外では、唯一、三石耐火煉瓦という岡山県の会社が、HPに”煉瓦一個から小売りする!”と力強く書いていることを発見 ( → 三石耐火煉瓦 )した。
早速、メールで問い合わせたところ、不定形耐火物(耐火セメント)も小売りしてるとのことと。
気になる値段は・・・・・送料・税込みで8,631円
安い!と驚くほどではないが、AGCの2割引き以下、ということになる。
個人向けには、それほど数が出る商品でもなさそうだから、大々的にセールなんかをやっているネットショップがあるとは思えないので、ここら辺で手を打つことにする。
ちなみに、メールで何回かやりとりしたのだが、ネット販売担当の方は大変親切で、反応も迅速でした。
代金を振り込んで4日目に商品到着。
で、届いたのが・・・・・・・

画像をアップにしてもらえば判りますが、結局、AGCのアサヒキャスターなんですね。
枝番号が付いてない「アサヒキャスター CA-13」
AGCのネットショップでは、流し込み用の「CA-13S」とか、塗り作業用の「CA-13T」とかがあるようなので、枝番号なしというのは廉価版なのだろうか?
とにかく、これで、早速、下段燃焼室の天井を製作することにしよう!
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第323回 本日の収穫
今年は天候不順で、全道的に実りがよろしくないようです。
我が家の家庭菜園(畑)も、実の付き具合はあまり芳しくありません。
一時、好調に育っていたソラマメは、何故か、黒死してしまいました。
残っているのはあと二株だけです。
↓順調だったソラマメですが、なにやら色が黒くなってきたと思ったら

↓そのうち、真っ黒になって枯れてしまいました

エダマメも実の入りがイマイチ。
これからの天候に期待です。
さて、本日の収穫はこれだけ。

ズッキーニとなす。
ニンジンは間引いたヤツ。
ズッキーニは生長しすぎで、少し硬くなってました。
もう少し早く収穫すれば良かった。
マイクロニンジンは、間引いたものなのですが、捨てるのはもったいないので、茹でて食べてみました。
こんなにちっこくても、しっかりニンジンの味。
このほか、これまでにピーマン少々、トマト少々、ソラマメ2さや、の収穫がありました。
今の段階では、まだ苗や種、堆肥にかかったお金を全然回収できてません。
まあ、半分は趣味だから、コスト・ベネフットに目くじら立てなくてもイイんだけどね。
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今年は天候不順で、全道的に実りがよろしくないようです。
我が家の家庭菜園(畑)も、実の付き具合はあまり芳しくありません。
一時、好調に育っていたソラマメは、何故か、黒死してしまいました。
残っているのはあと二株だけです。
↓順調だったソラマメですが、なにやら色が黒くなってきたと思ったら

↓そのうち、真っ黒になって枯れてしまいました

エダマメも実の入りがイマイチ。
これからの天候に期待です。
さて、本日の収穫はこれだけ。

ズッキーニとなす。
ニンジンは間引いたヤツ。
ズッキーニは生長しすぎで、少し硬くなってました。
もう少し早く収穫すれば良かった。
マイクロニンジンは、間引いたものなのですが、捨てるのはもったいないので、茹でて食べてみました。
こんなにちっこくても、しっかりニンジンの味。
このほか、これまでにピーマン少々、トマト少々、ソラマメ2さや、の収穫がありました。
今の段階では、まだ苗や種、堆肥にかかったお金を全然回収できてません。
まあ、半分は趣味だから、コスト・ベネフットに目くじら立てなくてもイイんだけどね。
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第322回 窯の燃焼室を円形に
耐火レンガを買ってきて、並べていたら、粘土で間詰めをするなら、必ずしもレンガを四角く並べる必要はないことに気が付いた。
上にのる粘土のオーブンも丸いんだから、下の燃焼室も円くても良いではないか!
ということで、円形に並べてみた。

