
第291回 いよいよ露天風呂の改造!
今回の改造ポイントはズバリ「保温性」
冬の間、せっかく焚いた露天風呂のお湯が、あっというまに冷めてしまうことを何度も体験。
これは、熱伝導率の高い鋳物の浴槽の大部分が剥き出しになっていて、寒風にさらされていることが大きな原因ではないだろうかと推測。
そこで、雪が融けたら、浴槽の上の部分までコンクリで覆おう!と計画していたのだ。
↓改造着手前の露天風呂

作業工程としては、 まずは、一番の弱点だった焚き口付近を攻めることにする。
最初にやるのは、掃除!!
これまでの使用でついた煤をしっかりとぬぐう。

雑巾も水も真っ黒黒。
掃除が終わって、やっとコンクリ打設・・・の前に
焚き口部分は、コンクリートを打つにしても、そのままでは支えとなる部分が無い。
打ち込まれたコンクリートが硬化するまで支えるために、端材で簡単に支保工を組み立てる。
そして、型枠は段ボール。
表面をビニールで覆えば、充分に実用性があることは、昨年の第一次工事で確認済み。
なによりも、複雑な3次元曲面の焚き口部分に合う型枠を木材で作成するのは不可能だ。

これだけでは、コンクリを打つ込んだら型枠が変形してしまうので、支保工と型枠の間に段ボールを丸めた間詰め材を詰め込むことにする。
そして、補強のために鉄筋を2本、この部分のカーブに合わせて強引に曲げて、セット。

昨年の第一次工事で余っていたセメントと砂を準備。
作業効率を上げるために、今年は新たに「フネ」を購入した。
「フネ」というのは、砂とセメントを混ぜて、コンクリを練るための大型の箱?のようなもの。
下の写真の、緑色の四角いプラスチックの箱が「フネ」
これに砂3:セメント1 の割合で投入し、少しづつ水を入れてせっせと混ぜる。
砂利等の骨材が入らないので、正確にはコンクリートではなく、モルタルか?

コンクリートが固まるときの収縮と割れを防ぐために、水は少なめに・・・・・。
↓こんな感じ

新たなコンクリートと接する部分の旧コンクリには、事前に充分水を掛けて湿らせておく。
水分を控えて、かなり固めに練ってあるので、外側の型枠が無くても垂れてくるようなことはない。
手で形を整えながら打設してゆくことができる。


あまり重量をかけると、段ボール型枠が保たない恐れがあるので、適当なところで打設を切り上げ。
↓ 濡れ雑巾を掛けて養生。

ちなみに養生とは、セメントがきちんと硬化するような条件を整えること。
気温の低い時期は暖めるとか、乾燥しないように水を撒くとか。
日干しレンガなどは乾燥することによって固まるが、セメントは水と化学反応して硬化するので、硬化のための化学反応途中で水分が不足すると、きちんと固まらないのだ。
よって、適宜、水を撒くとか、湿気を保つために雑巾で覆うとかの対策が重要なのだ。
さらに、気温が低い時にコンクリを打たないのは、水分が凍って、セメントときちんと反応できなくなって、コンクリートがきちんと硬化しなくなるからなのだ(・・・・・だそうだ)。
コンクリート打設から一週間で型枠および支保工撤去。

だいたいイイ感じに仕上がっている。
引き続き、この上にさらにコンクリートを打設して、黒い部分=鋳鉄製の浴槽の、あと半分くらいをコンクリートで覆いたい。
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今回の改造ポイントはズバリ「保温性」
冬の間、せっかく焚いた露天風呂のお湯が、あっというまに冷めてしまうことを何度も体験。
これは、熱伝導率の高い鋳物の浴槽の大部分が剥き出しになっていて、寒風にさらされていることが大きな原因ではないだろうかと推測。
そこで、雪が融けたら、浴槽の上の部分までコンクリで覆おう!と計画していたのだ。
↓改造着手前の露天風呂

作業工程としては、 まずは、一番の弱点だった焚き口付近を攻めることにする。
最初にやるのは、掃除!!
これまでの使用でついた煤をしっかりとぬぐう。

雑巾も水も真っ黒黒。
掃除が終わって、やっとコンクリ打設・・・の前に
焚き口部分は、コンクリートを打つにしても、そのままでは支えとなる部分が無い。
打ち込まれたコンクリートが硬化するまで支えるために、端材で簡単に支保工を組み立てる。
そして、型枠は段ボール。
表面をビニールで覆えば、充分に実用性があることは、昨年の第一次工事で確認済み。
なによりも、複雑な3次元曲面の焚き口部分に合う型枠を木材で作成するのは不可能だ。

これだけでは、コンクリを打つ込んだら型枠が変形してしまうので、支保工と型枠の間に段ボールを丸めた間詰め材を詰め込むことにする。
そして、補強のために鉄筋を2本、この部分のカーブに合わせて強引に曲げて、セット。

昨年の第一次工事で余っていたセメントと砂を準備。
作業効率を上げるために、今年は新たに「フネ」を購入した。
「フネ」というのは、砂とセメントを混ぜて、コンクリを練るための大型の箱?のようなもの。
下の写真の、緑色の四角いプラスチックの箱が「フネ」
これに砂3:セメント1 の割合で投入し、少しづつ水を入れてせっせと混ぜる。
砂利等の骨材が入らないので、正確にはコンクリートではなく、モルタルか?

コンクリートが固まるときの収縮と割れを防ぐために、水は少なめに・・・・・。
↓こんな感じ

新たなコンクリートと接する部分の旧コンクリには、事前に充分水を掛けて湿らせておく。
水分を控えて、かなり固めに練ってあるので、外側の型枠が無くても垂れてくるようなことはない。
手で形を整えながら打設してゆくことができる。


あまり重量をかけると、段ボール型枠が保たない恐れがあるので、適当なところで打設を切り上げ。
↓ 濡れ雑巾を掛けて養生。

ちなみに養生とは、セメントがきちんと硬化するような条件を整えること。
気温の低い時期は暖めるとか、乾燥しないように水を撒くとか。
日干しレンガなどは乾燥することによって固まるが、セメントは水と化学反応して硬化するので、硬化のための化学反応途中で水分が不足すると、きちんと固まらないのだ。
よって、適宜、水を撒くとか、湿気を保つために雑巾で覆うとかの対策が重要なのだ。
さらに、気温が低い時にコンクリを打たないのは、水分が凍って、セメントときちんと反応できなくなって、コンクリートがきちんと硬化しなくなるからなのだ(・・・・・だそうだ)。
コンクリート打設から一週間で型枠および支保工撤去。

だいたいイイ感じに仕上がっている。
引き続き、この上にさらにコンクリートを打設して、黒い部分=鋳鉄製の浴槽の、あと半分くらいをコンクリートで覆いたい。
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