これで、レンガのすき間を粘土で埋め、焼き床も粘土で覆えばバッチリか?
天井部分は耐火セメントで。
ということで、直径90cmの円形のコンクリート板を作るためには、どれくらい耐火セメントが必要なのか、試算すると・・・・・
3.141592×45×45×4(厚さ)=約2,547立方センチメートル。
すなわち約25.5リットルの体積となる。
多くの先達が採用している耐火セメントのアサヒ・キャスターCA-13S(一袋25kg)は、水を加えると、約12リットル分の耐火セメントになるとのことなので、2袋必要ということ。
じゃあ、それで幾らになるのか。
この製品は基本的に一般店舗には売っておらず、メーカー直販が基本のようなので、そこにしめされている値段で計算する。
メーカーのオンラインショップでは
通販価格 一袋25kg入り 2,310円
送料 ~25kgまで 2,625円
25~100kgまで 6,300円
ということで、2袋買うと、なんと10,920円となるではありませんか。
うーん、高い。
こういうことなら、粘土窯の床=燃焼室の天井も、なんとか粘土で作れないモノだろうか?
そのままだと強度が足りず、床が抜けてしまうだろうから、鉄筋とか金属板等を骨格にして、支えることはできないか?
熱膨張率が粘土と金属では全然違うから、何度も使っているうちに、鉄と粘土の一体性が無くなって、最終的にはバラバラになってしまうか?
何か、安価に作れる良い方法はないだろうか・・・・・
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耐火レンガを買ってきて、並べていたら、粘土で間詰めをするなら、必ずしもレンガを四角く並べる必要はないことに気が付いた。
上にのる粘土のオーブンも丸いんだから、下の燃焼室も円くても良いではないか!
ということで、円形に並べてみた。

これで、レンガのすき間を粘土で埋め、焼き床も粘土で覆えばバッチリか?
天井部分は耐火セメントで。
ということで、直径90cmの円形のコンクリート板を作るためには、どれくらい耐火セメントが必要なのか、試算すると・・・・・
3.141592×45×45×4(厚さ)=約2,547立方センチメートル。
すなわち約25.5リットルの体積となる。
多くの先達が採用している耐火セメントのアサヒ・キャスターCA-13S(一袋25kg)は、水を加えると、約12リットル分の耐火セメントになるとのことなので、2袋必要ということ。
じゃあ、それで幾らになるのか。
この製品は基本的に一般店舗には売っておらず、メーカー直販が基本のようなので、そこにしめされている値段で計算する。
メーカーのオンラインショップでは
通販価格 一袋25kg入り 2,310円
送料 ~25kgまで 2,625円
25~100kgまで 6,300円
ということで、2袋買うと、なんと10,920円となるではありませんか。
うーん、高い。
こういうことなら、粘土窯の床=燃焼室の天井も、なんとか粘土で作れないモノだろうか?
そのままだと強度が足りず、床が抜けてしまうだろうから、鉄筋とか金属板等を骨格にして、支えることはできないか?
熱膨張率が粘土と金属では全然違うから、何度も使っているうちに、鉄と粘土の一体性が無くなって、最終的にはバラバラになってしまうか?
何か、安価に作れる良い方法はないだろうか・・・・・
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第321回 アースオーブン土台工事に着手
前々回の基本設計に基づいて、いよいよアースオーブンの基礎工事に着手。
アースオーブン(窯)を設置してしまうと、そこの地面をいじることが出来なくなるので、まずは、設置予定箇所を掘り返して、スギナの根を除去。

しかるのちに、ブロック設置の形状に合わせて、畑や掘り返した土から出てきた石を敷いて、その上に砕石を充填する。

基礎の深さは大体20cmくらい。
札幌の地盤凍結深度はもう少し深いが、この場所は冬期間は雪をすっぽりとかぶるので、そこまでは凍結しないだとろうということで適当に。
去年、ウッドデッキを作るために100円ショップで買った水平器でレベルを取りながらブロックの位置決め。

上にそれなりの重量物が乗っかるので、さすがに空積みはまずかろうということで、簡単に鉄筋とコンクリで固定することにする。
軽量ブロックの縦穴に鉄筋を一本入れて、コンクリを充填。
コンクリートのせん断強度もあるし、通常時は全く力がかからない方向なので、ブロック一個に一箇所だけ。
セメントと砂は、露天五右衛門風呂を作ったときの残りもの。
砂利は、排水を掘った時の残り物。
うーん、残材の有効活用!


横方向の一体性を高め、地震時等にばったりと倒れるのを防ぐために、一応、横筋も一本入れておくことに。
積み上がった軽量ブロックのてっぺんを、グラインダーで削って横筋をセットする溝を掘る。
もう少し抵抗があるかと思っていたら、軽量ブロックって、グラインダーで簡単に削れて、少々びっくり。
これだと、D10の鉄筋をグラインダーでカットする方が大変なくらい。
でも、グラインダーのディスクの径の限界で、あまり深い溝を掘ることができない。
この上にフタもされるので、まあ、こんなもんでしょう。
→アップ 
横筋もコンクリで埋めて、その上に焼き床となるコンクリート板を仮置き。
焼き床のサイズは90cm×90cm。

計画では、この上に耐火レンガを並べて燃焼室の壁をつくり、その上に耐火セメントで作ったコンクリート板を載せて、最後に粘土でドーム型の窯を作る。
上で仮置きしている、焼き床になるコンクリート板は厚さ3cmで、ごく普通のコンクリート製なので、耐熱性を高めるために表面に粘土を塗ろうかと考えている。
また、上に並べる耐熱レンガも、耐火モルタルではなくて、粘土で間詰めしようかと。
蓄熱性を考えて、レンガの外側を粘土で覆うのも良いかもしれない。
↓基本設計

ということで、本日の作業は終了。
明日は雨らしいので、耐火レンガの買い出しに行くことにしよう。
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前々回の基本設計に基づいて、いよいよアースオーブンの基礎工事に着手。
アースオーブン(窯)を設置してしまうと、そこの地面をいじることが出来なくなるので、まずは、設置予定箇所を掘り返して、スギナの根を除去。

しかるのちに、ブロック設置の形状に合わせて、畑や掘り返した土から出てきた石を敷いて、その上に砕石を充填する。


基礎の深さは大体20cmくらい。
札幌の地盤凍結深度はもう少し深いが、この場所は冬期間は雪をすっぽりとかぶるので、そこまでは凍結しないだとろうということで適当に。
去年、ウッドデッキを作るために100円ショップで買った水平器でレベルを取りながらブロックの位置決め。

上にそれなりの重量物が乗っかるので、さすがに空積みはまずかろうということで、簡単に鉄筋とコンクリで固定することにする。
軽量ブロックの縦穴に鉄筋を一本入れて、コンクリを充填。
コンクリートのせん断強度もあるし、通常時は全く力がかからない方向なので、ブロック一個に一箇所だけ。
セメントと砂は、露天五右衛門風呂を作ったときの残りもの。
砂利は、排水を掘った時の残り物。
うーん、残材の有効活用!


横方向の一体性を高め、地震時等にばったりと倒れるのを防ぐために、一応、横筋も一本入れておくことに。
積み上がった軽量ブロックのてっぺんを、グラインダーで削って横筋をセットする溝を掘る。
もう少し抵抗があるかと思っていたら、軽量ブロックって、グラインダーで簡単に削れて、少々びっくり。
これだと、D10の鉄筋をグラインダーでカットする方が大変なくらい。
でも、グラインダーのディスクの径の限界で、あまり深い溝を掘ることができない。
この上にフタもされるので、まあ、こんなもんでしょう。


横筋もコンクリで埋めて、その上に焼き床となるコンクリート板を仮置き。
焼き床のサイズは90cm×90cm。

計画では、この上に耐火レンガを並べて燃焼室の壁をつくり、その上に耐火セメントで作ったコンクリート板を載せて、最後に粘土でドーム型の窯を作る。
上で仮置きしている、焼き床になるコンクリート板は厚さ3cmで、ごく普通のコンクリート製なので、耐熱性を高めるために表面に粘土を塗ろうかと考えている。
また、上に並べる耐熱レンガも、耐火モルタルではなくて、粘土で間詰めしようかと。
蓄熱性を考えて、レンガの外側を粘土で覆うのも良いかもしれない。
↓基本設計

ということで、本日の作業は終了。
明日は雨らしいので、耐火レンガの買い出しに行くことにしよう。
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第320回 流木の無料配布で燃料ゲット
へっつい窯改め、アースオーブンの燃料にするのに、わざわざ購入した薪を使うのは論外。
なので、札幌市民にはおなじみの、あそで流木をもらってきた。
あそこまでは、我が家から車でちょうど30分。
↓あそこ

海岸に流れ着く流木は塩分を含んでいるので薪ストーブの燃料としては不適!と言われているが、こちらに流れ着いた流木は塩分を含んでいないので、使えるかと。
数年前にも、キャンプの焚き火の薪にするために、流木をもらいに来たことがある。
どうやら、毎年、夏から秋にかけて、配布をしているようだ。
配布開始時期はネットでおしらせがある。
→>おしらせ
ことしは流木だけでなく、流木を細かく砕いたチップも配布している。

どこから来たかとか、何に使うのか、どれくらい持っていくかなどのアンケート用紙が置いてあり、各自、記入するようになっているので、素直に燃料用です、などと記入。
こんな感じで、駐車場の一角に流木が積み上げられているのを、勝手に持っていくスタイル。

川やダム湖を流れてくる間に皮が剥がれてしまう樹が多いようで、樹種とかはよくわからない。
太いのや細いの、曲がったのなど様々。
さすがに、ダム湖に流れ着いただけあって、結構水分を含んでいるもの多し。

地味に告知されているだけだからか、たまたま時期がそうなのか、自分が行ったときは、流木目当ての先客は、家族連れが一組いただけ。
車を横付けにして、流木を積み込みました。

1~2ヶ月も乾かせば、多分、立派にオーブンの薪として使えそうな感じがします。
来年の流木配布の時期まで、一年分のオーブンの燃料を確保するためにはあと2~3回くらい流木をもらいに行く必要がありそうだ。
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へっつい窯改め、アースオーブンの燃料にするのに、わざわざ購入した薪を使うのは論外。
なので、札幌市民にはおなじみの、あそで流木をもらってきた。
あそこまでは、我が家から車でちょうど30分。
↓あそこ

海岸に流れ着く流木は塩分を含んでいるので薪ストーブの燃料としては不適!と言われているが、こちらに流れ着いた流木は塩分を含んでいないので、使えるかと。
数年前にも、キャンプの焚き火の薪にするために、流木をもらいに来たことがある。
どうやら、毎年、夏から秋にかけて、配布をしているようだ。
配布開始時期はネットでおしらせがある。
→>おしらせ
ことしは流木だけでなく、流木を細かく砕いたチップも配布している。

どこから来たかとか、何に使うのか、どれくらい持っていくかなどのアンケート用紙が置いてあり、各自、記入するようになっているので、素直に燃料用です、などと記入。
こんな感じで、駐車場の一角に流木が積み上げられているのを、勝手に持っていくスタイル。

川やダム湖を流れてくる間に皮が剥がれてしまう樹が多いようで、樹種とかはよくわからない。
太いのや細いの、曲がったのなど様々。
さすがに、ダム湖に流れ着いただけあって、結構水分を含んでいるもの多し。

地味に告知されているだけだからか、たまたま時期がそうなのか、自分が行ったときは、流木目当ての先客は、家族連れが一組いただけ。
車を横付けにして、流木を積み込みました。

1~2ヶ月も乾かせば、多分、立派にオーブンの薪として使えそうな感じがします。
来年の流木配布の時期まで、一年分のオーブンの燃料を確保するためにはあと2~3回くらい流木をもらいに行く必要がありそうだ。
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第319回 窯の基本設計
窯の素材である粘土は、どうやら問題なさそうなので、
いよいよ、実際の施工に向けて具体的な設計を進めることにする。
ネットで色々と情報を漁って、考えた結果、昨年考えていた基本的な構造を大きく変更することにした。
↓昨年までの案

これだと、右の主オーブンの床が鉄板ということになるが、鉄は熱容量が小さいのですぐに温度が下がってしまう。
特に、パンを焼くためには高温が持続するのことが必要みたいなので、不適ということになる。
仮にその部分を耐火レンガや粘土にしても、熱源から離れているために、直火ではなく排熱で間接的に暖めることになり、きちんと温度が上がるかどうか心許ない。
ということで、お湯を沸かす等の機能は省略し、もっとシンプルにオーブンとしての機能を追求してみることにした。
↓今の案

火室を主オーブンの下に持ってきて、直火でオーブンの床を暖め、さらに連続燃焼方式なので追い焚きも可能という構造である。
火室の火床は、ホームセンターに売っているコンクリート板。
耐火性を高めるために、コンクリート板の上に粘土をぬっても良い。
火室は、上に乗る粘土の主オーブンの重さを支える必要があるので、それなりの強度のある材料が必要。
耐火レンガで作るか。
コスト縮減のためには、普通の赤レンガで作り、火室側に粘土を塗るという手もある。
そして、一番の問題は、火室の天井部分を何にするか、だ。
火室の天井は、すなわち主オーブンの床でもある。
下から直火であぶられ、その熱をうまく上の主オーブンで放射してくれるものがよい。
調べたところ、耐火セメント(キャスタブルセメント?)というものがあるらしい。
→参考にさせていただいたサイト オミノイエ
普通のセメントはせいぜい500度くらいまでしか耐えられないらしいのだが、
この耐火セメントはものによっては1000度以上にも耐えるとのこと。
しかも、熱膨張率を調整した骨材が混合済みで売られており、袋を開けて、そのまま水で練って打設という、お手軽な商品。
常温で、一日で硬化するというのも便利。
しかし、25kg入りの一袋が約2000円と、結構お高い。
さらに、店舗ではほとんど販売していないようで、メーカー直販では送料が2000円以上かかりそうだ。
うーん、直火であぶられたセメント板って、どれくらいの温度になるのだろう?
普通のコンクリート板じゃあ、保たないかなぁ・・・・
露天五右衛門風呂の火室は、ごくごく普通のポルトランドセメントを使ったコンクリートで、そこで1時間くらいは平気で薪を燃やしているが、コンクリートの劣化等は見られず(目でみた感じだけだけど)今のところは特段の問題は発生していない。
もう少し考えてみるか・・・。
全体のできあがりイメージはこんな感じ。

土台は軽量ブロックを想定。
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窯の素材である粘土は、どうやら問題なさそうなので、
いよいよ、実際の施工に向けて具体的な設計を進めることにする。
ネットで色々と情報を漁って、考えた結果、昨年考えていた基本的な構造を大きく変更することにした。
↓昨年までの案

これだと、右の主オーブンの床が鉄板ということになるが、鉄は熱容量が小さいのですぐに温度が下がってしまう。
特に、パンを焼くためには高温が持続するのことが必要みたいなので、不適ということになる。
仮にその部分を耐火レンガや粘土にしても、熱源から離れているために、直火ではなく排熱で間接的に暖めることになり、きちんと温度が上がるかどうか心許ない。
ということで、お湯を沸かす等の機能は省略し、もっとシンプルにオーブンとしての機能を追求してみることにした。
↓今の案

火室を主オーブンの下に持ってきて、直火でオーブンの床を暖め、さらに連続燃焼方式なので追い焚きも可能という構造である。
火室の火床は、ホームセンターに売っているコンクリート板。
耐火性を高めるために、コンクリート板の上に粘土をぬっても良い。
火室は、上に乗る粘土の主オーブンの重さを支える必要があるので、それなりの強度のある材料が必要。
耐火レンガで作るか。
コスト縮減のためには、普通の赤レンガで作り、火室側に粘土を塗るという手もある。
そして、一番の問題は、火室の天井部分を何にするか、だ。
火室の天井は、すなわち主オーブンの床でもある。
下から直火であぶられ、その熱をうまく上の主オーブンで放射してくれるものがよい。
調べたところ、耐火セメント(キャスタブルセメント?)というものがあるらしい。
→参考にさせていただいたサイト オミノイエ
普通のセメントはせいぜい500度くらいまでしか耐えられないらしいのだが、
この耐火セメントはものによっては1000度以上にも耐えるとのこと。
しかも、熱膨張率を調整した骨材が混合済みで売られており、袋を開けて、そのまま水で練って打設という、お手軽な商品。
常温で、一日で硬化するというのも便利。
しかし、25kg入りの一袋が約2000円と、結構お高い。
さらに、店舗ではほとんど販売していないようで、メーカー直販では送料が2000円以上かかりそうだ。
うーん、直火であぶられたセメント板って、どれくらいの温度になるのだろう?
普通のコンクリート板じゃあ、保たないかなぁ・・・・
露天五右衛門風呂の火室は、ごくごく普通のポルトランドセメントを使ったコンクリートで、そこで1時間くらいは平気で薪を燃やしているが、コンクリートの劣化等は見られず(目でみた感じだけだけど)今のところは特段の問題は発生していない。
もう少し考えてみるか・・・。
全体のできあがりイメージはこんな感じ。

土台は軽量ブロックを想定。
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第318回 窯用粘土に砂を混ぜる
前回に引き続き、今回も窯用粘土の試験編。
今度は、粘土の砂の比率を1対1に。

ちなみに、左が粘土で右が砂
これみ水を加え、練って、テストピースを作る。
下の写真は、先週作った、砂少なめ(砂の量が粘土の半分)素材でのテストピースと一緒に撮ったもの。
デカイのが今回の砂対粘土が1対1。
サイズが違うのは、特に意味はない。
たまたま、今回は粘土が多目だったのでテストピースのサイズも大きくなってしまっただけ。

形成直後はまだ水分が多いので、色が少し濃いめだが、乾燥すると明るい色になる。
小さい方はすでにほとんど乾いているので黄色~クリーム色になっている。
表面の粗さも違うようで・・・・
(※ 上の写真とは逆で、今度は左が今回作った砂の多いヤツ)

やはり、砂が多い方(粘土と同じ量)が、表面が粗い感じがする。
ちなみに、このピースの形成直後の重さは265g。

それが約一週間、乾燥させると231グラムに。

元の重さからすると約75%といったところです。
もう少し乾燥させて、焼結試験をすることにします。
さてさてその前に
アースオーブンの具体的構造を検討しているのだが、このままいくと、もしかすると粘土が足りなくなるかもしれないことに気が付いた。
今使っている粘土は、車で数時間走った先の結構な山奥から取ってきたので、また取りに行くのは面倒。
ということで、近場で粘土を探し、なんとか田んぼの底で眠ってた粘土を見つけだしました。
で、粘土としての性質などを確認するため、取り急ぎ焼結試験をやることにしよう。

砂なし、砂半分、砂同量 の3種類。
粘土そのものがまだ乾いていないので、強制的に砂を混ぜて練り練り・・・。


これがうまく乾燥してくれれば、元の粘土のピースと合わせて焼結試験だ。
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前回に引き続き、今回も窯用粘土の試験編。
今度は、粘土の砂の比率を1対1に。

ちなみに、左が粘土で右が砂
これみ水を加え、練って、テストピースを作る。
下の写真は、先週作った、砂少なめ(砂の量が粘土の半分)素材でのテストピースと一緒に撮ったもの。
デカイのが今回の砂対粘土が1対1。
サイズが違うのは、特に意味はない。
たまたま、今回は粘土が多目だったのでテストピースのサイズも大きくなってしまっただけ。

形成直後はまだ水分が多いので、色が少し濃いめだが、乾燥すると明るい色になる。
小さい方はすでにほとんど乾いているので黄色~クリーム色になっている。
表面の粗さも違うようで・・・・
(※ 上の写真とは逆で、今度は左が今回作った砂の多いヤツ)

やはり、砂が多い方(粘土と同じ量)が、表面が粗い感じがする。
ちなみに、このピースの形成直後の重さは265g。

それが約一週間、乾燥させると231グラムに。

元の重さからすると約75%といったところです。
もう少し乾燥させて、焼結試験をすることにします。
さてさてその前に
アースオーブンの具体的構造を検討しているのだが、このままいくと、もしかすると粘土が足りなくなるかもしれないことに気が付いた。
今使っている粘土は、車で数時間走った先の結構な山奥から取ってきたので、また取りに行くのは面倒。
ということで、近場で粘土を探し、なんとか田んぼの底で眠ってた粘土を見つけだしました。
で、粘土としての性質などを確認するため、取り急ぎ焼結試験をやることにしよう。

砂なし、砂半分、砂同量 の3種類。
粘土そのものがまだ乾いていないので、強制的に砂を混ぜて練り練り・・・。


これがうまく乾燥してくれれば、元の粘土のピースと合わせて焼結試験だ。
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